口コミを書く
GUIDE / BUNKYUKI

分級機とは?エアセパレータの種類(遠心力・旋回気流・機内循環・スクリーン式)と、分級点・処理量の選び方

粉を粒の大きさで分ける分級機(エアセパレータ)の4つの種類、分級点と処理量の違い、ふるいとの使い分け、選ぶときに確かめることをまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

分級機は、粉を粒の大きさで分け、細かい粉と粗い粉に取り分ける機械です。エアセパレータ・気流分級機とも呼びます。分ける仕組みで遠心力型・旋回気流型・機内循環型・スクリーン式の4つに分かれます。選ぶときは、分級点と処理量を先に決め、原料でテストしてから機種を絞ります。

分級機とは

分級機は、気流やスクリーンを使って、粉を決めた粒の大きさの前後で分ける機械です。粗い粉や細かすぎる粉を除いて粒をそろえたり、粉砕機と組んで粗い粉だけを戻したりします。

比較ページには、日本の会社が自社の製品として案内する単体の分級機を、各社の代表の型の単位で載せています。粉砕機に内蔵された分級機と振動ふるい機は、それぞれの比較ページで見ます。

4つの種類

  • 遠心力型は、回るローターの遠心力で分けます。例はホソカワミクロンのターボプレックス ATP、セイシン企業のクラッシール N-20、ユーラステクノのマイクロカット YACA-400H ⁠⁠です
  • 旋回気流型は、回る部品を持たず、旋回する気流で分けます。例は日本ニューマチックの DSF-2 と UFC-2、セイシン企業の MC-100 ⁠⁠です
  • 機内循環型は、内蔵の翼で起こした気流で分けます。例は増野製作所の CAS-8 と TMS-8、アーステクニカの CS6 ⁠⁠⁠です
  • スクリーン式は、ブレードや空気で粉をスクリーンに通します。例はフロイント・ターボのターボスクリーナー、槇野産業のミクロシフターです

分級点の違い

  • UFC-2 の分級点は、2〜20μmです
  • ターボプレックス ATP の分級径は、2〜200μm程度です
  • MC-100 の分級範囲は、5〜100μmです
  • CAS-8 と TMS-8 の分級点は、45〜150μmです
  • O-SEPA の分級点は、10〜300μです

処理量の違い

  • TMS-8 の投入処理能力は、10〜30t/hです
  • CS6 の最大供給量は、12t/hです
  • クラッシール N-20 の処理量は、0.1〜3.0t/hです
  • YACA-400H の処理量は、400〜2500kg/hです
  • MC-100 の処理量は、30kg/hです

ふるいとの使い分け

ふるいは網の目で分け、風力分級は気流の力で分けます。振動ふるいで目詰まりする細かい粉には、風力分級かスクリーン式を使います。製品に粗い粉を混ぜたくないなら、スクリーン式を比べます。

選ぶときに確かめること

  • 分級点は、どの粒の大きさで分けたいかで決めます
  • 処理量は、時間あたりの投入量で決めます。原料で変わるので、テストで確かめます
  • ブロワや集塵機を別に置くか、機内で完結させるかを決めます
  • 硬い原料なら、耐摩耗の仕様を確かめます
  • 医薬品や食品なら、分解と洗浄のしやすさを確かめます

値段

このページの製品は、どれも値段を公開していません。接粉部の材質やブロワ・集塵機の有無で中身が変わるため、原料と処理量を伝えて各社に見積もりを取ります。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉