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GUIDE / SPEED-SENSOR

速度センサーとは?レーザードップラー式とプロファイルマッチング方式の違いと、速度範囲・測定距離・価格の選び方

搬送物や回転体の速度を触らずに測る速度センサーの2つの種類、速度範囲と測定距離の見方、レーザーのクラス、出力のつなぎ方を、主なメーカーの公式資料の値でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

速度センサーは、動く物の表面速度を触らずに測る計測器です。非接触速度計・表面速度計とも呼びます。測り方はレーザードップラー式とプロファイルマッチング方式の2つで、選ぶときは「速度範囲」「測定距離」「レーザーのクラス」の3つを先に決めます。

速度センサーとは

速度センサーは、フィルム・紙・金属・電線などの搬送物や回転体に光を当て、返ってきた光から速度と移動距離を求める計測器です。ローラーを当てて測る接触式と違い、滑りの誤差が出ず、製品に傷も付けません。

比較ページには、自社で作るか自社ブランドで売る会社の製品を、代表の型の単位で載せています。設備の振動監視に使う振動センサー、手持ちの回転計、軸に付けるエンコーダ、車載の車輪速センサは除いています。

2つの種類

  • レーザードップラー式:レーザーの散乱光の周波数の変化から速度を出します。例は小野測器の LV-7210、ポリテックの LSV-2100、キヤノンの S-100Z ⁠⁠です
  • プロファイルマッチング方式:LEDで照らした面の模様の動きから速度を出します。例はキヤノンの PD-710 ⁠⁠です

速度範囲の見方

  • ノードソンの LaserSpeed Pro 9500 は、最大±12000m/minです
  • アクト電子の MODEL 2541 は、MODEL 1522 系のセンサで最大±9200m/minです
  • 小野測器の LV-7210 は、0〜±1800m/minです。高速モジュールを付けると0〜±3600m/minまで広がります
  • キヤノンの PD-710 は±600m/minで、PD-704 は±240m/minです
  • ネオアークの ipSPEEDOR は、1.8〜210m/minです

測定距離と深度

  • キヤノンの S-100Z は、測定距離が40mmで深度が±5mmです
  • 小野測器の LV-7002 は、測定距離が200mmで深度が±4mmです
  • ポリテックの LSV-2100 は、測定距離が最大3000mmです
  • ばたつくラインは深度の広い型を選びます。熱や粉じんの多いラインは離して付けられる型が楽です

レーザーのクラス

  • 小野測器の LV-7000 は、クラス2です
  • キヤノンの S-100Z とネオアークの ipSPEEDOR は、クラス3Rです
  • アクト電子の MODEL 1522 系と日鉄テックスエンジの VELM-P は、クラス3Bです
  • キヤノンの PD-710 は、光源がLEDです

出力とつなぎ方

  • パルスで長さも受けるなら、キヤノンの PD-710 や日鉄テックスエンジの VELM-P の2相パルスが使えます
  • 記録や評価なら、アナログ電圧の出る小野測器の LV-7210 やキヤノンの S-100Z が使えます
  • ネットワークでつなぐなら、ポリテックの LSV-2100 がPROFINETとEtherNet/IPを使えます

価格

今回載せた製品で、公式に価格を出している所はありません。センサーと信号処理ユニットの構成で金額が変わるので、速度範囲と測定距離を伝えて見積を取ります。

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