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白色干渉計とは?白色干渉顕微鏡・3次元光学式プロファイラーの種類(卓上・大型ステージ・複合・組み込み)と、分解能・視野・価格の選び方

精密部品・半導体・光学部品の表面の粗さと形を触れずに測る白色干渉計の4つの種類、レーザー干渉計やレーザー顕微鏡との違い、垂直分解能と視野の見方、大きな部品の測り方、値段の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

白色干渉計は、白色光の干渉縞から、表面の粗さと形を触れずに面で測る測定機です。白色干渉顕微鏡や3次元光学式プロファイラーとも呼びます。置き方と使い方で、卓上型・大型ステージ型・複合型・組み込み型に分かれます。選ぶときは「測る物の大きさと重さ」「測りたい細かさ」「検査室かラインか」の3つを先に決めます。

白色干渉計とは

白色干渉計は、白色光を参照ミラーと試料に分けて当て、戻った光の干渉縞から高さを出す測定機です。ミツトヨの解説では、干渉対物レンズをZ方向に走査すると、ピントが合っている箇所にだけ白色の干渉縞が出ます。

比較ページには、自社またはグループで作り、日本の会社が公式サイトで案内している製品を載せています。距離や変位を測るレーザー干渉計は、別の比較ページで扱います。

4つの種類

  • 卓上型は、机や除振台の上に置く型です。例はブルカーのContourX-100とContourX-500、ZYGOのNewView 9000とZeGage Pro、PolytecのMicro.Viewです
  • 大型ステージ型は、大きく重い部品を載せる型です。例は東京精密のOpt-scope Rexです
  • 複合型は、白色干渉のほかの測り方も1台に積む型です。例はミツトヨのQVWLI HYPER 404 Pro、キーエンスのVK-X4000です
  • 組み込み型は、生産ラインや装置に組み込む型です。例はキーエンスのWI-5000、ミツトヨのWLI-Unit-003です

分解能と繰り返し精度の見方

  • Opt-scope RexとMicro.Viewの垂直分解能は、どちらも0.01nmです
  • Micro.Viewの再現性は、RMSで0.05nmです
  • QVWLI HYPER 404 Proの繰り返し精度は、2σ≦0.08μmです
  • WI-5000の繰り返し精度は、0.1μmです
  • Polytecは、垂直分解能は選んだ対物レンズに依存しないと説明しています。低い倍率で広く見ても、高さの細かさは落ちません

視野とステージの見方

  • Micro.Viewの視野は、0.6倍の対物で最大15.5×11.7mmです
  • WI-5000の測定エリアは、最大10×10mmです
  • Opt-scope Rexのステージは最大600mm動き、ワークは30kgまで載ります
  • QVWLI HYPER 404 Proの測定範囲は400×400×240mmで、ワークは25kgまで載ります
  • NewView 9000は、自動ステージの移動範囲が150mm、傾斜が4度です
  • 1回で入らない面は、複数の視野をつなぐスティッチングで測ります

場所と素材で確かめること

  • 振動のある場所では、耐振動の機能と除振台を確かめます。ZeGage ProはSureScanで振動の影響を受けにくくしています
  • 透明な膜は、測れる厚みを確かめます。Opt-scope Rexは光学長1.5μm以上の透明膜を最大積層6まで解析できます
  • 反射の弱い試料は、試料反射率の範囲を確かめます。Micro.Viewは0.05〜100%です
  • 素材や形がいろいろあるなら、測り方を切り替えられるVK-X4000のような複合型も見ます

値段

公式に値段を出している会社はありません。どの機種も見積もりで、ステージ・対物レンズ・除振台の構成で変わります。測りたいワークと範囲を伝えて見積もりを取ります。

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