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GUIDE / SHINDOU-FURUIKI

振動ふるい機とは?工場で使う振動ふるい機の種類(円形・超音波付き・直線・インラインシフター)と、処理能力・網目・価格の選び方

粉や粒を分級し、異物を取り除く振動ふるい機の4つの種類、円形振動ふるいと直線振動ふるいの違い、超音波ふるいとタッピングボールの目詰まり対策、処理能力と動力、値段の決まり方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

振動ふるい機は、粉や粒を網の上で揺らして、大きさで分ける機械です。振動ふるい・シフターとも呼びます。網の揺らし方で、円形の網を3次元に揺らす円形振動ふるい・超音波を足した型・角形の網を直線に揺らす型・配管に組み込む回転式のシフターに分かれます。選ぶときは「何を取り除くか」「網目の細かさ」「時間あたりの量」の3つを先に決めます。

振動ふるい機とは

振動ふるい機は、粉や粒を網の上で揺らし、網目より小さいものを下へ通して、大きいものを網の上に残す機械です。原料の受け入れ、粉砕や混合の前後、充填の前などで、異物や粗い粒を取り除いたり、粒の大きさをそろえたりします。

比較ページには、日本の会社が自社で作る振動ふるい機を、各社の代表の型の単位で載せています。他社の製品を売る会社の製品、試験用のふるい振とう機、網だけの製品は載せていません。

4つの種類

  • 円形振動ふるいは、円形の網を上下と水平の振動を合わせた3次元の動きで揺らします。例は興和工業所のKG-1000と、徳寿工作所のTM型です
  • 超音波付き振動ふるいは、円形振動ふるいの網に超音波をかけて目詰まりを防ぎます。例は興和工業所のKGS-1000と、徳寿工作所のTMS型です
  • 直線振動ふるい(角形)は、角形の網を一方向に揺らし、原料を送りながらふるいます。例は近畿工業のNLH型、ユーラステクノのバイブロスクリーン、日本専機の振動モーター式フルイ機です
  • インラインシフターは、配管やシュートの途中で円筒のシーブの中のビーターを回してふるいます。例はツカサ工業のラインシフターLSとパウシフターPSFです

円形と直線の使い分け

  • 円形は、原料を網の中央から外へ広げてふるいます。粉の分級や異物除去に広く使い、網を段に重ねて何種類にも分けられます
  • 直線(角形)は、原料を出口へ送りながらふるうので、量の多い原料や大きめの粒に向きます
  • 近畿工業のNLH型3x8は、有効網面積1.92m²で、小塊を毎時30〜70t流せます
  • ユーラステクノのバイブロスクリーンは、ふるい面積0.31〜18m²、網1〜3段の範囲で原料に合わせて作ります

目詰まりの防ぎ方

  • タッピングボールは、網の上でボールを弾ませて粉をほぐします。興和工業所のKG-1000がこの方法です
  • 超音波は、網そのものを細かく揺らします。興和工業所は、100µm以下の網でも付着の目詰まりが起きなくなるとしています
  • 徳寿工作所のTMS型は、周波数を振るスイープ振動で、従来の超音波ふるい機の約1.5倍の処理能力(当社比)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • タッピングボールやゴムは摩耗します。摩耗片を嫌う食品や医薬品では、ボールを使わない超音波の型を選びます

処理能力と動力

  • 処理能力は、原料と網目で大きく変わります。興和工業所のKGシリーズでは、硅砂を35meshでふるって2,000kg/hrの例があります
  • 興和工業所のKG-1000とKGS-1000の電動機は、どちらも2.2kWです
  • 日本専機の500型は、三相200Vで0.75kWです
  • 近畿工業のNLH型3x8は、5.5kWです

値段の決まり方

  • 今回載せた6社は、どこも公式サイトに値段を出していません
  • 網の大きさ、段数、接粉部の材質、超音波の有無、防爆などで値段が変わるので、仕様を決めて見積もりを取ります
  • 原料で処理能力が変わるので、手元の原料でふるい分けを試してから決めます
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