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GUIDE / KOUKUU-SHOUGAITOU

航空障害灯とは?ビル・鉄塔・煙突に付ける航空障害灯の種類(低光度・中光度・高光度)と、光度・寿命・LED化の選び方

高いビル・鉄塔・煙突に付けて航空機に位置を知らせる航空障害灯の3つの種類、60m以上で付ける決まり、赤色と白色の使い分け、LEDに替えるときの管制器、寿命と消費電力を、メーカーの公式資料と国土交通省の資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

航空障害灯は、高い建物や鉄塔の位置を航空機に知らせるための灯火です。航空法第51条で、地表または水面から60m以上の物件に付けると決まっています。光の強さで、赤い不動光の低光度、2,000cdで明滅する中光度、昼間も見える高光度に分かれます。選ぶときは「物件の高さ」「白色を使えるか」「管制器を替えるか」の3つを先に決めます。

航空障害灯とは

航空障害灯は、高いビル・鉄塔・煙突などに付けて、航空機に物件の位置を知らせる灯火です。LEDを光源にしたものは、LED航空障害灯とも呼びます。物件の形と高さで、付ける灯の種類・場所・数が変わります。

比較ページには、日本の会社が自社のブランドで出す航空障害灯を、各社の代表の型式の単位で載せています。管制器や電源部だけの品、保守用のランプ、避雷針、一般の屋外照明は載せていません。

3つの種類

  • 低光度航空障害灯は、赤い光を点けたままにする小型の灯です。32cdと100cdがあり、コイト電工のOM-3C、サンコーシヤのSA-OM7LC-1、東芝ライテックのOM-7LC-T1が当たります
  • 中光度航空障害灯は、実効光度2,000cdで明滅する灯です。コイト電工のOM-6CとサンコーシヤのSA-OM6C-01は赤色、電気興業のFX-7CR-20Kは白色と赤色を切り替えます
  • 高光度航空障害灯は、昼間でも見える強い光を出す灯です。電気興業のFX-7C-200Kは、昼間200,000cd、夜間2,000cdに切り替えます

付ける決まり

  • 航空法第51条で、地表または水面から60m以上の物件に付けます
  • 付けたら、遅滞なく国土交通大臣に設置届出書を出します
  • 東芝ライテックの解説では、高さ150m未満のビルに付いている中光度赤色航空障害灯は、今の法規では低光度にできます
  • 灯を直して夜間は点け続けることと、電球やヒューズなどの予備品を備えておくことも決まっています

赤色と白色の使い分け

  • 白色の中光度は眩しいため、周りに配慮して付けられない場所では、赤色の中光度(OM-6C)を付けます
  • 電気興業のFX-7CR-20Kは1台に白色と赤色を積み、昼間は白色、夜間は赤色に切り替えます

LEDに替えるとき

  • LEDに替えるときは点灯時間管理回路(タイマーユニット)を設けるので、今の管制器を改修するか更新します
  • OM-6型をOM-6C型に替えるときは、管制器を一式で替えます
  • 機種が変わるので、航空局に変更の届出を出します

寿命と消費電力

  • コイト電工のOM-3CとOM-6C、サンコーシヤの2型式は、光源寿命が30,000時間です。コイト電工は約7年間ランプを替えずに済むとしています
  • 電気興業のFX-7CR-20Kは、光源寿命が白色50,000時間、赤色100,000時間です
  • コイト電工は、LEDにすると消費電力が電球式の約1/30になり、電気代を最大約97%減らせるとしています
  • 本体の値段を公式に出しているメーカーは無く、物件の高さと灯の数を伝えて見積もりを取ります
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