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GUIDE / TANKA-SOUCHI

炭化装置とは?汚泥・もみ殻・木質を炭にする炭化装置の種類(連続式・バッチ式・無煙炭化器)と選び方

汚泥・家畜ふん・もみ殻・木質などを炭にする炭化装置の3つの種類、原料、処理能力、燃料、値段の見方を、主なメーカーの公式資料で説明します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

炭化装置は、汚泥やもみ殻などの有機物を、酸素を絶って熱し炭にする装置です。炭化炉・バイオ炭製造装置とも呼びます。毎日決まった量が出る原料には連続式、形のそろわない原料にはバッチ式、畑で出る剪定枝には無煙炭化器が向きます。選ぶときは「原料の種類」「1日の処理量」「使える電源と燃料」の3つを先に決めます。

炭化装置とは

炭化装置は、有機物を酸素を絶った状態で熱し、炭素を炭として残す装置です。川合技研の解説では、木質は280℃前後で急に分解が始まり、ガスを出しながら炭に変わります。出たガス(乾留ガス)を熱源に使う型が多く、燃料を抑えられます。

比較ページには、日本の会社が自社で作る炭化装置を、各社の代表の型の単位で載せています。

3つの種類

  • 連続式:スクリューやキルンで原料を送りながら炭にします。例は明和工業の MES200、トロムソの TCE-C001、スミフクのスミフク1000 ⁠⁠⁠です
  • バッチ式:炉に原料を詰めて1回ずつ炭にします。例は明和工業の ECO1000、トロムソの TCE-B001、CYC の CYT-1700 ⁠⁠です
  • 無煙炭化器:開いた器の中で枝や竹を燃やして炭にします。例はモキ製作所の M100 ⁠⁠⁠です

原料で選ぶ

  • 下水汚泥や家畜排泄物には、明和工業の MES200 や新日本海重工業の炭化処理設備が使えます
  • もみ殻には、スミフク1000 やトロムソの TCE-C001 が使えます
  • 伐採木や樹皮のような大きな原料には、明和工業の ECO1000 やトロムソの TCE-B001 が向きます
  • 含水率の高い原料は、方式で扱いが違います。TCE-B001 は事前に乾かさず入れられ、明和工業の ECO は含水率15%以下を推奨しています

処理能力の見方

  • 単位が会社で違うので、同じ原料でそろえて比べます
  • MES200 の処理能力は、200kg/h ⁠⁠です
  • スミフク1000 は、もみ殻を毎時500〜1,000L処理します
  • ECO1000 の炭化室は、1回1,000L ⁠⁠⁠です
  • FUKUMURA の CRBON-X は、炭化室が4㎥の2室で、処理時間は約6〜8時間です

電源と燃料

  • 電源の無い場所では、明和工業の ECO1000 やトロムソの TCE-B001 が使えます
  • 乾留ガスを熱源にする型には、新日本海重工業の炭化処理設備や日本ベネーブの外熱式連続炭化炉があります
  • 明和工業の MES200 は、灯油・軽油・重油・LPガス・都市ガス・乾燥バイオマスを燃料に使えます

値段

  • 値段を公式に出しているのはモキ製作所で、無煙炭化器 M100 は73,700円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 連続式とバッチ式の装置は、値段を公式に出している会社がありません。原料と処理量を伝えて見積もりを取ります
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