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空気輸送・集塵機・サイロの下で、粉や粒を決まった量ずつ出すロータリーバルブ(ロータリーフィーダ)を選ぶ、設備・保全・購買の担当の方へ

ロータリーバルブのメーカー5社比較【2026年】

ロータリーバルブは、羽根の付いたローターを回して、
粉や粒を決まった量ずつ出しながら、上下の空気をふさぐ機械です。

ABOUT

ロータリーバルブとは

比較表を見る ↓

ロータリーバルブとは、羽根の付いたローターを回して、粉や粒を決まった量ずつ出す機械です。
ローターの羽根が上下の空気をふさぐので、
空気輸送や集塵機の下で圧力の差を保ったまま粉を出せます。
ロータリーフィーダとも呼びます。

製品の特長

  • 量を決めて出せる(1回転の容積×回転数で決まる)
  • 上下の空気をふさぐ(集塵機・サイクロンの下のエアシール⁠)
  • 使う場所で型を選ぶ(ドロップスルー・ブロースルー・サニタリー・高圧)

使うメリット

  • 粉を止めずに出し続けられる(連続の排出・⁠⁠⁠供給)
  • 空気輸送へ粉を入れられる(圧力差を保ったまま)
  • 回転数で量を変えられる(インバーター⁠やスプロケットの交換)

選ぶときに注意すること

  1. 粒や繊維がローターとケースの間に噛み込むことがある
  2. 付着しやすい粉は羽根の中に残り、出る量が減る
  3. すき間から空気が漏れると、量がばらつき輸送も乱れる
  4. 排出能力は理論値で、実際は粉の性状で下がる
  5. 軸シールは消耗するので、点検と交換の手間を見ておく

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。片桐鉄工所の値は納入の実績。値段を公式に出しているメーカーはなかった。

LIST

ロータリーバルブの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

ロータリーバルブ9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

ドロップスルー型(標準)

4製品
アイシン産業株式会社標準ロータリーバルブ RM・⁠⁠⁠RA口径50から750までの重力落下の排出口コミを書く要見積

口径50から750まで、同じ形でそろう標準型のロータリーバルブです。使用温度は-50〜+300℃、使用圧力は-50〜+50kPaまで使えます。軸受は両端で支える形が標準で、モーター直結のDRM・DRA型もあります。

方式
ドロップスルー型(標準)
口径・サイズ
口径50〜750
1回転の容積
口径200で9.4L/rev
排出能力
0.1〜500m³/h
使用圧力
-50〜+50kPa
使用温度
-50〜+300℃
粉接部の材質
ケースFC200・FCD450、SCS13
駆動方式
チェーン駆動
記載なし
用途・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
アイシン産業株式会社簡易排出用ロータリーバルブ AREX8Ⅱ集塵機の下の簡易排出口コミを書く要見積

集塵機などの下で粉を出すことに絞った、駆動部が外に出ない小型のロータリーバルブです。ウレタンローターの型はローター容量3.45L/revで、50Hzで5.1m³/hを出します。ローターはウレタン製と金属製から選べます。

方式
ドロップスルー型(標準)
1回転の容積
3.45L/rev
排出能力
5.1m³/h(⁠50Hz⁠)
使用圧力
上下0〜10kPa
使用温度
-10〜+70℃
粉接部の材質
ケーシングFCD450、SUS304
駆動方式
モーター直結
回転数
24.6回転/分(⁠50Hz⁠)、29.7回転/分(⁠60Hz⁠)
モーター
0.2kW
記載なし
口径・サイズ・⁠⁠⁠用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ツカサ工業株式会社ロータリーバルブ TLV2空気輸送のレシーバー下・サイクロン下口コミを書く要見積

軸シールと軸受の間にすき間を取ったアウトメタル方式で、軸シールの手入れやローターの芯出しを外からできます。空気輸送のレシーバーやサイクロンの下など、上下で圧力が違う所で粉粒体を決まった量ずつ出します。材質はステンレスとスチールから選べます。

方式
ドロップスルー型(標準)
粉接部の材質
ステンレス、スチール
用途
レシーバー下・サイクロン下の定量排出
記載なし
口径・サイズ・1回転の容積・排出能力・使用圧力・使用温度・駆動方式・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
フルード工業株式会社J1形ロータリーバルブJ形からの入れ替え口コミを書く要見積

従来のJ形と面間をそろえたまま、理論排出量を増やした標準機です。J形の一段下のサイズで足りることもあります。使用圧力は±40kPaで、丸フランジと角フランジ、チェーン駆動とモータ直結がそろいます。

方式
ドロップスルー型(標準)
口径・サイズ
丸形150〜300A、角形160〜315mm
使用圧力
±40kPa
粉接部の材質
FC・SS、SCS13・SUS304、SCS14・SUS316、SCS16・SUS316L
駆動方式
チェーン駆動、モータ直結
用途
サイロ下の排出、サイクロン・バグフィルタ下のエアシール
記載なし
1回転の容積・排出能力・使用温度・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

ブロースルー型(貫流)

2製品
株式会社片桐鉄工所ブロースルーバルブ圧送ラインへ直接つなぐ粉の供給口コミを書く要見積

圧送ラインへ直接つなぎ、粉を連続で送る受注設計のロータリーバルブです。入口200A、輸送管50Aからの実績があり、配管サイズやローター径を1台ずつ決めます。既設設備の入れ替えにも使えます。

方式
ブロースルー型(貫流)
口径・サイズ
入口200A⁠〜、輸送管50A⁠〜
使用温度
100℃⁠⁠⁠以上(実績)
用途
粉ミルク・粉糖・コーンスターチなど
記載なし
1回転の容積・排出能力・使用圧力・粉接部の材質・駆動方式・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
水谷鉃工株式会社スルーオフ型ロータリーバルブ KR型付着しやすい粉の空気輸送口コミを書く要見積

輸送管をロータリーバルブに直接つなぐスルーオフ型です。付着しやすい粉粒体を扱うときや、面間を小さくしたいときに向きます。仕様は使う条件に合わせて設計します。

方式
ブロースルー型(貫流)
用途
付着性の高い粉粒体、面間を小さくしたい所
記載なし
口径・サイズ・1回転の容積・排出能力・使用圧力・使用温度・粉接部の材質・駆動方式・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

サニタリー型(分解清掃)

2製品
ツカサ工業株式会社サニタリーロータリーバルブ TRV-⁠LS分解清掃したい食品・医薬の粉の排出口コミを書く要見積

ステンレスの本体をモーター直結で軽くまとめ、分解して洗えるサニタリー型です。チェーン駆動型と比べて約1/2の省スペースで、接粉部はバフ研磨#400に仕上げています。エアパージは標準で付きます。

方式
サニタリー型(分解清掃)
粉接部の材質
ステンレス(接粉部バフ研磨#400)
駆動方式
モーター直結
用途
フィルター・ストレージビン下の定量排出、レシーバー下のエアーロック
記載なし
口径・サイズ・1回転の容積・排出能力・使用圧力・使用温度・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
フルード工業株式会社L-Ⅱサニタリ形ロータリーバルブ中を開けて点検・清掃したい所口コミを書く要見積

片持ちの構造で、エンド側を開けて中の点検と清掃ができる軽量のサニタリー型です。一回転の容積は3.02Lで、フランジ寸法と面間はL-Ⅱ形の標準機と変わりません。水洗い用の仕様もあります。

方式
サニタリー型(分解清掃)
口径・サイズ
フランジ直径200mm
1回転の容積
3.02L
使用圧力
±5kPa
粉接部の材質
SCS13・SUS304
駆動方式
モータ直交直結
記載なし
排出能力・使用温度・用途・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

高圧・高温型

1製品
株式会社片桐鉄工所高温・高圧対応ロータリーバルブ高温・高圧のガス化設備への粉の供給口コミを書く要見積

特許の構造で、高温・高圧でも軸封から漏れにくくした受注設計のロータリーバルブです。国内のIGCC設備で、設計内圧3.97MPa・設計温度450℃までの実績があります。使う条件に合わせて材質を選びます。

方式
高圧・高温型
口径・サイズ
ローター径800mmまで(実績)
排出能力
110m³/hまで(実績)
使用圧力
設計内圧3.97MPaまで(実績)
使用温度
450℃⁠⁠⁠まで(実績)
用途
IGCC設備のチャー・微粉炭
記載なし
1回転の容積・粉接部の材質・駆動方式・回転数・モーター
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

ドロップスルー型(標準)4製品

アイシン産業株式会社

標準ロータリーバルブ RM・⁠⁠⁠RA

口径50から750までの重力落下の排出

口径50から750まで、同じ形でそろう標準型のロータリーバルブです。使用温度は-50〜+300℃、使用圧力は-50〜+50kPaまで使えます。軸受は両端で支える形が標準で、モーター直結のDRM・DRA型もあります。

コスト要見積

方式
ドロップスルー型(標準)
口径・サイズ
口径50〜750
1回転の容積
口径200で9.4L/rev
排出能力
0.1〜500m³/h
使用圧力
-50〜+50kPa
使用温度
-50〜+300℃
粉接部の材質
ケースFC200・FCD450、SCS13
駆動方式
チェーン駆動
記載なし
用途・回転数・モーター
公式ページへ
アイシン産業株式会社

簡易排出用ロータリーバルブ AREX8Ⅱ

集塵機の下の簡易排出

集塵機などの下で粉を出すことに絞った、駆動部が外に出ない小型のロータリーバルブです。ウレタンローターの型はローター容量3.45L/revで、50Hzで5.1m³/hを出します。ローターはウレタン製と金属製から選べます。

コスト要見積

方式
ドロップスルー型(標準)
1回転の容積
3.45L/rev
排出能力
5.1m³/h(⁠50Hz⁠)
使用圧力
上下0〜10kPa
使用温度
-10〜+70℃
粉接部の材質
ケーシングFCD450、SUS304
駆動方式
モーター直結
回転数
24.6回転/分(⁠50Hz⁠)、29.7回転/分(⁠60Hz⁠)
モーター
0.2kW
記載なし
口径・サイズ・⁠⁠⁠用途
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ツカサ工業株式会社

ロータリーバルブ TLV2

空気輸送のレシーバー下・サイクロン下

軸シールと軸受の間にすき間を取ったアウトメタル方式で、軸シールの手入れやローターの芯出しを外からできます。空気輸送のレシーバーやサイクロンの下など、上下で圧力が違う所で粉粒体を決まった量ずつ出します。材質はステンレスとスチールから選べます。

コスト要見積

方式
ドロップスルー型(標準)
粉接部の材質
ステンレス、スチール
用途
レシーバー下・サイクロン下の定量排出
記載なし
口径・サイズ・1回転の容積・排出能力・使用圧力・使用温度・駆動方式・回転数・モーター
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フルード工業株式会社

J1形ロータリーバルブ

J形からの入れ替え

従来のJ形と面間をそろえたまま、理論排出量を増やした標準機です。J形の一段下のサイズで足りることもあります。使用圧力は±40kPaで、丸フランジと角フランジ、チェーン駆動とモータ直結がそろいます。

コスト要見積

方式
ドロップスルー型(標準)
口径・サイズ
丸形150〜300A、角形160〜315mm
使用圧力
±40kPa
粉接部の材質
FC・SS、SCS13・SUS304、SCS14・SUS316、SCS16・SUS316L
駆動方式
チェーン駆動、モータ直結
用途
サイロ下の排出、サイクロン・バグフィルタ下のエアシール
記載なし
1回転の容積・排出能力・使用温度・回転数・モーター
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ブロースルー型(貫流)2製品

株式会社片桐鉄工所

ブロースルーバルブ

圧送ラインへ直接つなぐ粉の供給

圧送ラインへ直接つなぎ、粉を連続で送る受注設計のロータリーバルブです。入口200A、輸送管50Aからの実績があり、配管サイズやローター径を1台ずつ決めます。既設設備の入れ替えにも使えます。

コスト要見積

方式
ブロースルー型(貫流)
口径・サイズ
入口200A⁠〜、輸送管50A⁠〜
使用温度
100℃⁠⁠⁠以上(実績)
用途
粉ミルク・粉糖・コーンスターチなど
記載なし
1回転の容積・排出能力・使用圧力・粉接部の材質・駆動方式・回転数・モーター
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水谷鉃工株式会社

スルーオフ型ロータリーバルブ KR型

付着しやすい粉の空気輸送

輸送管をロータリーバルブに直接つなぐスルーオフ型です。付着しやすい粉粒体を扱うときや、面間を小さくしたいときに向きます。仕様は使う条件に合わせて設計します。

コスト要見積

方式
ブロースルー型(貫流)
用途
付着性の高い粉粒体、面間を小さくしたい所
記載なし
口径・サイズ・1回転の容積・排出能力・使用圧力・使用温度・粉接部の材質・駆動方式・回転数・モーター
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サニタリー型(分解清掃)2製品

ツカサ工業株式会社

サニタリーロータリーバルブ TRV-⁠LS

分解清掃したい食品・医薬の粉の排出

ステンレスの本体をモーター直結で軽くまとめ、分解して洗えるサニタリー型です。チェーン駆動型と比べて約1/2の省スペースで、接粉部はバフ研磨#400に仕上げています。エアパージは標準で付きます。

コスト要見積

方式
サニタリー型(分解清掃)
粉接部の材質
ステンレス(接粉部バフ研磨#400)
駆動方式
モーター直結
用途
フィルター・ストレージビン下の定量排出、レシーバー下のエアーロック
記載なし
口径・サイズ・1回転の容積・排出能力・使用圧力・使用温度・回転数・モーター
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フルード工業株式会社

L-Ⅱサニタリ形ロータリーバルブ

中を開けて点検・清掃したい所

片持ちの構造で、エンド側を開けて中の点検と清掃ができる軽量のサニタリー型です。一回転の容積は3.02Lで、フランジ寸法と面間はL-Ⅱ形の標準機と変わりません。水洗い用の仕様もあります。

コスト要見積

方式
サニタリー型(分解清掃)
口径・サイズ
フランジ直径200mm
1回転の容積
3.02L
使用圧力
±5kPa
粉接部の材質
SCS13・SUS304
駆動方式
モータ直交直結
記載なし
排出能力・使用温度・用途・回転数・モーター
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高圧・高温型1製品

株式会社片桐鉄工所

高温・高圧対応ロータリーバルブ

高温・高圧のガス化設備への粉の供給

特許の構造で、高温・高圧でも軸封から漏れにくくした受注設計のロータリーバルブです。国内のIGCC設備で、設計内圧3.97MPa・設計温度450℃までの実績があります。使う条件に合わせて材質を選びます。

コスト要見積

方式
高圧・高温型
口径・サイズ
ローター径800mmまで(実績)
排出能力
110m³/hまで(実績)
使用圧力
設計内圧3.97MPaまで(実績)
使用温度
450℃⁠⁠⁠まで(実績)
用途
IGCC設備のチャー・微粉炭
記載なし
1回転の容積・粉接部の材質・駆動方式・回転数・モーター
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Q&A

ロータリーバルブ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ロータリーバルブの価格は、いくら?

このページの9製品は、どれも値段を公式に出していません。口径・材質・駆動方式・オプションで値段が変わるので、型式と粉の性状、前後の圧力差を伝えて見積もりを取ります。フルード工業とアイシン産業は、集塵機の下に使う低価格の型(L形・AREXシリーズ)を別に出しています。

設備担当の疑問ロータリーバルブとロータリーフィーダの違いは?

どちらも、羽根の付いたローターを回して粉を決まった量ずつ出す同じ機械の呼び名です。空気をふさぐ役を言うときにロータリーバルブ、量を決めて出す役を言うときにロータリーフィーダと呼ぶことが多く、ツカサ工業は定量供給装置の中にロータリーバルブを並べています。

設備担当の疑問ロータリーバルブの種類と違いは?

使う場所と構造で4つに分けました。上から落とす標準のドロップスルー型、輸送管を直接つなぐブロースルー型、分解して洗えるサニタリー型、高い圧力や温度に耐える高圧・高温型です。フルード工業は、汎用・ブロースルー・サニタリー・集塵機下用など全26種をそろえています。

設備担当の疑問ドロップスルーとブロースルーの違いは?

ドロップスルー型は粉を下へ落として出し、ブロースルー型は本体の下に輸送管をつないでローターの中を空気で吹き抜けます。ブロースルー型は混相器を別に付けるより背が低くなり、付着しやすい粉も残りにくくなります。片桐鉄工所のブロースルーバルブは、入口200A・輸送管50Aからの実績があります。

工場長の疑問集塵機の下にロータリーバルブを付けるのはなぜ?

集塵機やサイクロンの中と外では圧力が違うので、ただ口を開けると空気が流れ込み、集めた粉がうまく落ちません。ローターの羽根が空気をふさいだまま粉を出すので、圧力を保ったまま排出できます。アイシン産業のAREX8Ⅱのように、集塵機の下に絞った小型の型もあります。

施設管理の疑問使用圧力と温度は、どこまで使える?

標準の型では、アイシン産業のRM・RAが-50〜+50kPa・-50〜+300℃、フルード工業のJ1形が±40kPaです。水谷鉃工は、ライン圧力が0.1MPaを超える所にはメカニカルシール、2MPaを超える所にはダブルメカニカルシールの型を作ります。片桐鉄工所には、設計内圧3.97MPa・設計温度450℃までの実績があります。

設備担当の疑問ロータリーバルブの排出量の計算は?

理論の排出量は、ローター1回転の容積に回転数をかけて出します。アイシン産業のAREX8Ⅱ-Uは3.45L/revで、50Hzで24.6⁠回転/分なので、5.1m³/hです。アイシン産業の排出能力は充填効率100%のときの値で、実際は粉の性状で下がります。

施設管理の疑問食品・医薬品の粉に使うサニタリー型は?

中を開けて点検・清掃できる型を選びます。フルード工業のL-Ⅱサニタリ形はエンド側を開けられ、水洗いできる仕様もあります。ツカサ工業のTRV-LSはステンレスの本体をモーター直結でまとめ、接粉部をバフ研磨#400に仕上げています。

工場長の疑問粉の付着や噛み込みを防ぐには?

付着しやすい粉には、羽根の中を空気で吹くエアーパージや、輸送管を直接つなぐ型を使います。ツカサ工業はエアーパージとローターのエッジ加工の仕様を、水谷鉃工は輸送管を直接つなぐKR型を出しています。片桐鉄工所には、ローターと一緒に回るスクレーパーでかき取る型もあります。

購買担当の疑問ロータリーバルブのトップシェアのメーカーは?

アイシン産業は、自社の製品ページで「国内ロータリーバルブトップシェア⁠」⁠と書いています。業界団体や調査会社の数字は、このページの調べでは見つかりませんでした。

工場長の疑問ロータリーバルブの手入れと空気漏れの対策は?

軸シールは消耗するので、点検しやすい構造の型を選びます。ツカサ工業のTLV2は軸シールと軸受の間にすき間を取り、外から手入れできます。漏れを抑えたいなら、フルード工業の小クリアランス形や、片桐鉄工所の高差圧シール式(差圧0.4MPaで漏れを90%以上減らした社内実験⁠)があります。

TYPES

ロータリーバルブの方式の違い

ボタンを押すと、表がその方式の製品だけになります。

ドロップスルー型(標準)

上から入った粉をローターのすき間に受け、回して下へ落とす標準の型です。サイロやホッパーの下の排出、サイクロンやバグフィルタの下のエアシールに使います。チェーン駆動とモーター直結があります。

向いている使い方

  • サイロ・ホッパーの下の定量排出
  • 集塵機・サイクロンの下のエアシール
  • コンベアや計量器への供給

根拠:標準タイプは ドロップスルー方式 で重力落下を利用して粉粒体を下方へ供給します。(出典1)

この方式の4製品を表で見る

ブロースルー型(貫流)

本体の下に空気輸送の配管を直接つなぎ、ローターの中を空気で吹き抜けて粉を送る型です。混相器を別に付けるより背が低くまとまり、付着しやすい粉も残りにくくなります。空気輸送の送り元に使います。

向いている使い方

  • 空気輸送の送り元
  • 付着しやすい粉の圧送
  • 高さに余裕の無い所

根拠:ロータリーバルブと混相部配管が一体となった、空気輸送専用の供給排出機です。(出典7)

この方式の2製品を表で見る

サニタリー型(分解清掃)

ふたやローターを外して、中を点検・清掃できる型です。接粉部はステンレスで、食品や医薬品の粉に使います。水洗いできる仕様もあります。

向いている使い方

  • 食品・医薬品の粉
  • 品種の切り替えで洗う
  • 異物の混入を防ぎたい

根拠:片持形のため、エンド側が開放でき、内部点検・清掃が容易です(出典8)

この方式の2製品を表で見る

高圧・高温型

上下の圧力差が大きい所や、高い温度の粉に使う型です。軸の封じにメカニカルシールを使い、空気やガスの漏れを抑えます。ライン圧力が0.1MPaを超える所で使います。

向いている使い方

  • 高圧の輸送ラインへの供給
  • 高温の灰・炭の排出
  • ガス化・燃焼設備

根拠:弊社では使用ライン圧力が0.1MPaを超える用途に対してはメカニカルシールを採用したロータリーバルブの製作を行なっており(出典10)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

ロータリーバルブの主なメーカー5社

ロータリーバルブの主なメーカーは、次の5社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

アイシン産業株式会社

口径50から750まで、同じ形でそろう標準型のロータリーバルブです。

埼玉県

株式会社片桐鉄工所

圧送ラインへ直接つなぎ、粉を連続で送る受注設計のロータリーバルブです。

新潟県

ツカサ工業株式会社

軸シールと軸受の間にすき間を取ったアウトメタル方式で、軸シールの手入れやローターの芯出しを外からできます。

愛知県

フルード工業株式会社

従来のJ形と面間をそろえたまま、理論排出量を増やした標準機です。

東京都

水谷鉃工株式会社

輸送管をロータリーバルブに直接つなぐスルーオフ型です。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:粉体・粒体を決まった量ずつ切り出し、空気輸送や集塵機・サイクロン・サイロの下で上下の空気をふさぐロータリーバルブ(ロータリーフィーダ)で⁠、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、型式か仕様を公式で確かめられた製品。各社の代表の型式を1〜2つ載せ、並びは方式ごとに会社の五十音順です。配管を開け閉めするボールバルブ・バタフライ弁、スクリュー式や振動式の定量フィーダ(フィーダの比較)、回転部へ流体を送るロータリージョイントは別のページです。赤武エンジニアリングと東海パウデックスは自社でロータリーバルブを作っていますが、公式サイトに型式と仕様が無いので載せていません。アイシン産業の爆発遮断ロータリーバルブは販売元がファイク・ジャパンなので除いています。片桐鉄工所の製品は型番の無い受注設計で、値は納入の実績です。

並び順:方式ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。

ロータリーバルブを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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