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GUIDE / VALVE-COVER

バルブカバーとは?蒸気バルブの保温ジャケットの種類(規格サイズ型・オーダーメイド型)と、適用口径・耐熱温度・断熱材の選び方

蒸気配管のバルブを包んで放熱ややけどを減らす着脱式のバルブカバー(保温ジャケット)の2つの種類、適用口径、耐熱温度、断熱材、取り付けられない場所の見分け方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

バルブカバーは、蒸気配管のバルブを包み、放熱とやけどを減らす着脱式の保温材です。バルブジャケット・保温ジャケットとも呼びます。作り方で、呼び径で選ぶ規格サイズ型と、機器の形に合わせて作るオーダーメイド型に分かれます。選ぶときは「バルブの種類と呼び径」「蒸気の温度」「置く場所」の3つを先に決めます。

バルブカバーとは

バルブカバーは、断熱材を耐熱の布で包んだ縫製品で、バルブにかぶせて面ファスナーや紐で留めます。バルブは形が複雑で表面積が大きいので、配管を保温していても、むき出しのバルブから熱が逃げます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで案内するバルブカバーを載せています。配管に巻く保温材、保温工事だけの会社、販売終了の品は載せていません。

2つの種類

  • 規格サイズ型:バルブの種類と呼び径で選びます。例はヤガミの保温ジャケット HJGL型、トレンドサインのクールヒートジャケット、トリコジャケット、サムソンの保温ジャケットです
  • オーダーメイド型:機器の形に合わせて作ります。例はミヤワキの Q-Plus Jacket QH型と QAG型です

適用口径と耐熱温度

  • トレンドサインのクールヒートジャケットは、15Aから300Aまでで、耐熱は200℃です
  • サムソンの保温ジャケットは、15Aから200Aまでで、安全使用温度は180℃以下(10K用)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ヤガミのグローブバルブ用は、15Aから250Aまでで、最高使用温度は200℃です
  • ミヤワキの Q-Plus Jacket は、安全使用温度が300℃までです
  • 日本ポリマーの保温カバーは260℃で、高温用カバーは600℃です

断熱材の違い

  • ガラスマットは、サムソンとトレンドサインが使っています。厚みはサムソンが20〜30mm、トレンドサインが15mmか30mmです
  • 高密度のホワイトグラスウールは、ヤガミが使っています
  • エアロジェルとニードルガラスマットの積層は、ミヤワキの QAG型です

付ける前に確かめること

  • 蒸気漏れがあるバルブには付けません。直してから付けます
  • 吊り金具や支持台があるバルブ、壁に近いバルブは、標準品が付かないことがあります
  • バルブが続いて並ぶ所は、サイズを調整します
  • 縫製品なので完全な防水ではありません。屋外はミヤワキの QAG型のような屋外向けを選びます

省エネの見方

  • サムソンの玉形弁の参考値では、50Aで放熱量470W・h、燃料費は年33,000円です。蒸気圧力0.7MPa、室温25℃の条件です
  • トレンドサインは省エネ効果の試算表を無料で出しています
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