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GUIDE / MOUNTER

チップマウンターとは?表面実装機の種類(高速機・汎用機)と、搭載速度・精度・価格の選び方

電子部品を基板に載せるチップマウンター(実装機・表面実装機)の仕組み、高速機と汎用機の違い、CPHの見方、0201チップと搭載精度、基板サイズ、フィーダーの品種数、置く場所の電源と床の条件をまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

チップマウンターは、電子部品を基板の決まった位置に高速で載せる装置です。実装機・表面実装機とも呼びます。チップ部品を速く載せる高速機と、大きな部品まで1台で載せる汎用機に分かれます。速さ(CPH)は各社の最適条件の値なので、部品の大きさ・基板サイズ・搭載精度とあわせて比べます。値段は各社とも見積もりです。

チップマウンターとは

チップマウンターは、テープやトレイから電子部品を取り、基板の決まった位置に載せる装置です。ヤマハ発動機の解説では、ノズルで部品を吸い、カメラで吸った位置のずれを見てから載せます。FUJIは、マウンターを実装工程の中核装置と書いています。

表面実装(SMT)は、クリームはんだ印刷・マウンターでの搭載・リフロー炉でのはんだ付け・検査の順に進みます。マウンターは載せるだけで、はんだ付けはリフロー炉が受け持ちます。

比較ページには、日本の会社が公式の日本語サイトで案内しているチップマウンターを、各社の代表の型の単位で載せています。部品挿入機・印刷機・検査装置・中古機は載せていません。

2つの種類

  • 高速機:チップ部品を速く多く載せる機種です。例はJUKIのRX-8、ヤマハ発動機のYRM20、パナソニック コネクトのNPM-GH、MycronicのMY300HXです
  • 汎用機:大きな部品や異形の部品まで1台で載せる機種です。例はJUKIのRS-1XL、ヤマハ発動機のYRM10、パナソニック コネクトのNPM-GW、MycronicのMY300LXです

速さ(CPH)⁠の⁠見⁠⁠⁠⁠方

  • CPHは、1時間に載せる部品の数です。各社の値は自社の最適条件で出しています
  • JUKIのRX-8は100,000CPH、ヤマハ発動機のYRM20は2ビームで115,000CPHです
  • JUKIのRS-1XLは、最適条件で42,000CPH、IPC9850の条件で29,000CPHです。条件で数字が変わります
  • パナソニック コネクトは1ヘッドあたりの秒数で書いていて、NPM-GHは0.065s/チップ、NPM-GWは0.069s/チップです

部品の大きさと精度

  • 0201チップは0.25mm×0.125mmの部品です。JUKI・ヤマハ発動機・パナソニック コネクトの機種は、0201から載せられます
  • 大きな部品は、JUKIのRS-1XLが□74mm・高さ25mmまで、パナソニック コネクトのNPM-GWが基板の厚みを含めて高さ53mmまで載せます
  • 搭載精度は、パナソニック コネクトのNPM-GHが高精度モードで±10μm(ASFを使うとき)、ヤマハ発動機のYRM20が±0.025mm、JUKIのRX-8が±40μmです

基板サイズと部品の品種数

  • 大きな基板は、パナソニック コネクトのNPM-GWがL760×W687mmまで、JUKIのRS-1XLが650×560mmまで載せます
  • 並べられる部品の数は、MycronicのMY300LXがフィーダー最大192本、パナソニック コネクトのNPM-GWが136品種、ヤマハ発動機のYRM20が128種です
  • 品種数は、8mm幅テープに換算した数で書く会社が多いです

置く場所と値段

  • JUKI・ヤマハ発動機の機種は、三相の電源とエアを使います
  • 本体はヤマハ発動機のYRM20で約2,250kg、YRM10で約1,230kgあります。床の強度を先に確かめます
  • ヤマハ発動機は、電源・エア・床の強度のほか、温度・湿度・高度の環境も整えるとしています
  • 値段は、載せた8製品とも公式に出ていません。部品の種類の数と生産量を伝えて見積もりを取ります
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