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GUIDE / FURYOKU-SENBETSUKI

風力選別機とは?廃棄物・リサイクル・食品で使う風力選別機の種類(吹き飛ばし・吸引・循環・ふるい一体型)と、処理能力・風量・価格の選び方

風で軽い物と重い物に分ける風力選別機の4つの種類、比重選別機との違い、処理能力と風量の見方、建設混合廃棄物や廃プラスチック、食品での使い分けを、各メーカーの公式の仕様で整理しました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

風力選別機は、風を当てて軽い物と重い物に分ける機械です。風の使い方で、吹き飛ばし・吹上式、吸引式、循環式、ふるい一体型の4つに分かれます。かさばる廃プラスチックを大量に流すなら吹き飛ばし式、集塵設備を足したくないなら循環式、建設廃材を3種に分けたいならふるい一体型から見ます。公開価格を出しているメーカーはなく、原料を送ってサンプルテストと見積もりを取ります。

風力選別機とは

風力選別機は、原料に風を当て、飛ぶ距離や浮き方の差で軽い物と重い物に分ける機械です。ふるいは大きさで分けますが、風力選別機は重さの差で分けるので、大きさの近い物でも分けられます。廃棄物やリサイクルの現場ではプラスチックやフィルムを取り出し、食品や穀物の工場では毛髪やわらくずのような軽い異物を取ります。

比較ページには、日本の会社が自社で作る風力選別機を、各社の代表の型の単位で載せています。海外メーカーの機械を輸入して売る会社の製品は載せていません。

4つの種類

  • 吹き飛ばし・吹上式:風を当てて、飛ぶ距離や浮き方の差で分けます。例はアーステクニカの JS1400、クボタの APS形、松原特殊農機の多方向風力選別機です
  • 吸引式:軽い物を空気流で上へ吸い上げます。例は原島電機工業の MHV-217 ⁠⁠です
  • 循環式:機内で空気を回しながら分けます。例は原島電機工業の MHJ-106、日本専機の L-1500型です
  • ふるい一体型:ふるいと風力選別を1台にまとめます。例はアーステクニカのエアトロンメル、テクノリンクスのフライトスクリーンです

処理能力の見方

  • WS-113W は、ちりめんで120〜150kg/hです
  • L-1500型は、樹脂や木材チップの例で約1,500kg/hです
  • MHV-217 は、1,000〜2,000kg/hです
  • MHJ-106 は、4,000〜6,000kg/hです
  • JS1400 は2.0t/hで、廃プラスチックのかさ比重を決めた場合の数字です
  • 原料の性状で数字は変わるので、自分の原料で試してから決めます

原料ごとの選び方

  • 廃プラスチック:かさばる物を大量に流すなら JS1400 のような吹き飛ばし式です
  • 建設混合廃棄物:土砂まで分けるならエアトロンメル、粗破砕した物を3段に分けるなら APS形です
  • ビンとペットボトル:フライトスクリーンは、小さなごみ・ビン・ペットボトルの3種に分けます
  • 穀物や食品:軽い異物を取るなら循環式や吸引式です。ちりめんには専用の WS-113W があります

排気と集塵

  • 循環式は機内で空気を回すので、排気の処理がいりません
  • L-1500型は、集塵設備を足さなくても使えます
  • 吸引式と吹き飛ばし式は、排気と集塵まで含めて場所を考えます

値段と試し方

  • 公式に価格を出しているメーカーはありません。処理量と原料で機械が変わるので、見積もりを取ります
  • 原島電機工業や日本専機、クボタは、原料を使ったテストを受け付けています
  • テストでは、分けたあとの純度と、1時間に流せる量を確かめます
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