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GUIDE / KYUUONZAI

吸音材とは?業務用の種類・吸音率・不燃認定と選び方

工場・事務所・スタジオ・機械室の吸音材について、グラスウール・ロックウール・ポリエステル・フォーム・有孔板の違い、厚さ・密度・吸音率の条件と価格を公式資料で整理します。

2026年10月27日更新

この記事の答え

吸音材は、室内や機器まわりの反射音を減らす材料です。「どの音を抑えるか」「厚さ・背後空気層・表面仕上げ」「不燃認定と使用環境」を先に決めます。吸音率は測定法と取付条件まで揃え、値段は梱包数と施工費を分けて比べます。

吸音材とは

壁・天井や機械カバーの内側で、反射音や響きを抑える材料です。繊維やフォームの隙間に音が入ると、摩擦や粘性抵抗などによって音のエネルギーが熱に変わります。

吸音材の比較ページでは、業務用を品番・厚さ・仕上げで比較します。断熱・保温を含むガラス繊維製品内の比較はグラスウール、遮音・制振・配管材まで広げて選ぶ場合は防音材で確認します。

遮音材・防音材との違い

  • 吸音材は、同じ空間で壁などから戻る反射音を減らします。会議室やスタジオの響きを整える用途です
  • 遮音材は、壁などを通り抜ける音を減らします。隣室への音漏れは、壁・扉・開口部まで含めて調べます
  • 防音材は、吸音材や遮音材を含む呼び方です。一人静タイプDのように、吸音層と遮音面を持つ製品もあります

仕組みと試験法の根拠は日本音響エンジニアリングの解説です。

材料・構造による違い

  • 繊維系ボードは、繊維の隙間で音を吸います。ASBDXはグラスウール、MGボードはロックウール、木蓮の吸音板はポリエステルです。無被覆の下地用と仕上げ付きの板を分けます
  • 吸音フォームは、機器の内側などに使う発泡材料です。カームフレックスF-4LFは皮膜付きで、低中周波の吸音に対応します。加工厚さはメーカーに確認します
  • 複合パネルは、吸音層と表面材・芯材を組み合わせます。一人静は吸音と遮音、Hybrid ANKHは吸音と拡散を兼ねます
  • 有孔板は、背後の構成まで含めて選びます。NRエコボードは裏にグラスウールを充填して使い、板だけでは大きな吸音性能の向上を見込めません

構造はカームフレックスの規格表、NRエコボードなどの公式資料に基づきます。

厚さ・密度と吸音率

  • ASBDXの掲載仕様は、密度80kg/m³・厚さ25mmです。0.7Mは吸音性能の区分で、NRCではありません
  • MGボード120と150の掲載仕様は、厚さ50mmです。同じ条件の吸音率を数値で確認できないため、密度だけで性能の順は付けません
  • 一人静タイプZの残響室法吸音率は、125Hz付近20%、500Hz以上85%以上です。背後条件は試験成績書で確認します
  • 木蓮のグラフは、厚さ9mmの吸音板で壁との距離を変えた試験です。製品全体の厚さ22mmとは分けて読みます

垂直入射吸音率は材料へ垂直に、残響室法吸音率はさまざまな方向から音を当てて測ります。NRC・吸音性能区分・周波数別の値を混ぜず、測定法・厚さ・背後空気層を揃えて比較します。

数値の出典は旭ファイバーグラスの製品一覧、MGボード、一人静タイプZ、木蓮です。

不燃認定と施工条件

  • ASBDXはNM-2640、MGボード120・150の無被覆品はNM-8600です。表面材まで含めた認定の範囲を確認します
  • NRエコボードは、有孔板とガラス繊維不織布裏張りの状態でNM-3453を取得しています。穴加工前の認定だけで判断しません
  • F-2のUL-94 HF-1は難燃試験の表記です。建築材料の不燃認定とは別に確認します
  • 熱や湿気がある機器では使用環境を伝えます。一人静タイプDは放熱性を持ち、タイプZは発塵と表面からの吸水を抑える仕様です。タイプZは現場で切れないため、必要寸法を先に伝えます
  • NRエコボードの塗装はローラーで行います。吹付塗装で穴の裏張りに塗料が付くと、吸音性能に支障が出ます

認定と塗装条件はNRエコボード⁠、熱への対処は一人静タイプD⁠で確認できます。

価格と見積もり

  • ロクセラムBB12050の設計価格は、6枚1梱18,200円(税込)⁠で⁠す⁠。BB15050DBは、6枚1梱22,500円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 木蓮の定価は、4枚1梱38,200円です。税区分は公式ページに記載がなく、施工用の虫ピンは別売りです
  • ST-Hy12は、1台385,000円(税込)⁠で⁠す⁠。吸音と拡散を兼ねる完成品で、板材と直接比較しません
  • 見積もりは、材料面積・梱包数・下地・仕上げ・取付金物・施工費・運賃・税区分を揃えて取ります

価格の出典はJFEロックファイバーのカタログ、木蓮、Hybrid ANKH-⁠Iです。2026年10月27日確認。

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