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GUIDE / KENBIKYO-CAMERA

顕微鏡カメラとは?研究・品質管理で使う顕微鏡カメラの種類(USB・HDMI・冷却sCMOS)と、画素数・フレームレート・価格の選び方

顕微鏡の鏡筒に付けて観察像を撮る顕微鏡カメラの3つの種類、USBカメラとHDMIカメラの違い、Cマウントとアダプター、画素数とフレームレートの見方、蛍光観察に使う冷却sCMOSカメラ、公開されている価格をまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

顕微鏡カメラは、顕微鏡の像をPCやモニターに映して撮るカメラです。顕微鏡用カメラ・顕微鏡用デジタルカメラとも呼びます。つなぎ方と用途で、PCにつなぐUSBカメラ、PCなしでモニターに映すHDMIカメラ、蛍光や弱い光を撮る冷却sCMOSカメラの3つに分かれます。選ぶときは「つなぎ方」「画素数とfps」「蛍光を撮るか」の3つを先に決めます。

顕微鏡カメラとは

顕微鏡カメラは、顕微鏡の鏡筒に付けて、観察している像をPCやモニターに映し、静止画や動画で残すカメラです。研究室の記録から、品質管理の画像の保存まで使います。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社の型番で売る顕微鏡カメラを、各社の代表の型の単位で載せています。カメラと光学系が一体のデジタルマイクロスコープ、産業用カメラ、代理店が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • USBカメラ:PCにつなぎ、ソフトで撮影や計測をします。例はエビデントのDP28、ホーザンのL-836、ツァイスのAxiocam 305 color、ニコンのDigital Sight 10です
  • HDMIカメラ:モニターに直接つなぎ、PCなしで観察と撮影をします。例はレイマーのFLOYD-4Kplusと、ライカのFlexacam c5です
  • 冷却sCMOSカメラ:センサーを冷やしてノイズを下げ、弱い蛍光を撮ります。例は浜松ホトニクスのORCA-Fusionと、AndorのSona-6です

顕微鏡への付け方

  • 多くはCマウントで、顕微鏡のカメラ用の鏡筒にアダプターでつなぎます
  • エビデントのDP28は、0.5〜1.0Xのアダプターを使い、0.5Xを勧めています
  • レイマーは、Cマウントアダプタで他社の顕微鏡にも付けられるとしています。FLOYD-4Kplusに合う倍率はおよそ0.8〜1倍です
  • ニコンのDigital Sight 10は、Fマウントです
  • ホーザンのL-836はレンズが付かないので、レンズかアダプターを別に用意します

画素数とフレームレート

  • 画素数は、ホーザンのL-836とツァイスのAxiocam 305 colorが500万画素、ニコンのDigital Sight 10が6000×3984画素です
  • 4Kのモニターに映すなら、3840×2160で撮れるレイマーのFLOYD-4KplusやライカのFlexacam c5が合います
  • フレームレートは、全画素のときと画素を減らしたときで変わります。ニコンのDigital Sight 10は、全画素で9fps、656×656で102fpsです
  • エビデントは、DP28のフレームレートがPCやモニター、ソフトの条件で下がることがあると書いています

蛍光を撮るとき

  • 弱い蛍光は、冷却sCMOSカメラで撮ります
  • 浜松ホトニクスのORCA-Fusionは、読み出しノイズが0.7 electrons rmsで、水冷にすると-15℃以下まで冷やせます
  • AndorのSona-6は、量子効率が最大95%で、-45℃まで冷やします
  • ツァイスのAxiocam 305 colorは、モノクロモードで蛍光の画像も撮れます

値段

  • 値段を公式に出しているのは2製品です
  • ホーザンのUSBカメラ L-836は、51,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • レイマーのFLOYD-4Kplusは、225,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかの製品は公式に値段を出していないので、見積もりをとります
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