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ステンレスなどの金属部品を電解研磨したり、溶接の焼けを取ったりする電解液を選ぶ、製造・設備・品質・購買の担当の方へ

電解研磨液のメーカー6社比較【2026年】

電解研磨液は、ステンレスなどの金属を電気で溶かして、
表面を平らにし光沢を出すための液です。

ABOUT

電解研磨液とは

比較表を見る ↓

電解研磨液とは、金属を陽極にして電気を流し、表面の細かい凸凹を溶かして平らにする電解研磨に使う液です。
電解液・焼け取り液とも呼びます。
部品を槽に浸ける研磨用の液と、
溶接の焼けを焼け取り機で取る酸性・中性の液があります。

製品の特長

  • 槽に浸けて全体を磨く液と焼け取り機で部分を磨く液がある
  • 液性で選べる(強酸性・酸性・弱酸性・中性)
  • 細かい凸凹を平らにして光沢を出す(0.01〜0.1μmの凸凹を平滑化)

使うメリット

  • 磨くと同時に不動態皮膜ができる(耐食性が上がる)
  • 表面に傷をつけずに磨ける(金属を溶かして平らにする)
  • 溶接の焼けを手早く取れる(中性の液は手に付いても支障が少ない)

選ぶときに注意すること

  1. 強酸性の液には劇物にあたるものがある。保護眼鏡・保護手袋をつける
  2. 廃液は産業廃棄物として許可を受けた処理業者に出す
  3. 焼け取り機の電流(交流・直流)に合った液を使う
  4. 焼け取り後は水洗いや中和をして液を残さない
  5. 白モヤ・テカリが出る材もあるので、目立たない所で先に試す

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・カタログによる。電解研磨の仕組みは三洋ケミックの解説、電流の方式はタセトの解説による。

LIST

電解研磨液の比較表

電解研磨液8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

槽に浸ける電解研磨液

1製品
佐々木化学薬品株式会社電解研磨液 エスクリーンEP部品を槽に浸けて鏡面・平滑に仕上げる口コミを書く要見積

部品を処理槽に浸けて全体を電解研磨する液で、焼け取り機用の液とは使い方が違います。原液のまま50〜60℃、10〜20A/dm²で陽極電解し、面粗度Ra0.13μmが0.06μmになった実測があります。硫酸を含む強酸性で医薬用外劇物にあたり、廃液は特別管理産業廃棄物(廃酸)⁠と⁠し⁠て処理します。

種類
槽に浸ける電解研磨液
液性
強酸性(硫酸10〜15%含有)
用途
ステンレス鋼の電解研磨(光沢付与・平滑化)
使い方
処理槽に浸けて陽極電解
条件・電流
原液、50〜60℃、2〜10分、10〜20A/dm²
対象の金属
ステンレス鋼、インコネル・ハステロイも対応できる場合あり
法令・区分
医薬用外劇物、廃液は特別管理産業廃棄物(廃酸)
特長
面粗度Ra0.13μmが0.06μmに(実測値)
記載なし
容量
公式ページへ詳細・仕様

焼け取り用の酸性の電解液

3製品
サンエスエンジニアリング株式会社ステンレス用電解液 SUS電解液手持ちの電解式黒皮除去装置で使う口コミを書く要見積

各社の電解式黒皮除去装置で使える酸性の電解液です。界面活性剤の浸透で厚い黒皮も溶かし、ステンレスを傷めずに元の表面に戻します。容量は5L×4と20Lの2つです。

種類
焼け取り用の酸性の電解液
液性
酸性
用途
ステンレス溶接時の黒皮(ミルスケール)⁠除⁠⁠⁠⁠去
使い方
電解式黒皮除去装置だけで使う
容量
5L×4、20L
対象の金属
ステンレス(SUS)
特長
界面活性剤の浸透で厚い黒皮も溶かす
記載なし
条件・電流・法令・区分
公式ページへ詳細・仕様
株式会社三洋ケミック電解研磨液 サスライトSV鏡面の焼け取りで白モヤを出したくない口コミを書く要見積

鏡面でも白モヤやくもりがほとんど出ない酸性の電解液です。フッ酸0%・硝酸0%の普通物なので、食品関連のステンレスの焼け色取りにも使えます。スケーラーで使うほか、ドブ漬けの電解液にも使え、容量は4Lと20Lです。

種類
焼け取り用の酸性の電解液
液性
酸性
用途
ステンレス溶接の焼け跡・スケール落とし
使い方
電解研磨機(スケーラー)で使う、ドブ漬けも可
容量
4L、20L
対象の金属
ステンレス(SUS430も可)
法令・区分
普通物(フッ酸0%、硝酸0%)
特長
鏡面でも白モヤ・くもりがほとんど出ない
記載なし
条件・電流
公式ページへ詳細・仕様
株式会社タセト電解液 ステンケヤM-1焼け取りと鏡面化を一緒に進める口コミを書く要見積

ステンケヤの中で鏡面化まで受け持つ弱酸性の液です。交流と直流のどちらでも使え、焼け取りと研磨を同じ電解装置で進められます。処理後は安定した不動態皮膜ができ、表面の耐食性が上がります。

種類
焼け取り用の酸性の電解液
液性
弱酸性
用途
鏡面化・焼け取り
使い方
電解装置(エレファイナーなど)で使う
条件・電流
交流、直流
対象の金属
ステンレス鋼
特長
研磨後に安定した不動態皮膜を作る
記載なし
容量・法令・区分
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

焼け取り用の中性の電解液

4製品
株式会社イチネンケミカルズ中性電解液 ステンブライトEH-45C刷毛型電極で角や細部の焼けを取る口コミを書く要見積

刷毛型電極で内側の角や狭い所の焼けを取れる中性電解液です。焼け取り時の白ボケを大幅に抑え、自然な仕上がりになります。洗浄向上成分で液残りの滲み出しを減らし、容量は4Lと20Lです。

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性(スーパー中性電解液)
用途
焼け取り(白ボケを抑える)
使い方
刷毛型電極にも使える
容量
4L、20L
特長
洗浄向上成分で液残りの滲み出しを減らした
記載なし
条件・電流・対象の金属・法令・区分
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ケミカル山本中性塩電解液 ピカ素NEO#100焼け取りと不動態化を一度に済ませる口コミを書く要見積

焼け取りと同時にウルトラ不動態皮膜(特許)を作る中性塩電解液です。2B材・No.1材の溶接焼けに合わせた配合で、自社の焼け取り電源器の特殊波形と組み合わせて使います。荷姿は1L・4L・18Lです。

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性塩電解液(一般用)
用途
2B材・No.1材の溶接焼け取り
使い方
自社の焼け取り電源器と組み合わせて使う
容量
1L、4L、18L
対象の金属
ステンレス
特長
焼け取りと同時にウルトラ不動態皮膜(特許)⁠を⁠作⁠⁠⁠⁠る
記載なし
条件・電流・法令・区分
公式ページへ詳細・仕様
株式会社三洋ケミック中性電解液 サスライトN2B材の色を変えずに焼けを取る口コミを書く要見積

2B材の色をほとんど変えずに焼けを取れる中性の電解液です。食品・半導体関連の溶接焼け取りに向け、液ダレによる変色の心配がありません。無臭で手に付いても支障がなく、容量は4Lと20Lです。

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性
用途
食品・半導体関連のステンレス溶接焼け取り
使い方
電解研磨機(スケーラー)⁠で⁠使⁠⁠⁠⁠う
容量
4L、20L
対象の金属
ステンレス(2B材も色を変えにくい)
法令・区分
RoHS対策品
特長
無臭で、手に付いても支障がない
記載なし
条件・電流
公式ページへ詳細・仕様
株式会社タセト電解液 ステンケヤNK-1薄板の溶接焼けを交流で取る口コミを書く要見積

交流専用の中性液で、薄板の溶接焼けもきれいに取れる焼け取り用です。中性液の直流法で処理しにくい母材にも使えます。廃液の6価クロム化合物対策をしていて、容量は1L・4L・18Lです。

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性
用途
焼け取り(薄板の溶接焼けにも)
使い方
電解装置(エレファイナーなど)で使う
条件・電流
交流専用
容量
1L、4L、18L
対象の金属
ステンレス鋼
特長
廃液の6価クロム化合物対策をしている
記載なし
法令・区分
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

槽に浸ける電解研磨液1製品

佐々木化学薬品株式会社

電解研磨液 エスクリーンEP

部品を槽に浸けて鏡面・平滑に仕上げる

部品を処理槽に浸けて全体を電解研磨する液で、焼け取り機用の液とは使い方が違います。原液のまま50〜60℃、10〜20A/dm²で陽極電解し、面粗度Ra0.13μmが0.06μmになった実測があります。硫酸を含む強酸性で医薬用外劇物にあたり、廃液は特別管理産業廃棄物(廃酸)⁠と⁠し⁠て処理します。

コスト要見積

種類
槽に浸ける電解研磨液
液性
強酸性(硫酸10〜15%含有)
用途
ステンレス鋼の電解研磨(光沢付与・平滑化)
使い方
処理槽に浸けて陽極電解
条件・電流
原液、50〜60℃、2〜10分、10〜20A/dm²
対象の金属
ステンレス鋼、インコネル・ハステロイも対応できる場合あり
法令・区分
医薬用外劇物、廃液は特別管理産業廃棄物(廃酸)
特長
面粗度Ra0.13μmが0.06μmに(実測値)
記載なし
容量
公式ページへ

焼け取り用の酸性の電解液3製品

サンエスエンジニアリング株式会社

ステンレス用電解液 SUS電解液

手持ちの電解式黒皮除去装置で使う

各社の電解式黒皮除去装置で使える酸性の電解液です。界面活性剤の浸透で厚い黒皮も溶かし、ステンレスを傷めずに元の表面に戻します。容量は5L×4と20Lの2つです。

コスト要見積

種類
焼け取り用の酸性の電解液
液性
酸性
用途
ステンレス溶接時の黒皮(ミルスケール)⁠除⁠⁠⁠⁠去
使い方
電解式黒皮除去装置だけで使う
容量
5L×4、20L
対象の金属
ステンレス(SUS)
特長
界面活性剤の浸透で厚い黒皮も溶かす
記載なし
条件・電流・法令・区分
公式ページへ
株式会社三洋ケミック

電解研磨液 サスライトSV

鏡面の焼け取りで白モヤを出したくない

鏡面でも白モヤやくもりがほとんど出ない酸性の電解液です。フッ酸0%・硝酸0%の普通物なので、食品関連のステンレスの焼け色取りにも使えます。スケーラーで使うほか、ドブ漬けの電解液にも使え、容量は4Lと20Lです。

コスト要見積

種類
焼け取り用の酸性の電解液
液性
酸性
用途
ステンレス溶接の焼け跡・スケール落とし
使い方
電解研磨機(スケーラー)で使う、ドブ漬けも可
容量
4L、20L
対象の金属
ステンレス(SUS430も可)
法令・区分
普通物(フッ酸0%、硝酸0%)
特長
鏡面でも白モヤ・くもりがほとんど出ない
記載なし
条件・電流
公式ページへ
株式会社タセト

電解液 ステンケヤM-1

焼け取りと鏡面化を一緒に進める

ステンケヤの中で鏡面化まで受け持つ弱酸性の液です。交流と直流のどちらでも使え、焼け取りと研磨を同じ電解装置で進められます。処理後は安定した不動態皮膜ができ、表面の耐食性が上がります。

コスト要見積

種類
焼け取り用の酸性の電解液
液性
弱酸性
用途
鏡面化・焼け取り
使い方
電解装置(エレファイナーなど)で使う
条件・電流
交流、直流
対象の金属
ステンレス鋼
特長
研磨後に安定した不動態皮膜を作る
記載なし
容量・法令・区分
公式ページへ

焼け取り用の中性の電解液4製品

株式会社イチネンケミカルズ

中性電解液 ステンブライトEH-45C

刷毛型電極で角や細部の焼けを取る

刷毛型電極で内側の角や狭い所の焼けを取れる中性電解液です。焼け取り時の白ボケを大幅に抑え、自然な仕上がりになります。洗浄向上成分で液残りの滲み出しを減らし、容量は4Lと20Lです。

コスト要見積

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性(スーパー中性電解液)
用途
焼け取り(白ボケを抑える)
使い方
刷毛型電極にも使える
容量
4L、20L
特長
洗浄向上成分で液残りの滲み出しを減らした
記載なし
条件・電流・対象の金属・法令・区分
公式ページへ
株式会社ケミカル山本

中性塩電解液 ピカ素NEO#100

焼け取りと不動態化を一度に済ませる

焼け取りと同時にウルトラ不動態皮膜(特許)を作る中性塩電解液です。2B材・No.1材の溶接焼けに合わせた配合で、自社の焼け取り電源器の特殊波形と組み合わせて使います。荷姿は1L・4L・18Lです。

コスト要見積

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性塩電解液(一般用)
用途
2B材・No.1材の溶接焼け取り
使い方
自社の焼け取り電源器と組み合わせて使う
容量
1L、4L、18L
対象の金属
ステンレス
特長
焼け取りと同時にウルトラ不動態皮膜(特許)⁠を⁠作⁠⁠⁠⁠る
記載なし
条件・電流・法令・区分
公式ページへ
株式会社三洋ケミック

中性電解液 サスライトN

2B材の色を変えずに焼けを取る

2B材の色をほとんど変えずに焼けを取れる中性の電解液です。食品・半導体関連の溶接焼け取りに向け、液ダレによる変色の心配がありません。無臭で手に付いても支障がなく、容量は4Lと20Lです。

コスト要見積

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性
用途
食品・半導体関連のステンレス溶接焼け取り
使い方
電解研磨機(スケーラー)⁠で⁠使⁠⁠⁠⁠う
容量
4L、20L
対象の金属
ステンレス(2B材も色を変えにくい)
法令・区分
RoHS対策品
特長
無臭で、手に付いても支障がない
記載なし
条件・電流
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株式会社タセト

電解液 ステンケヤNK-1

薄板の溶接焼けを交流で取る

交流専用の中性液で、薄板の溶接焼けもきれいに取れる焼け取り用です。中性液の直流法で処理しにくい母材にも使えます。廃液の6価クロム化合物対策をしていて、容量は1L・4L・18Lです。

コスト要見積

種類
焼け取り用の中性の電解液
液性
中性
用途
焼け取り(薄板の溶接焼けにも)
使い方
電解装置(エレファイナーなど)で使う
条件・電流
交流専用
容量
1L、4L、18L
対象の金属
ステンレス鋼
特長
廃液の6価クロム化合物対策をしている
記載なし
法令・区分
公式ページへ
Q&A

電解研磨液選びで、よくある疑問

購買担当の疑問電解研磨液の価格は?

このページの8製品は、どれもメーカーの公式サイトに値段が出ていません。イチネンケミカルズのステンブライトEH-45Cは、見積もりのあとで現場デモやサンプルを出す流れです。容量はサスライトSVが4Lと20L、ピカ素NEO#100が1L・4L・18Lなので、使う量を決めて見積もりをとります。

設備担当の疑問電解研磨液の種類と違いは?

使い方と液性で3つに分かれます。部品を槽に浸けて全体を磨く強酸性の液(エスクリーンEP)、焼け取り機で使う酸性・弱酸性の液(サスライトSV・ステンケヤM-1・SUS電解液)、焼け取り機で使う中性の液(サスライトN・ピカ素NEO#100・ステンケヤNK-1・ステンブライトEH-45C)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

設備担当の疑問酸性と中性の電解液の違いは?

酸性の液には、サスライトSVのようにSUS430の電解研磨まで使えるものがあります。中性の液は手に付いても支障が少なく、サスライトNは無臭で、2B材の色をほとんど変えずに焼けを取ります。食品・半導体の機器なら中性、鏡面化まで進めるなら酸性と分けて使います。

工場長の疑問電解研磨と化学研磨の違いは?

電解研磨は金属に電気を流して溶かしながら磨き、化学研磨は薬品だけで磨きます。佐々木化学薬品の解説では、化学研磨は電解研磨と比べて、複雑な形や小さな部品、部品の内面まで磨けます。電源の設備を使わずに済むのも化学研磨の違いです。

設備担当の疑問電解研磨液の使い方と条件は?

エスクリーンEPは原液のまま、50〜60℃・2〜10分・10〜20A/dm²で陽極電解します。工程は脱脂→水洗→電解研磨(→中和→水洗)→乾燥です。処理槽は耐熱塩化ビニルやポリエチレン製を使います。

設備担当の疑問焼け取りの交流と直流の違いは?

焼け取りの電解処理には、交流法・直流法・直流に交流を重ねた交直重畳法があります。タセトのステンケヤNK-1は交流専用、M-1は交流と直流のどちらでも使えます。焼け取り機の電流に合った液を選びます。

施設管理の疑問電解液で不動態皮膜はできる?

できます。ケミカル山本のピカ素NEO#100は焼け取りと同時にウルトラ不動態皮膜(特許)⁠を⁠作⁠り⁠、タセトのステンケヤも処理後に安定した不動態皮膜を作って耐食性を上げます。

総務の疑問電解研磨液は劇物?安全性は?

液によって違います。佐々木化学薬品のエスクリーンEPは硫酸を含む強酸性で、医薬用外劇物です。三洋ケミックのサスライトSVはフッ酸0%・硝酸0%の普通物で、サスライトNは手に付いても支障がない無臭の中性液です。

総務の疑問電解研磨液の廃液処理は?

エスクリーンEPの廃液は特別管理産業廃棄物(廃酸)に指定され、都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に任せます。タセトのステンケヤは、廃液の6価クロム化合物対策をしています。

工場長の疑問焼け取り後に白モヤや液残りが出るときは?

白モヤを抑えた液を選びます。サスライトSVは鏡面でも白モヤやくもりがほとんど出ず、ステンブライトEH-45Cは白ボケを大幅に減らし、液残りの滲み出しも抑えています。焼け取り後はよく水洗いし、ステンケヤなら専用の中和剤を使います。

購買担当の疑問焼け取り機に他社の電解液は使える?

サンエスエンジニアリングのSUS電解液は、各種の電解式黒皮除去装置で使えると案内しています。ケミカル山本のピカ素NEO#100は、自社の焼け取り電源器の特殊波形と組み合わせる配合です。機械と液の組み合わせはメーカーに確かめます。

TYPES

電解研磨液の種類の違い

槽に浸ける電解研磨液

部品を処理槽に浸け、陽極にして電気を流し、全体を磨く液です。表面の細かい凸凹を平らにして光沢を出します。エスクリーンEPは硫酸を含む強酸性の液で、温度と電流密度を決めて使います。

向いている使い方

  • 部品全体を鏡面・平滑にしたい
  • 処理槽と電源装置がある工場
  • インコネル・ハステロイも磨きたい

根拠:耐熱塩化ビニルまたはポリエチレン製などの処理槽を使用(出典1)

この種類の1製品を表で見る

焼け取り用の酸性の電解液

焼け取り機(スケーラー)で、溶接の焼けやスケールを取る酸性・弱酸性の液です。鏡面化まで進められる液や、SUS430の電解研磨に使える液があります。保護具をつけて使います。

向いている使い方

  • 頑固な焼けやスケールを取る
  • 焼け取りと鏡面化を一緒に進める
  • 手持ちの黒皮除去装置で使う

根拠:ステンレス溶接の焼け跡やスケール落としに使う電解研磨作業に、ついに“白モヤ”や“くもり”がでない電解液が誕生しました。(出典2)

この種類の3製品を表で見る

焼け取り用の中性の電解液

焼け取り機で溶接の焼けを取る中性の液です。手に付いても支障が少なく、臭いを抑えた品があります。2B材の色を変えにくく、食品・半導体の機器の焼け取りに使います。

向いている使い方

  • 食品・半導体の機器の焼け取り
  • 2B材の色を変えたくない
  • 臭いや手荒れを抑えたい

根拠:※当商品は直接手に液が付着しても支障がない無臭タイプの中性電解液になります。(出典2)

この種類の4製品を表で見る
MAKERS

電解研磨液の主なメーカー6社

株式会社イチネンケミカルズ

刷毛型電極で内側の角や狭い所の焼けを取れる中性電解液です。

東京都

株式会社ケミカル山本

焼け取りと同時にウルトラ不動態皮膜(特許)を作る中性塩電解液です。

広島県

佐々木化学薬品株式会社

部品を処理槽に浸けて全体を電解研磨する液で、焼け取り機用の液とは使い方が違います。

京都府

サンエスエンジニアリング株式会社

各社の電解式黒皮除去装置で使える酸性の電解液です。

東京都

株式会社三洋ケミック

鏡面でも白モヤやくもりがほとんど出ない酸性の電解液です。

北海道

株式会社タセト

ステンケヤの中で鏡面化まで受け持つ弱酸性の液です。

神奈川県

出典
  1. 佐々木化学薬品 ステンレス鋼用電解研磨液 エスクリーンEP
  2. 三洋ケミック 電解研磨液 サスライトシリーズ
  3. ケミカル山本 ピカ素NEO#100
  4. タセト 酸洗・焼け取り・研磨
  5. タセト 電解研磨液 ステンケヤ カタログ
  6. イチネンケミカルズ ステンブライトEH-45C 発売のご案内
  7. サンエスエンジニアリング SUS電解液
  8. 佐々木化学薬品 化学研磨液・エッチング液・電解研磨液
掲載基準

工場・食品・半導体などの現場で、ステンレスなどの金属部品を電気で溶かして磨く電解研磨と、ステンレスの溶接焼けを電解で取る作業に使う業務用の電解液のうち、日本の会社が自社で作るか自社ブランドとして売り、公式サイトで今案内している製品。電気を使わない化学研磨液・エッチング液、焼け取り機・電解研磨機などの装置、電解研磨の受託加工、研磨剤(研磨剤のページ)、スケール除去剤(スケール除去剤のページ)は載せていません。海外ブランドを輸入して売る会社、公式サイトで品番と仕様を確かめられなかった会社は除きました。種類は、槽に浸ける電解研磨液・焼け取り用の酸性の電解液・焼け取り用の中性の電解液の3つで、並びは種類ごとの五十音順です。

電解研磨液を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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