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GUIDE / THEODOLITE

セオドライト(トランシット)⁠と⁠は⁠?土木・建築で使うセオドライトの種類(レーザー付き・標準型)と、精度・最小表示・防水・価格の選び方

土木・建築の測量で水平角と鉛直角を測るセオドライト(トランシット)の仕組み、トータルステーションとの違い、最小表示と測角精度の見方、レーザー付きの使い道、傾斜補正、防水の等級、電池と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

セオドライトは、望遠鏡で目標をのぞき、水平角と鉛直角を測る測量機です。トランシットとも呼びます。距離は測らず、角度だけを液晶に数字で出します。選ぶときは「どこまでの精度で測るか」「墨出しにレーザーを使うか」「雨やほこりの中で使うか」の3つを先に決めます。

セオドライトとは

セオドライトは、三脚に据えて望遠鏡で目標をのぞき、水平角と鉛直角を測る測量機です。今の機種はエンコーダーで角度を読み、液晶に数字で出します。電子セオドライト・デジタルセオドライトとも呼び、TIアサヒは「電子セオドライト(トランシット)」の名前で案内しています。

比較ページには、自社で作るか自社のブランドで売るセオドライトを、各社の代表の機種で載せています。距離も測るトータルステーション、オートレベル、レーザー墨出し器は載せていません。

2つの種類

  • レーザー付きは、望遠鏡と同じ向きにレーザーを出し、照射点で位置を示す機種です。トプコンの DT-305LF と DT-309LF、マイゾックスの DTC-LG1 が入ります
  • 標準型は、のぞいて角度を読む電子セオドライトです。ニコンの NE-20SCII、TIアサヒの ETH-507c、STSの SDT-305WS が入ります。STSの SDT-305WS は、機械を点の真上に据えるためのレーザー求心だけを積んでいます

トータルステーションとの違い

  • セオドライトは角度だけを測り、トータルステーションは角度と距離を1台で測ります
  • トプコンの DT-305LF と DT-309LF は、トータルステーションと共通の部品で作っています
  • 距離を測らない墨出しや角度出しなら、セオドライトで足ります

最小表示と測角精度

  • 最小表示は画面に出る角度の細かさで、測角精度は測ったときのばらつきです。比べるときは精度を見ます
  • TIアサヒの ETH-507c は1″まで表示できますが、精度は7″⁠⁠⁠です
  • 精度5″の機種は、トプコンの DT-305LF、STSの SDT-305WS、マイゾックスの DTC-LG1 です。トプコンの DT-309LF は20″固定の表示で、精度は9″⁠⁠⁠です

レーザーと傾斜補正

  • トプコンの DT-305LF と DT-309LF は、フォーカス付きのレーザーポインターが昼間50mまで届きます
  • マイゾックスの DTC-LG1 は、レーザーガイドで最大500mまで照準できます。照射点がまわりからも見え、作業者どうしで位置を共有できます
  • 傾斜補正は本体の傾きを検知して鉛直角を直す機能です。トプコンの DT-305LF、STSの SDT-305WS、マイゾックスの DTC-LG1 は1軸で±3′まで補正します。トプコンの DT-309LF には付いていません
  • レーザーはクラス2です。照射口をのぞき込まないようにします

防水と電池

  • トプコンの DT-305LF と DT-309LF はIP66です。TIアサヒの ETH-507c とマイゾックスの DTC-LG1 はIP54、ニコンの NE-20SCII はJIS保護等級4(防まつ型)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 電池の時間が最も長いのはトプコンの DT-309LF で、単三乾電池4本の測角のみで約250時間です。TIアサヒの ETH-507c は約47時間、STSの SDT-305WS は充電池で約40時間です
  • 濡れたらよく拭き、乾かしてからケースにしまいます

値段と保証

  • 値段を公式に出しているのは、STSとマイゾックスです。STSの SDT-305WS は440,000円(税込)、マイゾックスの DTC-LG1 は380,600円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • STSは購入翌日から1年間の盗難火災補償を付けています。マイゾックスの DTC-LG1 には1年保証と盗難保証が付きます
  • トプコン・ニコン・TIアサヒは値段を出していないので、販売店から見積もりを取ります
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