口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / ZORYUKI

造粒機とは?医薬品・食品・化学品・電池材料の工場で使う造粒機の種類(撹拌・流動層・押出・乾式)と⁠、容量・運転・価格の選び方

粉を顆粒にする造粒機の4つの種類(撹拌造粒・流動層造粒・押出造粒・乾式造粒⁠)⁠、湿式と乾式の違い、バッチ式と連続式の違い、容量・処理量の選び方、製薬仕様と洗いやすさを、主なメーカーの公式資料でまとめました。

2026年10月30日更新

この記事の答え

造粒機は、細かい粉を扱いやすい粒(顆粒)にする機械です。グラニュレーターとも呼びます。粒にするやり方で、羽根で練る撹拌造粒、温風で浮かせて液を吹き付ける流動層造粒、穴から押し出す押出造粒、ロールで固めて砕く乾式造粒の4つに分かれます。粒の重さ・硬さ・溶けやすさが方式で変わるので、ほしい粒から方式を選び、自分の原料でテストしてから容量を決めます。公式に値段を出しているメーカーはなく、どれも見積もりです。

造粒機とは

造粒機は、細かい粉に液を加えて練るか、圧縮して固めるかして、粒にする機械です。パウレックの解説では、造粒は微粉末の原料を扱いやすい粒にする工程で、粒の大きさ・比重・表面の性質を目的に合わせて整えます。粉が流れやすくなり、舞いにくくなるので、打錠・充填・計量がしやすくなります。

比較ページには、日本の会社が自社で作る生産用の造粒機を、各社の代表の型の単位で載せています。整粒機・粉砕機・混合機・乾燥機だけの製品、スプレードライヤ、樹脂のリサイクル用の造粒機、代理店が売る海外製品は除いています。

4つの種類

  • 撹拌造粒は、容器の中で羽根を回して粉を練り、締まった重めの粒にします。例は奈良機械製作所のNMG、パウレックのVG、アーステクニカのハイスピードミキサーです
  • 流動層造粒は、温風で粉を浮かせて液を吹き付け、軽くて溶けやすい粒にします。例はフロイント産業のフローコーター FLと、底にロータを付けたパウレックのマルチプレックス MPです
  • 押出造粒は、練った原料を穴から押し出して、太さのそろった硬い粒にします。例はホソカワミクロンのエクストルードミックスEMと、アーステクニカのFBG200です
  • 乾式造粒は、液を使わずにロールで粉を板状に固め、砕いて粒にします。例はフロイント・ターボのローラーコンパクター FTです

湿式と乾式の違い

  • 湿式は粉に液を加えて粒にするやり方で、撹拌・流動層・押出がこれにあたります。あとで乾かす工程を組みます
  • 乾式は液を使わないので、水や熱を嫌う原料に使え、乾燥の工程がいりません
  • フロイント・ターボのFTは、電池材料・フェライト・酸化チタンなどの乾式造粒に使われます

バッチ式と連続式

  • バッチ式は1回ずつ仕込む型で、少量多品種や製薬のロット管理に向きます。奈良機械製作所のNMGはバッチ操作です
  • 連続式は原料を流し続ける型で、大量に作るときに向きます
  • ホソカワミクロンのフレキソミックス FXは連続式で、最大25t/hまで処理できます
  • フロイント・ターボのFTと、ホソカワミクロンのエクストルードミックスEMも連続式です

容量の選び方

  • 1回に造粒する量から、容器の大きさを決めます
  • パウレックのVGは、5L・10L・25Lのベッセルを付け替えられます
  • 奈良機械製作所のNMG-25は、全容積25L・有効容積15Lです
  • アーステクニカのハイスピードミキサー FS200は、全容量245Lです
  • 岡田精工のニュースピードニーダー NSK-250は、全容量約12L・仕込量3.5〜5Lです
  • アーステクニカの押出造粒機 FBG200は、処理能力30kg〜120kgです

製薬仕様と洗いやすさ

  • パウレックのVGは、FDA・GMPに合わせた製薬仕様です
  • 奈良機械製作所のNMGには、GMPとバリデーションに合わせたファーマタイプがあります
  • アーステクニカのFBG200はターンテーブルが無く、洗いやすい作りです
  • ホソカワミクロンのエクストルードミックスEMは、ケーシングが上下に開いて掃除できます

値段

  • 公式に値段を出しているメーカーはなく、どの製品も見積もりです
  • 方式・容量・製薬仕様かどうかで変わるので、自分の原料でテストして条件を決めてから見積もりを取ります
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉