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GUIDE / LINEAR-SCALE

リニアスケールとは?工作機械・測定機で使うリニアスケール(リニアエンコーダ)の種類(光学式・磁気式・電磁誘導式)と、分解能・精度・測定長・価格の選び方

機械が直線上のどこにいるかを測るリニアスケール(リニアエンコーダ)の3つの種類、インクリメンタルとアブソリュートの違い、分解能と精度の見方、長い軸や油のかかる所での選び方、値段の決まり方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

リニアスケールは、機械が直線上のどこにいるかを測るセンサです。リニアエンコーダとも呼びます。スケールの読み方で、光で読む光学式・磁気の目盛りを読む磁気式・コイルで読む電磁誘導式に分かれます。選ぶときは「どこまで細かく測るか」「どれだけ長く測るか」「どのNCにつなぐか」の3つを先に決めます。

リニアスケールとは

リニアスケールは、目盛りを刻んだスケールと、それを読む読取ヘッドの組で、テーブルやヘッドの直線の位置を測るセンサです。工作機械・測定機・半導体装置から、長い搬送装置まで使います。

比較ページには、メーカーが自社で作るリニアスケールを、各社の代表の型の単位で載せています。回転を測るロータリーエンコーダ、テーブルに組み込まれたもの、表示ユニットだけの製品は載せていません。

3つの種類

  • 光学式は、格子を光で読む形で、細かく読めます。例はレニショーのRESOLUTEと、マグネスケールのレーザスケールBL57-REです
  • 磁気式は、磁気の目盛りを読む形で、油や結露に強くなります。例はマグネスケールのSR27A、マコメ研究所のSA-100、ハイウィンのPMシリーズ、ジックのTTK70です
  • 電磁誘導式は、コイルで読む形で、すき間を広くとれます。例はミツトヨのABS AT1100です

インクリメンタルとアブソリュート

  • インクリメンタルは、動いた分だけ信号を出します。電源を入れたら原点に戻して数え直します。ハイウィンのPMシリーズがこの形です
  • アブソリュートは、絶対位置をそのまま出します。原点に戻さずに動かせます。このページのほかの6製品がこの形です

分解能と精度

  • 分解能は読める一番細かい刻みで、精度は全長で本当の位置からどれだけずれるかです
  • レニショーのRESOLUTEは、分解能が1nmです
  • マグネスケールのBL57-REは、分解能が0.01µmで、精度は±0.5〜1.5µmです
  • ミツトヨのABS AT1100は、分解能が0.05µmです
  • マコメ研究所のSA-100は、分解能が0.05mmで、長い距離の位置決めに使います

測定長

  • マコメ研究所のSA-100は、最長163mを絶対値で測れます
  • ハイウィンのPMシリーズは、スケールが最大30mです
  • レニショーのRESOLUTEは、RTLA30スケールで最長21mです
  • マグネスケールのSR27Aは、有効長が70〜2,040mmです

使う場所と、つなぐ相手

  • 油や切削液のかかる所には、磁気式か電磁誘導式を選びます。マコメ研究所のSA-100、ハイウィンのPMシリーズ、ジックのTTK70は、どれもIP67です
  • ミツトヨのABS AT1100は、センサ間のすき間が約0.4mmで、切りくずをかみ込みにくくしています
  • 出力のシリアルは、つなぐNCやサーボに合わせます。マグネスケールのSR27Aは、ファナック・三菱電機・安川電機などに対応しています

値段

  • このページの7製品は、どれも公式に値段を出していません
  • 測定長・分解能・つなぐNCで値段が変わるので、型番と長さを決めてから見積もりを取ります
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