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設備保全・建物診断・研究開発・製造ラインで温度を見る担当の方へ

サーモグラフィカメラのメーカー8社比較【2026年】

サーモグラフィカメラは、物が出す赤外線を受けて、
表面の温度の分布を画像で見せるカメラです。

ABOUT

サーモグラフィカメラとは

比較表を見る ↓

物が出す赤外線の量を受けて、
表面の温度の分布を色の画像で見せるカメラです。
赤外線カメラ・サーモグラフィー・サーモカメラ・熱画像カメラとも呼び、持ち歩くハンディ型、スマホで使う小型、ラインに付ける固定設置型、研究開発用があります。

製品の特長

  • 離れた所から、触らずに温度を測れる(高い所や危ない所、熱電対を貼れない小さな物)
  • 1点ではなく、面で温度の分布を映像で見られる(熱い所を一目で探せる)
  • 応答が速く、動く物も測れる(回転するタイヤやブレーキ)

使うメリット

  • 電気設備や配管の異常な発熱を、止めずに外から見つけられる
  • 熱画像をそのまま点検の記録や報告書に使える
  • ラインに付ければ、温度を見張り続けて警報を出せる(固定設置型)

選ぶときに注意すること

  1. 画素数は、測る物の大きさと距離で決める。遠くの小さな部品ほど画素の多い機種を選ぶ
  2. 光る金属やガラスは表示がずれやすい。放射率を合わせてから測る
  3. 測れるのは表面の温度だけ。壁や箱の中が透けて見えるわけではない
  4. 測りたい最高温度が範囲に入るか確かめる。普及機は350〜550℃⁠⁠⁠まで

※サーモグラフィの考え方は日本アビオニクスとチノーの解説ページ、温度分解能と空間分解能の読み方はテストーのカタログによる。仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページとカタログ(2026年10月14日確認)。

LIST

サーモグラフィカメラの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

サーモグラフィカメラ11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

ハンディ型(点検用)

4製品
株式会社エー・アンド・⁠⁠⁠デイサーマルイメージカメラ AD-5637電気設備や空調の見回り点検口コミを書く安め49,800円税抜

49,800円(税抜)の値段で、熱画像をWi-Fiでスマホアプリに送れるハンディ機です。フレームレートは25Hzで、カメラを動かしても画面がなめらかに付いてきます。画素数は96×96と少ないので、遠くの小さな部品より、近くの盤や配管の見回りに向きます。

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
96×96(Super IR時 240⁠×240)
温度分解能
0.1℃
測定範囲
-20〜350℃
フレームレート
25Hz
波長
7.5〜14μm
視野角
50°×50°
つなぎ方
Wi-Fi(⁠スマホアプリ⁠)、USB
重さ
約235g
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
サンワサプライ株式会社サーモグラフィ CHE-TG220事務所や工場の設備の温度チェック口コミを書く平均的123,800円税抜

256×192画素の熱画像で、-20〜550℃まで測れるハンディ機です。広い画角の約56°×42°で、近くの分電盤や機械をまとめて一度に写せます。画像は本体のメモリに残し、USB Type-Cでパソコンへ移します。

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
256×192
温度分解能
0.07℃
測定範囲
-20〜550℃
波長
8〜14μm
視野角
約56°×42°
つなぎ方
USB Type-⁠C
重さ
約389g
記載なし
フレームレート
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社テストーtesto 868設備診断の定期点検と報告書づくり口コミを書く高め278,000円税別

対象に貼ったマーカーを可視カメラで読み、放射率と反射温度を自動で合わせるε‑アシストを持つハンディ機です。超解像を使うと320×240画素相当の熱画像になります。Wi-Fiでスマホアプリにつなぎ、その場で見せたり送ったりできます。

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
160×120(超解像時 320×240)
温度分解能
0.08℃⁠⁠⁠以下
測定範囲
-30〜650℃
フレームレート
9Hz
視野角
31°×23°
つなぎ方
Wi-Fi(⁠スマホアプリ⁠)
記載なし
波長・⁠⁠⁠重さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社フルーク・ジャパンFluke TiX580高所の電気設備やプラントの診断口コミを書く要見積

レンズ部が回る本体と大きなタッチ画面で、高い所や低い所も無理な姿勢をとらずに撮れるハンディ機です。640×480画素で、遠くの設備でも1画素が細かく写ります。望遠・広角・マクロの校正済みレンズに付け替えられます。

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
640×480
温度分解能
50mK以下(⁠30℃⁠⁠⁠時)
測定範囲
-20〜1,000℃
フレームレート
9Hz、60Hz(型で選ぶ)
波長
7.5〜14μm
つなぎ方
USB、Wi-Fi、HDMI
重さ
1.04kg(電池込み)
記載なし
視野角
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

スマホで使う小型

2製品
株式会社テストーtesto 860i空調・電気設備の日々の点検口コミを書く80,000円税別

Wi-Fiでつないだスマホやタブレットで操作する、小型のサーモグラフィです。256×192画素で、質量は195gとポケットに入る大きさです。温湿度計やクランプメーターの値を熱画像に入れて記録できます。

種類
スマホで使う小型
画素数
256×192
温度分解能
0.05℃
測定範囲
-20〜350℃
フレームレート
9Hz
視野角
48°×36°
つなぎ方
Wi-Fi(⁠スマホアプリ⁠)
重さ
195g
記載なし
波長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社フルーク・ジャパンFluke TC01スマホで撮る設備の簡易点検口コミを書く要見積

スマホの差し込み口に挿して使う、重さ22gの小さなサーマル・カメラです。256×192画素で、温度分解能は0.05℃です。差し込み口はType Cの型とLightningの型があります。

種類
スマホで使う小型
画素数
256×192
温度分解能
0.05℃
測定範囲
-10〜550℃、-20〜550℃(型で違う)
フレームレート
25Hz
波長
8〜14μm
視野角
56°×42°
つなぎ方
USB Type-C、Lightning(スマホに挿す)
重さ
22g
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

固定設置型(監視・ライン)

3製品
株式会社チノー小形熱画像計測装置 CPA-⁠L4生産ラインの温度の常時監視口コミを書く要見積

製造現場に固定して、60Hzの速さで切れ目なく温度を測り続ける熱画像計測装置です。シャッタのないつくりなので、測定が途中で止まりません。1000BASE-Tで送り、コントローラなしでも使えます。

種類
固定設置型(監視・ライン)
画素数
320×240
測定範囲
-20〜150℃、0〜300℃、0〜500℃(買うときに選ぶ)
フレームレート
60Hz
波長
8〜14μm
視野角
25°×19°(25°レンズ)
つなぎ方
1000BASE-⁠T
重さ
約1.2kg(25°レンズ)
記載なし
温度分解能
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日本アビオニクス株式会社InfReC TS610設備の温度監視とアラーム出力口コミを書く要見積

640×480画素のセンサを積んだ、ネットワークにつなぐ固定設置型のサーモグラフィです。Modbusで温度を送れるので、PLCや監視の仕組みに組み込めます。同じシリーズにレンズの違う型があり、近くの金型から広いごみピットまで選べます。

種類
固定設置型(監視・ライン)
画素数
640×480
温度分解能
0.03℃(⁠25℃⁠⁠⁠時)
測定範囲
-40〜1,500℃
フレームレート
30Hz
波長
8〜14μm
視野角
37.5°×28.1°
つなぎ方
Ethernet(Modbus)
重さ
約800g
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社マザーツールバレット型サーモグラフィカメラ MT-TGB35屋外の設備や置き場の温度の見張り口コミを書く要見積

可視カメラと熱画像のカメラを1台に入れた、屋外に付けられる防水の固定カメラです。LANケーブル1本のPoEで電源も取れ、録画機やブラウザから温度を見られます。熱画像のレンズの違う型があり、MT-TGB35は近い所を広く写す型です。

種類
固定設置型(監視・ライン)
画素数
256×192
測定範囲
-20〜150℃、0〜550℃(モードを切り替え)
フレームレート
1〜25fps
視野角
50°×37°
つなぎ方
有線LAN、PoE
重さ
900g
記載なし
温度分解能・⁠⁠⁠波長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

研究開発用(冷却型・⁠⁠⁠高温)

2製品
株式会社サーメラフォトニクスThermera-NIR3鍛造や焼入れの高温の温度分布口コミを書く要見積

2つの波長の光の比から温度を出す2色法の熱画像計測システムで、放射率を合わせ直さずに測れます。2,448×2,048画素で、500〜1,200℃の鍛造・焼入れ炉・高周波加熱の温度分布を測れます。観察窓のガラス越しにも測れます。

種類
研究開発用(冷却型・⁠⁠⁠高温)
画素数
2,448×2,048
測定範囲
500〜1,200℃
フレームレート
5fps(全画素)、80fps(612×512)
波長
400〜1,000nmのうち2波長
記載なし
温度分解能・視野角・つなぎ方・⁠⁠⁠重さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日本アビオニクス株式会社InfReC H9300速い熱の動きを追う研究・⁠⁠⁠開発口コミを書く要見積

InSbの検出器をスターリングクーラーで冷やす冷却型で、1280×1024画素の熱画像を撮れます。全画面で180Hz、高速モードでは622Hzで撮れるので、溶接や電子部品のように速く変わる温度を追えます。外部からのTTL信号で撮る時を合わせられます。

種類
研究開発用(冷却型・⁠⁠⁠高温)
画素数
1280×1024
温度分解能
0.03℃以下(⁠30℃⁠⁠⁠時)
測定範囲
-10〜1,700℃
フレームレート
180Hz(高速モード622Hz)
波長
1.5〜5.5μm(InSb、冷却型)
視野角
14.6°×11.7°
つなぎ方
10Gig-⁠E
重さ
4.3kg(レンズ除く)
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

ハンディ型(点検用)4製品

株式会社エー・アンド・⁠⁠⁠デイ

サーマルイメージカメラ AD-5637

電気設備や空調の見回り点検

49,800円(税抜)の値段で、熱画像をWi-Fiでスマホアプリに送れるハンディ機です。フレームレートは25Hzで、カメラを動かしても画面がなめらかに付いてきます。画素数は96×96と少ないので、遠くの小さな部品より、近くの盤や配管の見回りに向きます。

コスト安め49,800円税抜

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
96×96(Super IR時 240⁠×240)
温度分解能
0.1℃
測定範囲
-20〜350℃
フレームレート
25Hz
波長
7.5〜14μm
視野角
50°×50°
つなぎ方
Wi-Fi(⁠スマホアプリ⁠)、USB
重さ
約235g
公式ページへ
サンワサプライ株式会社

サーモグラフィ CHE-TG220

事務所や工場の設備の温度チェック

256×192画素の熱画像で、-20〜550℃まで測れるハンディ機です。広い画角の約56°×42°で、近くの分電盤や機械をまとめて一度に写せます。画像は本体のメモリに残し、USB Type-Cでパソコンへ移します。

コスト平均的123,800円税抜

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
256×192
温度分解能
0.07℃
測定範囲
-20〜550℃
波長
8〜14μm
視野角
約56°×42°
つなぎ方
USB Type-⁠C
重さ
約389g
記載なし
フレームレート
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株式会社テストー

testo 868

設備診断の定期点検と報告書づくり

対象に貼ったマーカーを可視カメラで読み、放射率と反射温度を自動で合わせるε‑アシストを持つハンディ機です。超解像を使うと320×240画素相当の熱画像になります。Wi-Fiでスマホアプリにつなぎ、その場で見せたり送ったりできます。

コスト高め278,000円税別

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
160×120(超解像時 320×240)
温度分解能
0.08℃⁠⁠⁠以下
測定範囲
-30〜650℃
フレームレート
9Hz
視野角
31°×23°
つなぎ方
Wi-Fi(⁠スマホアプリ⁠)
記載なし
波長・⁠⁠⁠重さ
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株式会社フルーク・ジャパン

Fluke TiX580

高所の電気設備やプラントの診断

レンズ部が回る本体と大きなタッチ画面で、高い所や低い所も無理な姿勢をとらずに撮れるハンディ機です。640×480画素で、遠くの設備でも1画素が細かく写ります。望遠・広角・マクロの校正済みレンズに付け替えられます。

コスト要見積

種類
ハンディ型(点検用)
画素数
640×480
温度分解能
50mK以下(⁠30℃⁠⁠⁠時)
測定範囲
-20〜1,000℃
フレームレート
9Hz、60Hz(型で選ぶ)
波長
7.5〜14μm
つなぎ方
USB、Wi-Fi、HDMI
重さ
1.04kg(電池込み)
記載なし
視野角
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スマホで使う小型2製品

株式会社テストー

testo 860i

空調・電気設備の日々の点検

Wi-Fiでつないだスマホやタブレットで操作する、小型のサーモグラフィです。256×192画素で、質量は195gとポケットに入る大きさです。温湿度計やクランプメーターの値を熱画像に入れて記録できます。

コスト80,000円税別

種類
スマホで使う小型
画素数
256×192
温度分解能
0.05℃
測定範囲
-20〜350℃
フレームレート
9Hz
視野角
48°×36°
つなぎ方
Wi-Fi(⁠スマホアプリ⁠)
重さ
195g
記載なし
波長
公式ページへ
株式会社フルーク・ジャパン

Fluke TC01

スマホで撮る設備の簡易点検

スマホの差し込み口に挿して使う、重さ22gの小さなサーマル・カメラです。256×192画素で、温度分解能は0.05℃です。差し込み口はType Cの型とLightningの型があります。

コスト要見積

種類
スマホで使う小型
画素数
256×192
温度分解能
0.05℃
測定範囲
-10〜550℃、-20〜550℃(型で違う)
フレームレート
25Hz
波長
8〜14μm
視野角
56°×42°
つなぎ方
USB Type-C、Lightning(スマホに挿す)
重さ
22g
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固定設置型(監視・ライン)3製品

株式会社チノー

小形熱画像計測装置 CPA-⁠L4

生産ラインの温度の常時監視

製造現場に固定して、60Hzの速さで切れ目なく温度を測り続ける熱画像計測装置です。シャッタのないつくりなので、測定が途中で止まりません。1000BASE-Tで送り、コントローラなしでも使えます。

コスト要見積

種類
固定設置型(監視・ライン)
画素数
320×240
測定範囲
-20〜150℃、0〜300℃、0〜500℃(買うときに選ぶ)
フレームレート
60Hz
波長
8〜14μm
視野角
25°×19°(25°レンズ)
つなぎ方
1000BASE-⁠T
重さ
約1.2kg(25°レンズ)
記載なし
温度分解能
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日本アビオニクス株式会社

InfReC TS610

設備の温度監視とアラーム出力

640×480画素のセンサを積んだ、ネットワークにつなぐ固定設置型のサーモグラフィです。Modbusで温度を送れるので、PLCや監視の仕組みに組み込めます。同じシリーズにレンズの違う型があり、近くの金型から広いごみピットまで選べます。

コスト要見積

種類
固定設置型(監視・ライン)
画素数
640×480
温度分解能
0.03℃(⁠25℃⁠⁠⁠時)
測定範囲
-40〜1,500℃
フレームレート
30Hz
波長
8〜14μm
視野角
37.5°×28.1°
つなぎ方
Ethernet(Modbus)
重さ
約800g
公式ページへ
株式会社マザーツール

バレット型サーモグラフィカメラ MT-TGB35

屋外の設備や置き場の温度の見張り

可視カメラと熱画像のカメラを1台に入れた、屋外に付けられる防水の固定カメラです。LANケーブル1本のPoEで電源も取れ、録画機やブラウザから温度を見られます。熱画像のレンズの違う型があり、MT-TGB35は近い所を広く写す型です。

コスト要見積

種類
固定設置型(監視・ライン)
画素数
256×192
測定範囲
-20〜150℃、0〜550℃(モードを切り替え)
フレームレート
1〜25fps
視野角
50°×37°
つなぎ方
有線LAN、PoE
重さ
900g
記載なし
温度分解能・⁠⁠⁠波長
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研究開発用(冷却型・⁠⁠⁠高温)2製品

株式会社サーメラフォトニクス

Thermera-NIR3

鍛造や焼入れの高温の温度分布

2つの波長の光の比から温度を出す2色法の熱画像計測システムで、放射率を合わせ直さずに測れます。2,448×2,048画素で、500〜1,200℃の鍛造・焼入れ炉・高周波加熱の温度分布を測れます。観察窓のガラス越しにも測れます。

コスト要見積

種類
研究開発用(冷却型・⁠⁠⁠高温)
画素数
2,448×2,048
測定範囲
500〜1,200℃
フレームレート
5fps(全画素)、80fps(612×512)
波長
400〜1,000nmのうち2波長
記載なし
温度分解能・視野角・つなぎ方・⁠⁠⁠重さ
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日本アビオニクス株式会社

InfReC H9300

速い熱の動きを追う研究・⁠⁠⁠開発

InSbの検出器をスターリングクーラーで冷やす冷却型で、1280×1024画素の熱画像を撮れます。全画面で180Hz、高速モードでは622Hzで撮れるので、溶接や電子部品のように速く変わる温度を追えます。外部からのTTL信号で撮る時を合わせられます。

コスト要見積

種類
研究開発用(冷却型・⁠⁠⁠高温)
画素数
1280×1024
温度分解能
0.03℃以下(⁠30℃⁠⁠⁠時)
測定範囲
-10〜1,700℃
フレームレート
180Hz(高速モード622Hz)
波長
1.5〜5.5μm(InSb、冷却型)
視野角
14.6°×11.7°
つなぎ方
10Gig-⁠E
重さ
4.3kg(レンズ除く)
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Q&A

サーモグラフィカメラ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問サーモグラフィカメラ(赤外線カメラ)の価格は?いくらぐらい?

ハンディ型の普及機は、エー・アンド・デイのAD-5637が49,800円、サンワサプライのCHE-TG220が123,800円、テストーのtesto 868が278,000円です(いずれも税抜)。スマホで使うtesto 860iは80,000円(税別)⁠で⁠す⁠。固定設置型と研究開発用は、どの社も値段を出していないので、仕様を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問赤外線カメラと暗視カメラ(防犯カメラ)の違いは?

サーモグラフィカメラは自分からは何も当てず、物が出す赤外線を受けて温度の分布を画像にします。防犯用の赤外線カメラ(暗視カメラ)は⁠、夜間に赤外線を当てて照らし返りを写すもので、温度は測れません。マザーツールのMT-TGB35は両方を1台に入れていて、可視カメラの赤外線は30mまで届きます。

施設管理の疑問温度分解能(NETD)と画素数は、どう見る?

温度分解能は見分けられる一番小さな温度差で、数字が小さいほど細かく見えます。表ではFluke TiX580が50mK以下、AD-5637が0.1℃です。画素数が多いほど1画素で見る範囲が小さくなり、テストーのカタログでは3.4mradなら1m先で3.4mmの大きさまで見分けられます。

設備担当の疑問スマホ(iPhone・Android)につなぐ小型の赤外線カメラは、業務で使える?

簡単な点検には使えます。Fluke TC01はスマホのUSB Type-CかLightningの差し込み口に挿す22gの機種で、256×192画素、温度分解能0.05℃です。testo 860iはWi-Fiでスマホにつなぎ、温湿度計やクランプメーターの値を熱画像に入れて残せます。

工場長の疑問生産ラインに付けっぱなしで温度を見たい

固定設置型を選びます。チノーのCPA-L4は60Hzで切れ目なく測り、1000BASE-Tで送ります。日本アビオニクスのInfReC TS610はModbusでPLCや監視の仕組みにつなげます。屋外の置き場なら、PoEで電源も取れるマザーツールのMT-TGB35があります。

工場長の疑問1,000℃を超える高い温度を測りたい

測定範囲の上限で選びます。InfReC TS610は1,500℃、InfReC H9300は1,700℃まで測れます。鍛造や焼入れ炉なら、2色法で500〜1,200℃を測るサーメラフォトニクスのThermera-NIR3もあり、放射率を合わせ直さずに測れます。

設備担当の疑問近赤外線カメラと遠赤外線カメラの違いは?

見る光の波長で分けた呼び名です。近赤外線は波長の短い側、遠赤外線は長い側の光です。表の多くは8〜14μmの遠赤外線を見る非冷却の機種で、InfReC H9300は1.5〜5.5μm、Thermera-NIR3は、近赤外線の400〜1,000nmを見て高い温度を測ります。

施設管理の疑問赤外線カメラで透視・透過はできる?壁の中の配管や雨漏りは透ける?

透けては見えません。サーモグラフィは物の表面から出る赤外線を受けるので、裏側は写りません。ただ、中の水や配管の熱が伝わって表面に温度の差ができれば、その模様から位置を推し量れます。

設備担当の疑問測った温度が実際とずれる。放射率とは?

放射率は、物の表面がどれだけ赤外線を出すかの値で、光る金属のように低い物は低く表示されます。日本アビオニクスは、黒体塗料を塗った所と塗らない所の表示が同じになるように放射率を合わせる方法を案内しています。testo 868は、貼ったマーカーを読んで放射率を自動で合わせます。

施設管理の疑問サーモグラフィカメラの校正は、どのくらいの間隔で?

メーカーの勧める間隔で校正に出します。日本アビオニクスは1年に1回、フルークはTiS55 PROの推奨校正周期を2年としています。日本アビオニクスは修理・校正の間の代わりの機械は貸していないので、点検の予定に合わせて出します。

購買担当の疑問買う前にデモ機やレンタルで試せる?

メーカーによって試せます。マザーツールはデモ機の貸し出しを受け付け、サーメラフォトニクスは機器のレンタルも事業にしています。そのほかの社も、仕様の相談とあわせて問い合わせます。

TYPES

サーモグラフィカメラの種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

ハンディ型(点検用)

画面とバッテリーを持ち、手に持って撮るタイプです。電気設備や配管、建物の外壁を見回り、熱い所や冷たい所をその場で探して画像に残します。安い普及機から、640×480画素でレンズを付け替えられる上位機まであります。

向いている使い方

  • 分電盤や受変電設備の定期点検
  • 配管・モーター・軸受の発熱の確認
  • 建物の外壁や断熱の診断

根拠:熱画像カメラ(サーモグラフィカメラ)は⁠、主に携帯し利用します。定期的な見回りや、電気パネル等の漏電チェック、部屋内の熱分布など幅広く利用できます(チノー)(出典1)

この種類の4製品を表で見る

スマホで使う小型

スマホに挿すか、Wi-Fiでつないで、スマホのアプリで熱画像を見るタイプです。小さく軽いので、ポケットに入れて持ち歩けます。撮った熱画像をその場でスマホから送れます。

向いている使い方

  • 空調や電気設備の日々の点検
  • 現場での簡単な温度の確認
  • 熱画像をすぐに送って共有する

根拠:testo 860i は、スマートフォンやタブレットで操作するコンパクトで高機能なサーモグラフィです(テストー)(出典5)

この種類の2製品を表で見る

固定設置型(監視・ライン)

製造現場や設備に付けたまま、温度を測り続けるタイプです。LANでパソコンやPLCにつなぎ、決めた温度を超えたら警報を出せます。屋外に付けられる防水の機種もあります。

向いている使い方

  • 生産ラインの製品の温度の監視
  • 金型や炉まわりの温度の見張り
  • ごみピットや置き場の発火の見張り

根拠:熱画像装置は製造現場に固定して利用します。プロセスを監視し、画像の結果を処理し、プロセスにフィードバックさせることもあります(チノー)(出典1)

この種類の3製品を表で見る

研究開発用(冷却型・⁠⁠⁠高温)

速い現象や細かい温度差、高い温度を測るための機種です。検出器を冷やして高速で撮る冷却型や、2つの波長の比で温度を出し放射率の影響を受けにくい2色法のシステムがあります。パソコンにつないで記録し、専用のソフトで解析します。

向いている使い方

  • 溶接や電子部品の速い熱の動き
  • 鍛造・焼入れ・加熱炉の高温の分布
  • 試験装置とタイミングを合わせた記録

根拠:冷却型赤外線検出素子「InSb(インジウムアンチモン)」搭載(日本アビオニクス InfReC H9300)(出典7)

この種類の2製品を表で見る

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:設備保全・建物診断・研究開発・製造ラインで使う業務用の赤外線サーモグラフィカメラ(熱画像で温度の分布を測るもの)のうち、ハンディ型、スマホで使う小型、固定設置型、研究開発用(冷却型・2色法)で、メーカーが自社の製品として売り、公式サイトやカタログで仕様が確かめられるもの。日本法人のある会社に限り、1社1〜2製品に絞りました。1点だけを測る放射温度計(温度計の比較で扱います)、温度を測らない防犯・監視用の赤外線カメラや暗視カメラ(監視カメラの比較で扱います)、入口で体の表面の温度を見る発熱者検知の専用機、家庭用やおもちゃ、中古品、代理店や商社が売る他社製品、公式サイトの文字で仕様が確かめられないもの(テレダイン・フリアーは公式サイトが自動取得を拒むため今回は載せていません⁠)は除いています。ハンディ型の値段は、同じ非冷却の普及機どうしを税抜の本体価格で比べています。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

サーモグラフィカメラを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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