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銀行・信用金庫・信用組合で、預金・融資・為替を処理する勘定系システムの更改を考える、システム企画・事務企画・経営企画の担当の方へ

勘定系システム(銀行向け)のメーカー4社比較【2026年】

勘定系システムは、銀行や信用金庫の預金・融資・為替の取引を記帳し、
口座の残高を管理する基幹のシステムです。

ABOUT

勘定系システムとは

比較表を見る ↓

勘定系システムとは、銀行や信用金庫の預金・融資・為替の取引を記帳し、
口座の残高を管理する基幹のシステムです。
コアバンキングシステムとも呼びます。
営業店・ATM・インターネットバンキングの取引は、
最後にこのシステムで記帳されます。

製品の特長

  • 預金・融資・為替をまとめて記帳する(口座の残高を管理する銀行の中心)
  • 営業店やATMなどのチャネルとつなぐ(ハブやゲートウェイの機能を持つ製品が多い)
  • 動かす場所を選べる(メインフレーム・オープン基盤・パブリッククラウド)

使うメリット

  • オープン化でメインフレームから離れられる(OpenStage・BankVisionはオープン基盤)
  • 共同利用で費用を分けられる(地銀共同センター・OptBAE)
  • APIで外部のサービスとつなげる(Resonatex・内部外部のAPIなど)

選ぶときに注意すること

  1. 単独利用か共同利用かで、作り込みの自由度と費用の持ち方が大きく変わる
  2. 載せた製品はどれも価格を公式に出していない。更改は個別の見積もりになる
  3. 稼働までの期間は年単位。伊予銀行のOpenStageは2028年の稼働予定
  4. クラウドで動かすときは、障害時の切り替えの仕組みを先に確かめる
  5. 採用先は公式の発表に出ている金融機関だけ。発表していない採用先もある

※対象業態・提供形態・稼働基盤・採用先は各メーカーの公式の製品ページ・ニュースリリース・導入事例による。

LIST

勘定系システムの比較表

勘定系システム(銀行向け)5製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

オープン勘定系パッケージ(単独利用)

2製品
株式会社日立製作所OpenStageメインフレームからLinuxへ移す銀行口コミを書く要見積

静岡銀行と日立が共同開発した勘定系を、日立がパッケージにした製品です。預金・為替・融資を受け持つ記帳決済システムと、営業店やインターネットバンキングをつなぐバンキングハブシステムに分かれています。伊予銀行が次期基幹系として採用を決めています。

提供の形
オープン勘定系パッケージ(単独利用)
対象業態
地域の金融機関
提供形態
オープン勘定系パッケージ
稼働基盤
Linux(オープン基盤)
公開の採用先
静岡銀行で稼働、伊予銀行が採用決定
連携機能
営業店システム・インターネットバンキングとつなぐゲートウェイ機能
稼働開始
2021年1月(静岡銀行)
構成・特長
バンキングハブシステム、記帳決済システム、バッチシステム
公式ページへ詳細・仕様
BIPROGY株式会社BankVisionAzureで勘定系を動かしたい銀行口コミを書く要見積

Microsoft Azureの上でフルバンキングを動かせるオープン勘定系です。2022年に国内コアバンキングシステム初のクラウド勘定系として稼働しました。鹿児島銀行のように、オンプレミスとAzureを組み合わせたハイブリッド構成も選べます。

提供の形
オープン勘定系パッケージ(単独利用)
対象業態
店舗型、サービス限定型の銀行
提供形態
オープン勘定系システム、クラウド版はBankVision on Azure
稼働基盤
Microsoft Azure、オープンミドルウェアMIDMOST
公開の採用先
農林中央金庫、鹿児島銀行など
連携機能
オープンAPI公開基盤Resonatex、API連携サービスCX Linkage
稼働開始
2007年5月
構成・特長
テーブルウェア化で新商品・新サービスを設定
公式ページへ詳細・仕様

共同利用型(共同センター・共同サービス)

2製品
株式会社NTTデータ地銀共同センター(BeSTA)地銀の勘定系を共同センターで持つ口コミを書く要見積

NTTデータの勘定系アプリBeSTAを、地方銀行・第二地方銀行が共同で使うセンターです。2004年1月にサービスを始め、参加行13行とともに2028年1月に統合バンキングクラウドを適用します。合併した銀行のシステム統合も、このセンターの中で行っています。

提供の形
共同利用型(共同センター・共同サービス)
対象業態
地方銀行・第二地方銀行
提供形態
共同センター(NTTデータが構築・運営)
稼働基盤
2028年1月に統合バンキングクラウドを適用予定
公開の採用先
参加行13行(2024年の発表時点)
連携機能
Open Service Architectureに基づくアプリ・API活用
稼働開始
2004年1月
構成・特長
勘定系アプリBeSTA(ベンダーを特定しない標準アプリ)
公式ページへ詳細・仕様
BIPROGY株式会社OptBAE勘定系の費用を他行と分けたい信用金庫口コミを書く要見積

運用・基盤を複数の金融機関で共同利用し、アプリだけを選ぶ勘定系サービスです。アプリは自由度の高い単独利用SBI21と、費用を抑えるAP共通利用から選べます。クラウド版のOptBAE2.0は朝日信用金庫で提供が始まっています。

提供の形
共同利用型(共同センター・共同サービス)
対象業態
地域金融機関(信用金庫など)
提供形態
共同利用型、アプリは単独利用SBI21かAP共通利用を選ぶ
稼働基盤
クラウド(OptBAE2.0は2026年5月提供開始)
公開の採用先
川崎信用金庫、朝日信用金庫など
連携機能
勘定系・サブシステム・外部データを一元管理
構成・特長
サービスメニュー方式で必要な機能を選ぶ
記載なし
稼働開始
公式ページへ詳細・仕様

クラウドネイティブ型

1製品
富士通株式会社Fujitsu Core Banking xBankクラウドだけで勘定系を持つ銀行口コミを書く要見積

AWSの上に、はじめからクラウド前提で作った勘定系です。業務機能ごとに独立したサービスなので、外貨預金だけといった使い方もできます。ソニー銀行では業務アプリの資産規模を約60%削減しました。

提供の形
クラウドネイティブ型
対象業態
銀行
提供形態
業務機能ごとのサービスを選んで組み合わせる
稼働基盤
AWS(クラウドネイティブ)
公開の採用先
ソニー銀行(2025年5月6日稼働)
連携機能
内部・外部のAPI、マイクロサービス
稼働開始
2025年5月(ソニー銀行)
構成・特長
ソニー銀行で業務アプリの資産規模を約60%削減
公式ページへ詳細・仕様

オープン勘定系パッケージ(単独利用)2製品

株式会社日立製作所

OpenStage

メインフレームからLinuxへ移す銀行

静岡銀行と日立が共同開発した勘定系を、日立がパッケージにした製品です。預金・為替・融資を受け持つ記帳決済システムと、営業店やインターネットバンキングをつなぐバンキングハブシステムに分かれています。伊予銀行が次期基幹系として採用を決めています。

コスト要見積

提供の形
オープン勘定系パッケージ(単独利用)
対象業態
地域の金融機関
提供形態
オープン勘定系パッケージ
稼働基盤
Linux(オープン基盤)
公開の採用先
静岡銀行で稼働、伊予銀行が採用決定
連携機能
営業店システム・インターネットバンキングとつなぐゲートウェイ機能
稼働開始
2021年1月(静岡銀行)
構成・特長
バンキングハブシステム、記帳決済システム、バッチシステム
公式ページへ
BIPROGY株式会社

BankVision

Azureで勘定系を動かしたい銀行

Microsoft Azureの上でフルバンキングを動かせるオープン勘定系です。2022年に国内コアバンキングシステム初のクラウド勘定系として稼働しました。鹿児島銀行のように、オンプレミスとAzureを組み合わせたハイブリッド構成も選べます。

コスト要見積

提供の形
オープン勘定系パッケージ(単独利用)
対象業態
店舗型、サービス限定型の銀行
提供形態
オープン勘定系システム、クラウド版はBankVision on Azure
稼働基盤
Microsoft Azure、オープンミドルウェアMIDMOST
公開の採用先
農林中央金庫、鹿児島銀行など
連携機能
オープンAPI公開基盤Resonatex、API連携サービスCX Linkage
稼働開始
2007年5月
構成・特長
テーブルウェア化で新商品・新サービスを設定
公式ページへ

共同利用型(共同センター・共同サービス)2製品

株式会社NTTデータ

地銀共同センター(BeSTA)

地銀の勘定系を共同センターで持つ

NTTデータの勘定系アプリBeSTAを、地方銀行・第二地方銀行が共同で使うセンターです。2004年1月にサービスを始め、参加行13行とともに2028年1月に統合バンキングクラウドを適用します。合併した銀行のシステム統合も、このセンターの中で行っています。

コスト要見積

提供の形
共同利用型(共同センター・共同サービス)
対象業態
地方銀行・第二地方銀行
提供形態
共同センター(NTTデータが構築・運営)
稼働基盤
2028年1月に統合バンキングクラウドを適用予定
公開の採用先
参加行13行(2024年の発表時点)
連携機能
Open Service Architectureに基づくアプリ・API活用
稼働開始
2004年1月
構成・特長
勘定系アプリBeSTA(ベンダーを特定しない標準アプリ)
公式ページへ
BIPROGY株式会社

OptBAE

勘定系の費用を他行と分けたい信用金庫

運用・基盤を複数の金融機関で共同利用し、アプリだけを選ぶ勘定系サービスです。アプリは自由度の高い単独利用SBI21と、費用を抑えるAP共通利用から選べます。クラウド版のOptBAE2.0は朝日信用金庫で提供が始まっています。

コスト要見積

提供の形
共同利用型(共同センター・共同サービス)
対象業態
地域金融機関(信用金庫など)
提供形態
共同利用型、アプリは単独利用SBI21かAP共通利用を選ぶ
稼働基盤
クラウド(OptBAE2.0は2026年5月提供開始)
公開の採用先
川崎信用金庫、朝日信用金庫など
連携機能
勘定系・サブシステム・外部データを一元管理
構成・特長
サービスメニュー方式で必要な機能を選ぶ
記載なし
稼働開始
公式ページへ

クラウドネイティブ型1製品

富士通株式会社

Fujitsu Core Banking xBank

クラウドだけで勘定系を持つ銀行

AWSの上に、はじめからクラウド前提で作った勘定系です。業務機能ごとに独立したサービスなので、外貨預金だけといった使い方もできます。ソニー銀行では業務アプリの資産規模を約60%削減しました。

コスト要見積

提供の形
クラウドネイティブ型
対象業態
銀行
提供形態
業務機能ごとのサービスを選んで組み合わせる
稼働基盤
AWS(クラウドネイティブ)
公開の採用先
ソニー銀行(2025年5月6日稼働)
連携機能
内部・外部のAPI、マイクロサービス
稼働開始
2025年5月(ソニー銀行)
構成・特長
ソニー銀行で業務アプリの資産規模を約60%削減
公式ページへ
Q&A

勘定系システム選びで、よくある疑問

購買担当の疑問勘定系システムの価格・費用はいくら?

載せた5製品は、どれも価格を公式に出していません。金融機関の規模・業務の範囲・単独利用か共同利用かで費用が大きく変わるため、個別の見積もりになります。OptBAEのように運用・基盤を共同で使い、費用を複数の金融機関で分ける形もあります。

設備担当の疑問勘定系システムとは?情報系との違いは?

勘定系は、預金・融資・為替の取引を記帳して口座の残高を管理する、銀行の中心のシステムです。営業店システムやインターネットバンキングは、取引の入口としてこの勘定系につながります。OpenStageは、チャネルとの接続を受け持つバンキングハブシステムと、記帳を受け持つ記帳決済システムに分けています。

設備担当の疑問オープン勘定系とメインフレームの違いは?

オープン勘定系は、LinuxやWindowsなどのオープン基盤で動く勘定系です。1980年代から多くの銀行がメインフレームの第三次オンラインシステムで動いていて、OpenStageはこれをLinuxで置き換えます。BankVisionは2007年5月から稼働しているオープン勘定系です。

経営者の疑問単独利用と共同利用型の違いは?

単独利用は、自行だけのシステムとして入れるので作り込みの自由度が高い代わりに、費用は自行で持ちます。共同利用型は、地銀共同センターやOptBAEのように複数の金融機関で同じ仕組みを使い、費用を分けます。OptBAEでは、アプリだけ単独利用SBI21にする選び方もあります。

工場長の疑問勘定系はクラウドで動かせる?

動かせます。BankVision on Azureは2022年に国内コアバンキングシステム初のクラウド勘定系として稼働しました。Fujitsu Core Banking xBankはAWSの上で動くクラウドネイティブな勘定系です。地銀共同センターは2028年1月に統合バンキングクラウドを適用します。

経営者の疑問地方銀行向けの勘定系は?

地銀共同センターは、BeSTAを使った地方銀行・第二地方銀行向けの共同センターで、参加行13行とともに2028年1月に統合バンキングクラウドを適用します。単独で入れるなら、静岡銀行で稼働し伊予銀行が採用を決めたOpenStageや、鹿児島銀行などが使うBankVisionがあります。

総務の疑問信用金庫向けの勘定系は?

載せた中では、BIPROGYのOptBAEが信用金庫など地域金融機関向けの共同利用型の勘定系サービスです。川崎信用金庫が採用を決め、クラウド版のOptBAE2.0は朝日信用金庫で提供が始まっています。

工場長の疑問勘定系の更改にかかる期間は?

年単位です。伊予銀行は2023年にOpenStageの採用を決め、稼働は2028年の予定です。地銀共同センターは2024年に統合バンキングクラウドの開発に着手し、2028年1月に適用します。

設備担当の疑問外部のサービスとAPIでつなげる?

つなげます。BankVisionはオープンAPI公開基盤Resonatexとの連携で、多彩なサービスにつなぎます。Fujitsu Core Banking xBankは内部・外部のAPIを掛け合わせて金融サービスを作る考え方です。OpenStageは営業店システムやインターネットバンキングとつなぐゲートウェイ機能を持っています。

施設管理の疑問勘定系の障害やBCPへの備えは?

BankVisionは、BankVision2.0で東西リージョン間の環境自動切替など、BCPの備えを順次出しています。共同利用型は、センター側の運用と切り替えの仕組みを契約の前に確かめます。どの製品も、切り替えの時間と手順を見積もりの段階で聞いておきます。

TYPES

勘定系システムの提供の形の違い

オープン勘定系パッケージ(単独利用)

メインフレームではなく、LinuxやWindowsなどのオープン基盤で動く勘定系を、1行ごとに入れる型です。自行の商品や業務に合わせて作り込みやすく、オンプレミスとクラウドを組み合わせる使い方もできます。費用は自行で持つ分が大きくなります。

向いている使い方

  • メインフレームの勘定系を置き換えたい
  • 自行の商品やチャネルに合わせて作り込みたい
  • オンプレミスとクラウドを組み合わせたい

根拠:「OpenStage」は、高信頼が求められる勘定系システムにLinuxを採用しオープン化したパッケージです。(出典2)

この提供の形の2製品を表で見る

共同利用型(共同センター・共同サービス)

複数の金融機関が、同じセンターや同じ勘定系アプリを共同で使う型です。運用や基盤の費用を参加する金融機関で分けられます。仕組みが共通なので、自行だけの作り込みは限られます。

向いている使い方

  • 勘定系の費用を他行と分けたい
  • 運用まで1社に任せたい
  • 標準の商品・事務に合わせられる

根拠:共同利用型のサービスを提供することで投資を複数の金融機関にて按分できます。(出典5)

この提供の形の2製品を表で見る

クラウドネイティブ型

はじめからパブリッククラウドの上で動かす前提で作った勘定系です。業務機能ごとに独立したサービスに分かれ、必要な機能だけを選んで組み合わせられます。新しい商品やサービスを足しやすいのが強みです。

向いている使い方

  • ネット銀行・デジタルバンクを作る
  • 必要な業務機能だけ使いたい
  • 外部のサービスとAPIでつなぎたい

根拠:Fujitsu Core Banking xBankでは、業務機能単位ごとにサービスとして独立しており、必要な機能を選択したり、各機能を組み合わせて使用することができます。(出典10)

この提供の形の1製品を表で見る
MAKERS

勘定系システムの主なメーカー4社

株式会社NTTデータ

NTTデータの勘定系アプリBeSTAを、地方銀行・第二地方銀行が共同で使うセンターです。

東京都

株式会社日立製作所

静岡銀行と日立が共同開発した勘定系を、日立がパッケージにした製品です。

東京都

BIPROGY株式会社

Microsoft Azureの上でフルバンキングを動かせるオープン勘定系です。

東京都

富士通株式会社

AWSの上に、はじめからクラウド前提で作った勘定系です。

神奈川県

出典
  1. 日立 オープン勘定系パッケージ OpenStage
  2. 日立 金融機関向け勘定系システム事業を強化(2022年4月)
  3. 日立 OpenStageが伊予銀行で採用決定(2023年10月)
  4. BIPROGY オープン勘定系システム BankVision
  5. BIPROGY 共同利用型勘定系サービス OptBAE
  6. NTTデータ 統合バンキングクラウドの開発着手(2024年2月)
  7. NTTデータ 地銀共同センターで青森みちのく銀行・あいち銀行向けサービス開始
  8. 富士通 業務のデジタル化(Fujitsu Core Banking xBank)
  9. 富士通 ソニー銀行 導入事例
  10. 富士通 金融サービスの未来を切り拓く(2025年6月)
掲載基準

銀行・信用金庫・信用組合の預金・融資・為替を処理する勘定系システム(オープン勘定系パッケージ・共同利用型センターやサービス・クラウドネイティブの勘定系)で、日本の会社が自社で開発して提供し、公式サイトで今案内しているもの。一般企業の基幹業務をまとめるERP(erp)と、企業の仕訳・決算に使う会計ソフト(zaimu-kaikei-system)は別のページです。インターネットバンキング・営業店端末・API連携基盤だけの製品、勘定系の内部APIとつなぐだけのサービス(NEC APIサービス for しんきん⁠)⁠は載せていません。BANKSTAR(BIPROGYが開発しNRIと共同で提供)は、公式ページの稼働実績が2013年3月末時点のままのため載せていません。

勘定系システム(銀行向け)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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