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GUIDE / DENKAI-KENMAKI

電解研磨機とは?手持ち型・量産の装置・試料作製用の種類と、出力電流・電源・価格の選び方

ステンレスの溶接焼けや部品の表面を電解で磨く電解研磨機の3つの種類、焼け取り機との違い、出力電流と電源の見方、公式に出ている価格をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

電解研磨機は、金属の表面を電解液の中で電気で溶かして、平らにし光沢を出す機械です。電解研磨装置とも呼びます。使い方で、手持ち型・量産と自動の装置・試料作製用の3つに分かれます。現場の溶接焼けなら手持ち型、同じ形の部品を数多く処理するなら量産の装置を選びます。

電解研磨機とは

電解研磨機は、電解液の中で金属に電気を流し、表面の小さな突起を先に溶かして平らにする機械です。砥粒を使わないので、異物が表面に付きません。

比較ページには、日本の会社が自社のブランドで売る製品と、日本法人が自社グループの製品として売る製品を載せています。電解研磨液、機械で磨く研磨機、電解研磨の受託加工は載せていません。

3つの種類

  • 手持ち型:電極を手で持ち、電解液をつけて拭きます。例は三洋ケミックのEPマイスター30、タセトのエレファイナーE604、マイト工業のMS-3300です
  • 量産・自動の装置:電解液の中で部品を処理します。例は中央製作所のECP-130-NO1、NSCのバレル電解研磨装置です
  • 試料作製用:金属組織の試料や探針を作ります。例はストルアスのLectroPol-7、ユニソクのUTE-1001です

選ぶときに見る3つ

選ぶときは「処理する品」「作業の人数」「使える電源」の3つを先に決めます。

  • 処理する品:溶接の焼けや大きな品なら手持ち型、形が一定の部品なら量産の装置です
  • 作業の人数:2人で同時に作業するなら、マイト工業のMS-4200やケミカル山本のスーパーシャイナーAXiを選びます
  • 使える電源:タセトのエレファイナーE604は単相85V〜240Vで動きます。MS-4200は単相100Vで20Aを使います

出力と重さ

  • マイト工業のMS-4200は、定格の出力電流が90Aです
  • イチネンケミカルズのTK-510は、AC最大60A、本体は10kgです
  • タセトのエレファイナーE604は、最大30A、本体は4.6kgです
  • 中央製作所のECP-130-NO1は、電流が300A、ピーク電流が6,000Aです

価格

公式に値段を出している製品は多くありません。マイト工業のMS-3300は標準価格900,000円(税別)、三洋ケミックのEPマイスター30は本体価格10万円以下です。ほかの製品は各社に見積もりを頼みます。

使うときの注意

  • 電解液に合う機種を選びます。液の種類で仕上がりが変わります
  • 酸性の電解液は、保護具をつけて扱います
  • 作業のあとは、電解液を洗い流して中和します
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