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GUIDE / SCREW-JACK

スクリュージャッキとは?台形ねじとボールねじの違い・セルフロック・選び方

装置や型を上げ下げするスクリュージャッキ(ウォームジャッキ)の種類、台形ねじとボールねじの違い、セルフロックとブレーキ、容量・ストローク・減速比の選び方、段取り用のワーク受けまでメーカー公式資料で確認します。

2026年11月2日更新

この記事の答え

スクリュージャッキは、ねじを回して重い物を押し上げ、下げ、止めておくジャッキです。止めた位置で荷重を保ちたいなら台形ねじ式、速く何度も動かすならボールねじ式を選びます。選ぶときは「容量」「ねじの種類」「ストローク」の3つを先に決めます。ボールねじ式はセルフロックがないので、ブレーキを必ず組み合わせます。

スクリュージャッキとは

ウォーム歯車でねじを回し、重い物を押し上げたり下げたりするジャッキです。入力軸をモーターや手で回すと、ねじ軸が上下に動きます。ウォームジャッキ・ねじジャッキとも呼びます。

比較ページは、日本の会社が自社で作り、型番ごとの容量を公式資料で確かめられるスクリュージャッキを載せています。油圧で上げるジャッキ、単体のボールねじ、ウォーム減速機は別の比較に分けています。

台形ねじとボールねじの違い

  • 台形ねじ式は、ねじの摩擦が大きく、入力を止めると荷重を保つセルフロックが効きます。日本ギア工業は、ストローク内のどの位置でもセルフロックが働くと書いています
  • ボールねじ式は転がり摩擦で、効率が高い型です。日本ギア工業は、台形ねじの約3倍の効率としています
  • マキシンコーの効率は、台形ねじのJA025がH・1800rpmで26%、ボールねじのJB025が71%です
  • ボールねじ式には保持力がありません。マキシンコー・日本ギア工業・椿本チエインのどの社も、ブレーキを設けるよう書いています

台形ねじでも、振動や衝撃があるとセルフロックが効かない場合があります。椿本チエインは、そのときはブレーキ装置が必要としています。

容量とストロークの選び方

  • マキシンコーのJAシリーズは、2kN〜1250kNまで標準化していて、2000kN用まで実績があります
  • 日本ギア工業のスクリュージャッキは、基本容量10kN〜1000kNです
  • マキシンコーのJA025とJB025は、標準ストロークを50〜1000mmの範囲で選べます
  • 椿本チエインのJWM025は称呼ストローク100〜1200mm、JWB025は100〜2000mmで、枠番ごとに選べる長さが違います

容量の呼び方は、マキシンコーが呼び能力、日本ギア工業と椿本チエインが基本容量と各社で違います。型番の表で、使う荷重とストロークの両方を確かめます。

減速比と駆動

  • 減速比はHとLから選びます。日本ギア工業のJ1GはHが6、Lが24、マキシンコーのJA025はHが7.67、Lが23です
  • 減速比の大きいLは、入力軸1回転で進む量が小さくなります
  • 椿本チエインのリニパワージャッキは、三相ブレーキ付モータ付きを形番で選べます
  • 日本ギア工業は、手動操作用のハンドホイールや制御用のリミットスイッチをオプションで用意しています

段取り用のワーク受け

  • ナベヤのSJK105は、全高80〜105mm・耐荷重58kNで、ロックナットを付けて高さを固定できます
  • ナベヤのHCS300は、全高200〜300mm・耐荷重80kNで、側面のノブを締めて高さを保ちます
  • イマオコーポレーションのBJ330-12040は、許容荷重31.8kNで、底面のボルトを外すと置く場所を変えられます
  • スーパーツールのFS100Pは、プレス機用に受皿を大きくした型で、耐荷重400kNです

ナベヤは、耐荷重を高さを調整できる操作荷重の上限としていて、ワークを載せたまま操作しないよう案内しています。

価格と買い方

  • ナベヤのSJK105は7,150円、HCS300は138,000円です
  • イマオコーポレーションのBJ330-12040は6,300円です
  • スーパーツールのFS100Pは、メーカー希望小売価格7,660円です

どれも税込か税抜かの記載はありません。ウォームジャッキのマキシンコー・日本ギア工業・椿本チエインは公式に価格を出していないので、容量・ストローク・減速比・付属品を決めてから見積もりを取ります。

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