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GUIDE / STROBOSCOPE

ストロボスコープとは?回転体や印刷機の動きを止めて見るストロボスコープの種類(LED・キセノン・据え置き)と、発光回数・明るさ・価格の選び方

短い光を決まった間隔で当てて、回転体や流れる製品を止まったように見せるストロボスコープの仕組み、LED携帯形・キセノン携帯形・据え置き形の違い、回転数の測り方、発光回数と明るさ・外部同期の見方、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

ストロボスコープは、短い光を決まった間隔で当てて、動いている物を止まったように見せる装置です。ストロボ、ストロボ回転計とも呼びます。光源と置き方で、手で持つLEDの型・手で持つキセノンの型・ラインに付けておく据え置きの型に分かれます。選ぶときは「どこまで速く光らせるか」「どれくらい明るさが必要か」「外の信号で光らせるか」の3つを先に決めます。

ストロボスコープとは

ストロボスコープは、規則正しい間隔で強く短い光を点滅させる装置です。光る周期と物の動きの周期がそろうと、高速で回るファンや軸が止まって見えます。人の眼の残像を使った見え方です。

工場では、モーターやファンの回転数を触らずに測る回転計として使います。鉄鋼の圧延やメッキのキズ検査、印刷の色ずれ検査、高速搬送機の動きの観察にも使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社のブランドで売るストロボスコープを、各社の代表の型の単位で載せています。画像処理用のストロボ光源だけの製品、写真撮影用のストロボ、販売店が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • LED携帯形は、白色LEDを光らせて手で持つ型です。ランプの交換がなく、電池で動く機種が多くあります。例は菅原研究所のS-1、日進電子工業のCMH-1000、テストーのtesto 477、フルークの820-2です
  • キセノン携帯形は、キセノンランプを光らせて手で持つ型です。1回の光が短く、瞬間の光量が大きいのが特長です。例はニデックドライブテクノロジーのDT-3015NとDT-3011Pです
  • 据え置き形は、ラインに付けて広い面を照らす型です。例は菅原研究所のLS-V500と、日進電子工業のSS-1500です

LEDとキセノンの違い

  • キセノンは瞬間の光量が大きく、速く動く物や小さな物もくっきり止まって見えます。菅原研究所の解説では、キセノン管のDS-4AAは6,000FPMで発光時間が約6µsecです
  • LEDは光る時間を調整して明るさを出します。菅原研究所のP-2は、15µsecの発光時間でDS-4AAと同じ光量を出します
  • キセノン管は、光る回数が増えるにつれて少しずつ暗くなります。LEDはランプの交換がありません

回転数の測り方

  • 回る軸に目印を付け、高い発光回数から少しずつ下げていきます
  • 菅原研究所の解説では、3000r/minの軸は6000r/minの光で線が2本に見え、3000r/minで初めて1本に見えます
  • 回転数の整数分の1の発光回数でも1本に見えます。上から下げて、最初に1本で止まった所を回転数として読みます

発光回数と明るさ

  • 菅原研究所のS-1は、内部の発光が30~360,000FPMです
  • テストーのtesto 477は、30~300,000fpmで、30cmの距離で4,800lxです
  • フルークの820-2は、30cmの距離で4,800lxで、重さは0.24kgです
  • ニデックドライブテクノロジーのDT-3015Nは30~35000fpmで、印刷機用のDT-3011Pは30~3000fpmにしぼっています
  • 菅原研究所のLS-V500は、近くで9,000lxの明るさで、500×160mmの範囲を照らします

外部同期と印刷機での使い方

  • 外部同期は、機械のセンサーやエンコーダの信号に合わせて光らせる使い方です
  • 入力の電圧は機種で違い、フルークの820-2はHレベル3~32V、DT-3015NはHレベル2.5~12Vです
  • 菅原研究所のS-1とLS-Vは、エンコーダのパルス数と印刷面数を入れるだけで、印刷物検査の発光回数が決まります
  • LS-Vの発光面幅は、250mmから2,000mmまでの6サイズです

値段

  • 値段を公式に出しているのはテストーで、testo 477が221,000円(税込243,100円)で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかの製品は値段を公式に出しておらず、見積もりで決まります
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