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GUIDE / GPS-TRACKER

GPSトラッカーとは?業務用の種類・電池寿命・防水・価格の選び方

車両・運搬資産・建機を管理するGPSトラッカーの仕組みと、車載給電・充電池・乾電池・Sigfoxの違いを解説。電池寿命の条件、防水・防塵、端末代と月額料金、クラウドの準備をメーカー公式資料で確認します。

2026年10月28日更新

この記事の答え

GPSトラッカーは、衛星から求めた位置情報を通信で送り、離れた場所から車両や荷物の現在地を確認する端末です。毎日走る車は車載給電、電源のない資産は電池式から選びます。通信が届くか、充電・電池交換を続けられるか、端末代に回線と管理画面が含まれるかを先に確かめます。

GPSトラッカーとは

GPSトラッカーは、GPSなどの衛星から位置を求め、携帯網などで情報を送る端末です。GPS発信機・位置情報端末とも呼びます。端末を回収してから履歴を読むロガーと違い、通信を使って離れた場所から現在地を確認します。

比較ページでは、業務車両・運搬資産・建機に使うメーカー製品を型番ごとに比べています。家庭用見守り専用サービス、海外ブランドの総代理店製品、撮影を主目的とするドライブレコーダーは含めていません。

仕組みの説明はIoTBankのGPSトラッカー解説とリアルタイムシステムズの解説⁠に基づきます。

車載給電・電池・Sigfoxの違い

  • 車載給電型は、車両から電源を取ります。エコモットのSVL-200はシガーソケット給電で、ネクスのGX700NCはOBDⅡコネクタに接続します。端末を充電のために回収する手間を減らせます。
  • 電池型は、車両から配線せずに使います。IoTBankのB-MS-20-WH-Lは乾電池、B-MS-20-WH-Gは充電池です。荷物と一緒に動かすときは、回収や電池交換の予定を決めます。
  • Sigfox通信型は、衛星から求めた位置をSigfoxで送ります。テレパワーのTPWEVA-GNSS-SGWSはケース入りの位置測位スターターキットで、パレットや工場機材の位置管理を試せます。使う場所の通信環境を先に確認します。

GPSは位置を求める仕組みで、LTE・LTE-M・Sigfoxは情報を送る通信です。衛星から位置を求められても、その場で通信できなければ管理画面に即時には届きません。

出典:SVL-200、GX700NC、位置測位スターターキット⁠。

電池寿命は、送信間隔と一緒に比べる

  • IoTBankのB-MS-20-WH-Lは、単一アルカリ乾電池3本で動きます。メーカーのカタログにある稼働時間は、1.5分モードで8か月〜1年です。
  • IoTBankのB-MS-20-WH-Gは、内蔵電池1100mAhの充電式です。同じ1.5分モードで2〜4週間と案内されています。
  • Acty-G3とActy-G12は、標準1800mAhと別売5200mAhの電池を選べます。容量の大きさだけで何日動くかは決められず、測位間隔・アプリ・通信設定も確認します。

メーカーごとの稼働時間は同じ試験条件ではありません。取得した位置をどの頻度で送りたいかを決め、その設定で現場の運用に足りるか試します。

IoTBankの値はメーカー配布のDevice Catalog V4⁠、Actyの電池構成はActy-⁠G3とActy-G12⁠によります。

防水・防塵と取り付け場所

  • IoTBankのB-MS-20-WH-LはIP67で、マグネット固定には補強が必要です。長く置く資産でも、振動や落下を受ける場所を避けて取り付けます。
  • IoTBankのB-MS-20-WH-GはIP55です。乾電池型と同じ保護等級ではありません。
  • Acty-G3とActy-G12はIPX5です。防塵の性能まで確認した表記ではないため、ほこりの多い現場では別に確認します。
  • テレパワーのTPWEVA-GNSS-SGWSは防水非対応ケースです。雨に直接当たる場所へ、そのまま付けて使うキットではありません。

建物や金属の陰では衛星の電波を受けにくくなります。B-MS-20-WH-GとActyはWi-Fi・基地局測位にも対応しますが、倉庫内での表示位置は実際に置いて確かめます。根拠は上記カタログと各製品の公式仕様です。

端末代・通信費・開発費を分ける

IoTBankのDevice Catalog V4にある税抜参考価格は、B-MS-20-WH-Gが7,800円、B-MS-20-WH-Lが14,000円です。GeoPita利用料を含む通信費は、それぞれ月額980円・480円で、乾電池型の電池は別売です。供給される型番と現在の料金を見積もりで確認します。

  • SVL-200は端末単体では売っていません。メーカーのクラウドにつながるIoT機器として提供されます。
  • Acty-G12は端末のみです。位置やセンサー情報を送るアプリ、サーバー・クラウドは利用者が用意します。端末購入費とは別に、回線とシステム開発の費用を確かめます。
  • GX700NCで車両データも集めるなら、車種と取得項目を確認します。OBDⅡに接続できることと、必要なデータが取れることは分けて判断します。

位置だけを追うか、運転データやセンサー情報も集めるかで必要な構成が変わります。映像も記録するならドライブレコーダーの比較⁠と役割を分けて検討します。

出典:SVL-200の提供条件、Acty-G12の準備事項、GX700NCの取得データ⁠。資料の確認日は2026年10月28日です。

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