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GUIDE / KNEADER

ニーダーとは?加圧ニーダー・双腕型ニーダー・卓上型・連続式の種類と、容量・モーター・価格の選び方

ゴム・樹脂・セラミックス・電池材料などの粘りの強い原料を練るニーダーの4つの種類、加圧ニーダーと双腕型ニーダーの違い、研究用の卓上型、容量の幅、温め方と冷やし方、ブレードの選び方、価格を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

ニーダーは、粘りの強い原料をブレードやローターで練り合わせる機械です。捏和機(ねっかき)⁠と⁠も呼びます。加圧蓋で押さえて練る加圧ニーダー・2本のブレードで練る双腕型・研究用の卓上型・材料を流しながら練る連続式に分かれます。選ぶときは「何を練るか」「1回に何L練るか」「バッチか連続か」の3つを先に決めます。

ニーダーとは

ニーダーは、ゴムや樹脂に充填剤を練り込んだり、インキや接着剤、セラミックスの原料を均一にしたりする機械です。液をかき混ぜる撹拌機より強い力で、粘りの強い材料を練ります。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社製品として出しているニーダーを、型式の単位で載せています。混練機全般は混練機の比較に、液の撹拌機と押出機はそれぞれの比較に分けています。

4つの種類

  • 加圧ニーダーは、練る部屋を加圧蓋で閉じ、材料を押さえつけながら練ります。例は日本スピンドル製造(モリヤマ)の加圧型ニーダー DX55-150 ⁠⁠です
  • 双腕型ニーダーは、槽の中で2本のブレードを回して練ります。例はモリヤマの双腕型ニーダー S5-2 と、井上製作所の双腕型ニーダー KH-100-S ⁠⁠です
  • 卓上型ニーダーは、机に置いて少量を練る研究用です。例は入江商会の PNV-5 と、加熱型の PNV-1H ⁠⁠です
  • 連続式ニーダーは、材料を入れながら2本の軸のパドルで練って出し続けます。例は栗本鐵工所の KRCニーダ S4 ⁠⁠⁠です

加圧ニーダーと双腕型ニーダーの違い

  • 加圧ニーダーは、加圧蓋で材料を押さえつけて練るので、充填剤を多く入れてもよく分散します
  • 双腕型は、蓋で押さえずに、2本のブレードどうしと槽の壁との間で練ります
  • 井上製作所の加圧ニーダーは、ニーダーに加圧蓋を付けたもので、槽と側板をジャケットで冷やしたり温めたりできます

研究用の小型機

  • 入江商会の卓上型ニーダーは、PNV-1 と PNV-1H が全容量1L、PNV-5 が全容量5Lです。電源は100Vです
  • モリヤマの S型双腕型ニーダーは、混合容量0.5Lから15Lまであります。S5-2 は5Lを主モーター2HPで練ります
  • 井上製作所の標準型ニーダーの最小は KH-1-S で、全容量1L、仕込量0.6Lです

容量とモーターの幅

  • モリヤマの加圧型ニーダーは、混合容量10Lから250Lまでです。DX55-150 は55Lを主モーター110kWで練ります
  • モリヤマの G型双腕型ニーダーは、混合容量50Lから10,000Lまでです
  • 井上製作所の標準型ニーダーは、全容量1Lから6,000Lまであります
  • 栗本鐵工所の KRCニーダは、処理量のイメージで S1 の毎時5kgから、S24 の毎時12,000kgまであります

温め方と冷やし方

  • 入江商会の PNV-5 は、ジャケットに油・水・蒸気を流して、常温〜200℃にできます
  • 入江商会の PNV-1H は、ジャケットの中のオイルをヒーターで温め、最高200℃まで上げます。200℃は機械の到達温度で、材料の温度ではありません
  • モリヤマの加圧型ニーダーは、ジャケットで冷やすので、加硫剤を入れたゴムも低い温度で練れます

ブレードの選び方

  • 井上製作所の双腕型ニーダーは、ブレードの並べ方をタンジェンシャル方式とオーバーラップ方式から選びます
  • タンジェンシャル方式は2本のブレードの通り道が交わらず、超高粘度の材料の捏和に使います
  • オーバーラップ方式は通り道が交わり、高粘度の材料の捏和と希釈に使います

価格

  • 値段を公式に出しているのは、入江商会の卓上型ニーダーだけです。PNV-5 は758,000円(税別)、PNV-1H は699,000円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 加圧ニーダー・双腕型の量産機・連続式は、どのメーカーも値段を出していません。練る材料と1回の量を決めてから見積もりをとります
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