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GUIDE / HANDOUTAI-SENJOU-SOUCHI

半導体洗浄装置とは?ウェーハを洗う装置の種類(枚葉式・バッチ式・スクラバー・スピン乾燥機)と、ウェーハ径・処理能力・乾燥の選び方

半導体ウェーハの表面からパーティクルや汚れを落とす半導体洗浄装置の4つの種類、枚葉式とバッチ式の違い、毎時の処理枚数、スクラバーを使う工程、乾燥のしかた、SiCウエハへの対応を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

半導体洗浄装置は、半導体ウェーハの表面からパーティクルや汚れを薬液と純水で落とす装置です。ウェーハ洗浄装置とも呼びます。洗い方で、1枚ずつ洗う枚葉式・まとめて槽に浸けるバッチ式・ブラシでこするスクラバー・回して乾かすスピン乾燥機に分かれます。選ぶときは「ウェーハの径」「毎時の処理枚数」「どの工程で洗うか」の3つを先に決めます。

半導体洗浄装置とは

半導体洗浄装置は、成膜やエッチング、研磨のあいだにウェーハを洗い、パーティクル・金属・有機物を落とす装置です。洗ったあとに乾かすところまで1台で行う型が多く、乾燥だけを受け持つスピン乾燥機もあります。

比較ページには、日本の会社が自社で作る半導体洗浄装置を、各社の代表の型式の単位で載せています。部品を洗う一般の超音波洗浄機、フォトマスクやFOUPだけの洗浄装置、中古装置は載せていません。

4つの種類

  • 枚葉式:ウェーハを1枚ずつチャンバーで洗います。例はSCREENのSU-3400、東京エレクトロンのCELLESTA-i、芝浦メカトロニクスのSC300-FC、ジェイ・イー・ティのHTS-300、プレテックのスピンソニッククリーナーです
  • バッチ式(ウェットステーション):ウェーハをまとめて薬液と純水の槽に浸けて洗います。例はSCREENのFC-3100、東京エレクトロンのEXPEDIUS-i、ジェイ・イー・ティのBW3700、PHTのSCC-250です
  • スクラバー:回るブラシで表と裏をこすって洗います。例は芝浦メカトロニクスのSC300-CC、ダイキンファインテックのBSP、ナノテックのSiC対応枚葉洗浄装置です
  • スピン乾燥機:洗ったウェーハを回して乾かします。例はダイキンファインテックのスピンドライヤーと、ジャパンクリエイトのSPDシリーズです

枚葉式とバッチ式の違い

  • ジェイ・イー・ティの説明では、枚葉式はウエハを1枚ずつチャンバーで処理し、バッチ式は50枚のウエハをまとめて各処理槽で処理します
  • 東京エレクトロンのEXPEDIUS-iは、1回に最大50枚をまとめて処理するバッチ式です
  • 枚葉式はチャンバーを何台も積んで枚数を稼ぎます。SCREENのSU-3400は24チャンバを積み、バッチ式に近い処理能力を出しています

処理能力

  • SCREENのSU-3400は、毎時最大1,200枚です
  • SCREENのFC-3100と東京エレクトロンのEXPEDIUS-iは、どちらも毎時1,000枚です
  • 東京エレクトロンのCELLESTA-iは、毎時650枚です
  • ナノテックのSiC対応枚葉洗浄装置は、6インチで1枚60秒、8インチで1枚80秒です(洗浄レシピで変わります)

スクラバーを使う工程

  • 研磨やラップのあとに、スラリーや大きめのパーティクルをブラシで落とします
  • 芝浦メカトロニクスのSC300-CCは研磨機につなぎ、研磨後のウェーハを両面自公転ブラシで洗います
  • ダイキンファインテックのBSPは、ロールブラシで両面を洗い、2流体でも処理できます

乾燥のしかた

  • SCREENのFC-3100は、減圧乾燥システムHiLPDで高濃度IPAを使って乾かします
  • 東京エレクトロンのCELLESTA-iは、Hot IPAで乾かします
  • ダイキンファインテックのスピンドライヤーは、3インチから8インチ、厚み150〜725μmのウエーハに使え、割れやパターン倒壊を抑えます
  • ジャパンクリエイトのSPDシリーズは、300mm以下のウエハーをカセットごと縦に入れて回します

SiC・化合物ウエハ

  • ナノテックは、6インチと8インチのSiC基板ウエハ用の枚葉洗浄装置を出しています
  • PHTのSCC-250はシリコン用で、SiCなどの化合物半導体は仕様を打ち合わせて決めます

値段

  • 載せた9社とも、値段を公式に出していません。チャンバーや槽の数、薬液、搬送で変わるので、仕様を決めて見積もりで比べます
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