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GUIDE / AIR-SHAFT

エアシャフトとは?巻取り・巻出しで使うエアシャフト(エアーシャフト)の種類(ラグ式・リーフ式・カプセル式・エアーチャック)と、耐荷重・コア内径・材質の選び方

フィルム・紙・箔の巻取り・巻出しで紙管などのコアを空気の力でつかむエアシャフトの4つの種類、ラグ式とリーフ式の違い、CFRP製の軽量型、片持ちと両持ち、空気圧と耐荷重、クリーンルームでの使い方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

エアシャフトは、巻取り・巻出しで紙管などのコアを空気の力で内側からつかむ軸です。エアーシャフトとも呼びます。つかみ方で、ラグが張り出すラグ式・板の面でつかむリーフ式・ウレタンのカプセルを膨らませるカプセル式・軸を通さないエアーチャックに分かれます。選ぶときは「コアの内径と厚さ」「原反の重さと張力」「軸の支え方」の3つを先に決めます。

エアシャフトとは

エアシャフトは、フィルム・紙・箔の原反を巻き取り・巻き出すときに、紙管などのコアを内側からつかむ軸です。空気を入れるとラグや板が張り出してコアをつかみ、空気を抜くと戻ってコアが外れます。テーパーコーンのように締め付ける手間が無く、着脱が数秒で済みます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るエアシャフトとエアーチャックを、各社の代表の型の単位で載せています。巻取機そのもの、ねじで広げるメカニカルシャフト、コアチャック単体は載せていません。

4つの種類

  • ラグ式:中のゴムチューブが膨らみ、多数のラグ(ツメ)が張り出してつかみます。例は三橋製作所のAIREX カーボンTypeと、SETO ENGINEERINGのSKシリーズ・RCシリーズです
  • リーフ式:細長い板の面でつかみます。薄い紙管でも変形させません。例はニューマチック工業のリーフタイプです
  • カプセル式:軸に付けたウレタンのカプセルを膨らませてつかみます。例はハイメックスのエアカプセルとハイロックです
  • エアーチャック:軸を通さず、両端に差したツメをエアーシリンダで広げます。例は三橋製作所とニューマチック工業のエアーチャックです

ラグの並びと支え方

  • ラグの並びは、シート幅の広い高負荷用の平行と、狭い軽負荷用の千鳥から選びます
  • 両持ちは両方の軸端を軸受けで支え、片持ちは片側だけで支えます。片持ちは包装機などの原反軸に使います

空気圧と耐荷重

  • 三橋製作所のAIREXは、0.4〜0.7MPaで使います。使用温度は0〜50℃です
  • SETO ENGINEERINGのSKシリーズは、3インチで最大30kgです。RCシリーズは、3インチで最大60kgです
  • ハイメックスのハイロック3inは、0.5MPaのときカプセル1個で100kgまで載せられます
  • エアーはドライエアーにして、フィルターを通します

軽くしたいとき

  • 三橋製作所のカーボンTypeは、本体をCFRPにして鋼製の約1/2の重さにしています。本体パイプ長は500〜2800mmです
  • ハイメックスのエアカプセルは、3インチ用で全長1950mmのCFRP軸なら約9kgです

クリーンルーム・薬液のライン

  • ハイメックスのエアカプセルは、コアの内面を傷めにくく、クリーンルームや真空中で使えます
  • 三橋製作所のクリーンTypeは、クリーン度クラス1000で使えます
  • SETO ENGINEERINGのSKシリーズは、取付フランジ以外を樹脂にしていて、さびません

値段と見積もり

  • このページの製品は、どれも値段を公開していません
  • ニューマチック工業は、コアの内径・幅、原反の重さ・張力、軸の長さなどを仕様確認書に書いて見積もりを取ります
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