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エアシリンダや油圧シリンダとワークの芯ずれを逃がすフローティングジョイントを選ぶ、設備・保全・設計・購買の担当の方へ

フローティングジョイントのメーカー5社比較【2026年】

フローティングジョイントは、シリンダとワークの芯ずれを、
つなぎ目で逃がす継手です。

ABOUT

フローティングジョイントとは

比較表を見る ↓

フローティングジョイントとは、シリンダのロッドの先とワークの間に入れて、
芯ずれや平行度のずれを逃がす継手です。
軸心を細かく合わせなくても、
シリンダに無理な力がかかりません。
フリージョイント・シリンダジョイントとも呼びます。

製品の特長

  • 芯ずれと傾きを同時に逃がす(許容偏心量と揺動角度で表す)
  • ねじの呼びで選ぶ(シリンダのロッド先のねじに合わせる)
  • 取付金具を選べる(基本形・フランジ形・フート形)

使うメリット

  • 軸心合わせの手間が減る(高い精度の加工がいらない)
  • シリンダとガイドに無理な力がかからない(長持ちする)
  • 取付けの時間が短くなる(芯出しの調整がいらない)

選ぶときに注意すること

  1. 回転用の軸継手ではない。回る所・揺動する所には使わない
  2. シリンダはフート形かフランジ形で付ける。クレビス形・トラニオン形では許容を超える
  3. 止めるときはシリンダのクッションやショックアブソーバで衝撃を逃がす
  4. 軸方向にガタがある。位置決めはノックピンや外部ストッパでする

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・カタログ・取扱説明書による。使い方と注意はSMCの取扱説明書とカタログ、コガネイとParker TAIYOのカタログによる。

LIST

フローティングジョイントの比較表

フローティングジョイント6製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

標準形

4製品
SMC株式会社フローティングジョイント JA40-14-150空気圧と油圧のシリンダの先口コミを書く要見積

空気圧シリンダにも、3.5MPa以下の油圧シリンダにも付けられる標準形です。M14×1.5で4400Nまでの引張・圧縮を受け、芯ずれは0.75mmまで逃がします。フランジ形とフート形の金具付きも同じ力で選べます。

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
0.75mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
4400N
使用温度
-5〜60℃
取付形式
基本形、フランジ形、フート形
適用シリンダ
チューブ内径40mm
材質
スタッドはクロムモリブデン鋼、ケースは炭素鋼
使用圧力
空気圧1MPa以下、油圧3.5MPa以下
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社コガネイシリンダジョイント CJ-14×1.5コガネイのエアシリンダの先口コミを書く要見積

ショートノーズ形とロングノーズ形の2つの形から選べる、コガネイのシリンダジョイントです。芯ずれは1mm、揺動角度は±5°まで逃がします。フート金具とフランジ金具は出荷時に添付で付いてきます。

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
1mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
引張破壊荷重44903.3N
取付形式
金具なし、フート形、フランジ形
記載なし
使用温度・適用シリンダ・材質・使用圧力
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
CKD株式会社フリージョイント FJ-0-14エアシリンダの先と被動体の接続口コミを書く要見積

ボールスタッドを合金鋼で作った、CKDのフローティングジョイントです。M14×1.5で5.88kNまで受け、芯ずれは1.0mmまで逃がします。基本形・フート形・フランジ形の3つの取付けから選べます。

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
1.0mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
5.88kN
使用温度
-10〜60℃
取付形式
基本形、フート形、フランジ形
適用シリンダ
シリーズで直径20〜200mm
材質
ボールスタッドは合金鋼
記載なし
使用圧力
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社Parker TAIYOフロートカプラ FCM14A-1.5エアシリンダのピストンロッドの先口コミを書く要見積

エアシリンダのピストンロッドの先に付ける専用のカプラです。M14×1.5で5.88kNまで受け、芯ずれは1.0mmまで逃がします。フランジ形も標準で選べ、フート形はオーダメイドです。

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
1.0mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
5.88kN
使用温度
-10〜60℃
取付形式
基本形、フランジ形、フート形(オーダメイド)
記載なし
適用シリンダ・材質・使用圧力
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

短縮形

2製品
SMC株式会社フローティングジョイント JT32省スペースのエアシリンダの先口コミを書く要見積

ケースをアルミニウム合金にした、短く軽いフローティングジョイントです。M10×1.25で560Nまで受け、芯ずれは0.5mmまで逃がします。揺動角度は±2°なので、角度のずれが小さい所に使います。

種類
短縮形
ねじの呼び
M10×1.25
許容偏心量
0.5mm
揺動角度
±2°
引張・圧縮の力
560N
使用温度
-10〜70℃
取付形式
基本形
適用シリンダ
チューブ内径25・32mm
材質
スタッドは炭素鋼、ケースはアルミニウム合金
使用圧力
空気圧0.7MPa以下
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日笠技研株式会社キョクタンジョイント Jシリーズシリンダ先端の長さを詰めたい所口コミを書く要見積

取付長さを従来の1/2以下に詰めた、短いフローティングジョイントです。おねじのシリンダ用で、ねじはM3〜M40まであります。基本型・ショート型・フランジ型・フート型・短フート型の5つの取付方法から選べます。

種類
短縮形
ねじの呼び
M3〜M40
取付形式
基本型、ショート型、フランジ型、フート型、短フート型
記載なし
許容偏心量・揺動角度・引張・圧縮の力・使用温度・適用シリンダ・材質・使用圧力
公式ページへ詳細・仕様

標準形4製品

SMC株式会社

フローティングジョイント JA40-14-150

空気圧と油圧のシリンダの先

空気圧シリンダにも、3.5MPa以下の油圧シリンダにも付けられる標準形です。M14×1.5で4400Nまでの引張・圧縮を受け、芯ずれは0.75mmまで逃がします。フランジ形とフート形の金具付きも同じ力で選べます。

コスト要見積

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
0.75mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
4400N
使用温度
-5〜60℃
取付形式
基本形、フランジ形、フート形
適用シリンダ
チューブ内径40mm
材質
スタッドはクロムモリブデン鋼、ケースは炭素鋼
使用圧力
空気圧1MPa以下、油圧3.5MPa以下
公式ページへ
株式会社コガネイ

シリンダジョイント CJ-14×1.5

コガネイのエアシリンダの先

ショートノーズ形とロングノーズ形の2つの形から選べる、コガネイのシリンダジョイントです。芯ずれは1mm、揺動角度は±5°まで逃がします。フート金具とフランジ金具は出荷時に添付で付いてきます。

コスト要見積

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
1mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
引張破壊荷重44903.3N
取付形式
金具なし、フート形、フランジ形
記載なし
使用温度・適用シリンダ・材質・使用圧力
公式ページへ
CKD株式会社

フリージョイント FJ-0-14

エアシリンダの先と被動体の接続

ボールスタッドを合金鋼で作った、CKDのフローティングジョイントです。M14×1.5で5.88kNまで受け、芯ずれは1.0mmまで逃がします。基本形・フート形・フランジ形の3つの取付けから選べます。

コスト要見積

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
1.0mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
5.88kN
使用温度
-10〜60℃
取付形式
基本形、フート形、フランジ形
適用シリンダ
シリーズで直径20〜200mm
材質
ボールスタッドは合金鋼
記載なし
使用圧力
公式ページへ
株式会社Parker TAIYO

フロートカプラ FCM14A-1.5

エアシリンダのピストンロッドの先

エアシリンダのピストンロッドの先に付ける専用のカプラです。M14×1.5で5.88kNまで受け、芯ずれは1.0mmまで逃がします。フランジ形も標準で選べ、フート形はオーダメイドです。

コスト要見積

種類
標準形
ねじの呼び
M14×1.5
許容偏心量
1.0mm
揺動角度
±5°
引張・圧縮の力
5.88kN
使用温度
-10〜60℃
取付形式
基本形、フランジ形、フート形(オーダメイド)
記載なし
適用シリンダ・材質・使用圧力
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短縮形2製品

SMC株式会社

フローティングジョイント JT32

省スペースのエアシリンダの先

ケースをアルミニウム合金にした、短く軽いフローティングジョイントです。M10×1.25で560Nまで受け、芯ずれは0.5mmまで逃がします。揺動角度は±2°なので、角度のずれが小さい所に使います。

コスト要見積

種類
短縮形
ねじの呼び
M10×1.25
許容偏心量
0.5mm
揺動角度
±2°
引張・圧縮の力
560N
使用温度
-10〜70℃
取付形式
基本形
適用シリンダ
チューブ内径25・32mm
材質
スタッドは炭素鋼、ケースはアルミニウム合金
使用圧力
空気圧0.7MPa以下
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日笠技研株式会社

キョクタンジョイント Jシリーズ

シリンダ先端の長さを詰めたい所

取付長さを従来の1/2以下に詰めた、短いフローティングジョイントです。おねじのシリンダ用で、ねじはM3〜M40まであります。基本型・ショート型・フランジ型・フート型・短フート型の5つの取付方法から選べます。

コスト要見積

種類
短縮形
ねじの呼び
M3〜M40
取付形式
基本型、ショート型、フランジ型、フート型、短フート型
記載なし
許容偏心量・揺動角度・引張・圧縮の力・使用温度・適用シリンダ・材質・使用圧力
公式ページへ
Q&A

フローティングジョイント選びで、よくある疑問

購買担当の疑問フローティングジョイントの価格は、いくら?

値段を公式に出しているメーカーは、今回載せた5社にありません。どの会社も、ねじの呼びと取付形式を伝えて見積もりを取ります。日笠技研は、注文前に見積依頼をするよう案内しています。

設備担当の疑問フローティングジョイントとは?何に使う?

シリンダのロッドの先とワークの間に入れ、芯ずれを逃がす直線往復運動用の継手です。SMCは、被動体とシリンダの芯ずれや平行度の精度不足を吸収し、軸心合せがいらなくなると案内しています。コガネイも、軸心合わせのための高い精度の加工がいらないとしています。

設備担当の疑問フローティングジョイントとカップリングの違いは?

カップリングは、回る軸どうしをつないで回転を伝えます。フローティングジョイントは、押す・引くの直線の動きだけに使い、回転用には使いません。SMC・コガネイ・Parker TAIYOとも、回転用の軸継手として使わないよう案内しています。

設備担当の疑問許容偏心量はどのくらい?

ねじの呼びで変わります。M14×1.5では、SMCのJA40-14-150が0.75mm、CKDのFJ-0-14とParker TAIYOのFCM14A-1.5が1.0mm、コガネイのCJ-14×1.5が1mmです。短縮形のSMCのJT32は、M10×1.25で0.5mmです。

設備担当の疑問揺動角度はどのくらい?

標準形は±5°がそろっています。SMCのJA40-14-150、CKDのFJ-0-14、コガネイのCJ-14×1.5がこの角度です。SMCの軽量コンパクトのJT32は±2°なので、傾きの小さい所に使います。

購買担当の疑問引張・圧縮の力(荷重)はどのくらい?

M14×1.5では、SMCのJA40-14-150が4400N、CKDのFJ-0-14とParker TAIYOのFCM14A-1.5が5.88kNです。SMCのJT32はM10×1.25で560Nです。CKDの値は静荷重なので、動く所では余裕を見て選びます。

工場長の疑問油圧シリンダにも使える?

型によります。SMCのJA40-14-150は、空気圧1MPa以下に加えて、3.5MPa以下の油圧シリンダにも使えます。Parker TAIYOのフロートカプラは、エアシリンダのピストンロッドの先に付ける専用品です。

設備担当の疑問短いフローティングジョイントは?

日笠技研のキョクタンジョイントは、取付長さを従来の1/2以下にしています。SMCのJTシリーズは、JA20と比べて重さを最大56%減らしています。シリンダとワークの間が狭いときに使います。

工場長の疑問取付けで気をつけることは?

シリンダはフート形かフランジ形で固定します。SMCの取扱説明書では、クレビス形やトラニオン形はシリンダの軸心が揺れて、許容偏心量や揺動角度を超えるとしています。ねじはロッドの先のねじの呼びに合わせます。

施設管理の疑問ワークを止めるときの注意は?

フローティングジョイントに衝撃を入れないよう、シリンダのクッション機構やショックアブソーバで止めます。SMCは、緩衝機構が無いと過大な衝撃力が出て、最大引張圧縮力を超えて壊れることがあると案内しています。

総務の疑問位置決めに使える?ガタはある?

軸方向にガタがあります。SMCのJAシリーズは出荷時0.06mm以下、JTシリーズは0.15mm以下です。位置を決めるときは、ノックピンや外部ストッパでガタを逃がします。

TYPES

フローティングジョイントの種類の違い

標準形

ケースの中の球面でロッドの傾きを受け、横の芯ずれも逃がす型です。ねじはM3からM40を超える太さまでそろい、大きな力を受けられます。フランジ形やフート形の金具を付けて、ワーク側に固定できます。

向いている使い方

  • エアシリンダで押す・引く搬送装置
  • 油圧シリンダで動かす治具
  • 長いガイドに沿って動く可動台

根拠:本製品は、直線運動におけるワークとシリンダの微少な芯ずれを吸収する場合に使用される直線往復運動用の軸継手です。(出典3)

この種類の4製品を表で見る

短縮形

シリンダの先からワークまでの長さを詰めた型です。ケースを軽くしたり、構造を薄くしたりして、装置を小さくまとめます。標準形より許容の力や揺動角度が小さい型もあるので、仕様を確かめて選びます。

向いている使い方

  • 省スペースのエアシリンダの先
  • 小さな組立機・検査機
  • シリンダとワークの間が狭い所

根拠:●オネジシリンダ用(Jシリーズ)M3~M40 ●従来の1/2以下の取付長さ(出典9)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

フローティングジョイントの主なメーカー5社

SMC株式会社

空気圧シリンダにも、3.5MPa以下の油圧シリンダにも付けられる標準形です。

東京都

株式会社コガネイ

ショートノーズ形とロングノーズ形の2つの形から選べる、コガネイのシリンダジョイントです。

東京都

CKD株式会社

ボールスタッドを合金鋼で作った、CKDのフローティングジョイントです。

愛知県

株式会社Parker TAIYO

エアシリンダのピストンロッドの先に付ける専用のカプラです。

大阪府

日笠技研株式会社

取付長さを従来の1/2以下に詰めた、短いフローティングジョイントです。

神奈川県

出典
  1. SMC フローティングジョイント J(WEBカタログ)
  2. SMC フローティングジョイント JT・JC・JA・JAH・JB・JSシリーズ(カタログ)
  3. SMC 取扱説明書 フローティングジョイント JAシリーズ
  4. CKD フリージョイント FJシリーズ(カタログ)
  5. コガネイ シリンダジョイント CJ
  6. コガネイ シリンダジョイント(カタログ)
  7. Parker TAIYO フロートカプラ FCシリーズ
  8. Parker TAIYO フロートカプラ FCシリーズ(カタログ)
  9. 日笠技研 キョクタンジョイント
  10. 日笠技研 会社概要
  11. 日笠技研 お知らせ
掲載基準

工場の設備で、エアシリンダや油圧シリンダのロッドの先とワーク(被動体)をつなぎ、芯ずれと平行度のずれを逃がす業務用のフローティングジョイント(フリージョイント・シリンダジョイント・フロートカプラ)で、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式の文字で確かめられた製品。1社2製品まで、シリーズは代表のねじの呼び(主にM14×1.5)の型にしています。エアシリンダ本体(エアシリンダ・油圧シリンダの比較)、回る軸どうしをつなぐ軸継手(カップリング・ユニバーサルジョイントの比較)、ロッドの先に付けるクレビスや球面のロッドエンド(ロッドエンドの比較)、家庭用の品、中古品、代理店や商社が売る他社の製品は除いています。大船企業日本は台湾製の品を売る会社なので載せていません。ミスミは公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられず、フエストは公式サイトで製品ページにたどれなかったので、今回は載せていません。日笠技研の仕様表と価格表は画像だけなので、ねじの呼びと取付方法のほかは「記載なし」にしています。コガネイは最大使用の力ではなく引張破壊荷重を公表しているので、その値を載せています。値段を公式に出しているメーカーはないので、コストはすべて要見積です。

フローティングジョイントを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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