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GUIDE / OPTICAL-LENS

光学レンズ(単レンズ)⁠と⁠は⁠?研究・レーザー・計測で使う平凸レンズ・アクロマート・シリンドリカルレンズの種類と、焦点距離・材質・価格の選び方

光学実験やレーザー、計測装置に組み込む研究用の光学レンズ(単レンズ)の3つの種類、焦点距離とバックフォーカスの違い、BK7・合成石英・ZnSeの材質の使い分け、コーティングと値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

光学レンズ(単レンズ)は、光を集めたり広げたりして、光の進み方を変える光学部品です。研究や装置でよく使うのは、光を1点に集める平凸レンズ、2枚を貼り合わせて色のにじみを抑えたアクロマート、光を線に絞るシリンドリカルレンズです。選ぶときは「どの波長の光か」「焦点距離と直径」「色のにじみを抑えるか」の3つを先に決めます。

光学レンズ(単レンズ)⁠と⁠⁠⁠⁠は

光学レンズは、ガラスや結晶を磨いて曲面を付け、光を曲げる部品です。研究や装置では、1枚もの(単レンズ)を光学台やホルダーに付けて、レーザー光を集めたり、光源の光を平行にしたりします。

比較ページには、メーカーが自社のブランドで標準品として出しているレンズを、型番の単位で載せています。顕微鏡の対物レンズ、非球面レンズ、カメラ用のレンズは載せていません。

3つの種類

  • 平凸レンズは、片面が平らで片面が球面のレンズです。例はソーラボのLA1131、シグマ光機のSLSQ-40-50P、コヒレントのZnSe平凸レンズ123265、渋谷光学のF20-D15です
  • アクロマートは、性質の違うガラス2枚を貼り合わせたレンズです。例はソーラボのAC254-050-Aと、エドモンド・オプティクスの49-360-INKです
  • シリンドリカルレンズは、片方の向きだけ曲がったレンズです。例はシグマ光機のCLSQ-1515-25Pです

焦点距離とバックフォーカス

  • ソーラボのLA1131は、焦点距離49.8mmでバックフォーカス46.3mmです
  • シグマ光機のSLSQ-40-50Pは、焦点距離50mmでバックフォーカス40.7mmです
  • エドモンド・オプティクスの49-360-INKは、焦点距離100mmでバックフォーカス95.92mmです

焦点距離はレンズの働きの強さを表し、バックフォーカスはレンズの最後の面から焦点までの距離です。ホルダーに付けて焦点の位置を決めるときは、バックフォーカスを見ます。

材質の使い分け

  • 可視から近赤外なら、BK7などの光学ガラスで足ります。ソーラボのLA1131は、350nm〜2.0μmで使えます
  • 紫外の光には合成石英を使います。シグマ光機は、合成石英の平凸レンズを350nmより短い紫外光向けとしています
  • 炭酸ガスレーザーには、赤外を通すZnSeを使います。コヒレントの123265は、直径12.7mm・焦点距離25.4mmです

コーティング

  • ソーラボのAC254-050-Aは、400〜700nmの反射防止膜付きです
  • エドモンド・オプティクスの49-360-INKは、400〜1000nmの反射防止膜付きです
  • ソーラボのLA1131とシグマ光機のSLSQ-40-50Pは、コーティング無しです

コーティングを付けると表面での反射が減ります。範囲から外れた波長では反射が増えるので、使う光の波長で選びます。

価格

  • 渋谷光学のF20-D15は、定価2,200円(税込2,420円)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ソーラボのLA1131は3,800円、AC254-050-Aは13,729円です
  • エドモンド・オプティクスの49-360-INKは、1〜5個までで1個20,600円です

シグマ光機とコヒレントは、日本円の値段を公式に出していません。型番を伝えて見積もりを取ります。税の扱いもメーカーで違うので、比べるときは税込か税抜かをそろえます。

選び方のまとめ

  1. 使う光の波長を決めて、材質(BK7・合成石英・ZnSe)を選ぶ
  2. 単色の光を集めるだけなら平凸レンズ、白色光やいくつかの色を使うならアクロマート、線にするならシリンドリカルレンズ
  3. 焦点距離と直径を決め、ホルダーに合う外径とバックフォーカスを確かめる
  4. 波長に合わせてコーティングを選ぶ
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