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食品・水・土壌の試料や、人・物の表面に付いた放射性物質を測る放射能測定器を選ぶ、検査・品質管理・放射線管理・購買の担当の方へ

放射能測定器(食品・環境)のメーカー3社比較【2026年】

放射能測定器は、試料や物の表面に含まれる
放射性物質の量を、ベクレルで測る機器です。

ABOUT

放射能測定器とは

比較表を見る ↓

放射能測定器とは、食品・水・土壌の試料や、人・物の表面に付いた
放射性物質の量をベクレルで測る機器です。
ベクレルモニタ・表面汚染サーベイメータとも呼びます。

製品の特長

  • 測るもので選べる(試料のBq/kg・表面のBq/cm²)
  • 検出器で感度が変わる(NaI(Tl)・GM管・ガスフロー計数管)
  • 遮蔽で周りの放射線を減らす(鉛の厚さで検出下限が変わる)

使うメリット

  • 食品の基準値を確かめられる(スクリーニング法の測定下限は25Bq/kg以下)
  • 汚染を持ち出さない(管理区域の出口で表面を測る)
  • 測った値を記録に残せる(USB・プリンターで出す型が多い)

選ぶときに注意すること

  1. 水より軽い試料は、測定下限が密度に反比例して大きくなる
  2. 周りの線量が高い場所では、測定下限が大きくなる
  3. 鉛の遮蔽は重い。据え置き型は床の強さを先に確かめる
  4. 校正していない核種の値は参考値になる。測りたい核種を先に確かめる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。スクリーニング法の測定下限とスクリーニングレベルはEMFジャパンの製品ページの記載による。

LIST

放射能測定器の比較表

放射能測定器(食品・環境)5製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

NaI(Tl)シンチレーション式(試料)

2製品
アロカ株式会社γ線測定装置 JDC-1912試料皿のγ線試料を遮蔽台で測る口コミを書く要見積

試料皿に載せた試料のγ線を、NaI(Tl)検出器と遮蔽の厚さ30mmの測定台で数える装置です。測定条件を20通りしまっておけて、試料測定・BG測定・エネルギー校正を1台でこなします。スペクトルも画面に出せます。

方式
NaI(Tl)シンチレーション式(試料)
測るもの
試料皿に載せた試料
測定線種
γ線、X線
検出器
NaI(Tl)シンチレータ
検出下限・効率
計数効率0.1s-1/Bq以下
試料・窓
試料皿、有効窓径50mm
遮蔽
遮蔽の厚さ30mm
測定時間
プリセットタイム、プリセットカウント
記載なし
電源・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
EMFジャパン株式会社γ線スペクトロメータ EMF211(50-1L)食品や水のセシウムを容器ごと測る口コミを書く要見積

直径3インチのNaI(Tl)検出器を鉛50mmの遮蔽に入れた、食品・水・土壌の放射能濃度を測る据え置きの装置です。1Lマリネリ容器に水1Lを入れて1時間測ると、Cs-137の測定下限は約1.2Bq/kgです。測る容器と充填量は最大10種類から選べます。

方式
NaI(Tl)シンチレーション式(試料)
測るもの
食品、水、土壌、素材
測定線種
γ線、0.03〜2MeV
検出器
NaI(Tl)シンチレータ、直径3インチ×高さ3インチ
検出下限・効率
Cs-137で約1.2Bq/kg、1Lの水を1時間
試料・窓
マリネリ容器など最大10種類
遮蔽
鉛50mm、内側にステンレス3〜10mm
測定時間
1分〜24時間で設定
外形寸法
幅47×奥行47×高さ62cm
質量
約230kg
記載なし
電源
公式ページへ詳細・仕様

表面汚染サーベイメータ(GM管)

2製品
アロカ株式会社GMサーベイメータ TGS-1146β線の表面汚染を手で持って測る口コミを書く要見積

直径50mmの端窓型GM管で、物や床に付いたβ線の汚染を測る手持ちのサーベイメータです。計数率と表面汚染面密度を切り替えて表示し、測った値はUSBでパソコンに移せます。質量は電池と検出器ケーブル込みで約1.2kgです。

方式
表面汚染サーベイメータ(GM管)
測るもの
物や床の表面汚染
測定線種
β線、γ線
検出器
端窓型有機GM管
検出下限・効率
機器効率47.5%/2π
試料・窓
入射窓19.6cm²、有効直径50mm
測定時間
1〜9,999秒で設定
電源
単3形乾電池8本、USB給電
外形寸法
幅10×奥行21×高さ15cm
質量
約1.2kg
記載なし
遮蔽
公式ページへ詳細・仕様
富士電機株式会社表面汚染サーベイメータ NHJ120表面汚染をBq/cm²で読み取る口コミを書く要見積

GM計数管で表面のβ線汚染を測り、汚染密度をBq/cm²で直接表示するサーベイメータです。Cl-36に対する検出限界は0.4Bq/cm²で、単三乾電池6本で連続100時間以上使えます。USBで測った値をパソコンに送れます。

方式
表面汚染サーベイメータ(GM管)
測るもの
人や物の表面汚染
測定線種
β線、γ線
検出器
GM計数管
検出下限・効率
検出限界0.4Bq/cm²、Cl-36
試料・窓
有効面積19.6cm²
電源
単三アルカリ乾電池6本、連続100時間以上
外形寸法
幅100×高さ160×奥行230mm
質量
約1.4kg
記載なし
遮蔽・測定時間
公式ページへ詳細・仕様

低バックグラウンドβ線測定

1製品
富士電機株式会社低バックグラウンドβ線スペクトロメータ NPB微量のβ線試料を核種まで調べる口コミを書く要見積

プラスチックシンチレータとガスフローGM計数管の同時計数で、1dpm以下の微弱なβ線をスペクトルとして測る装置です。エネルギーを対数で表示するので、核種を見分けて混じった汚染に気づけます。試料は固体のまま測れて、液体シンチレーションより手間がかかりません。

方式
低バックグラウンドβ線測定
測るもの
微量のβ線試料
測定線種
β線
検出器
GM式ガスフローカウンタ、プラスチックシンチレータ
検出下限・効率
1dpm以下のβ線放射能
電源
AC100V、15VA以下
外形寸法
検出部 直径300×高さ515mm
質量
検出部 約230kg
記載なし
試料・窓・遮蔽・測定時間
公式ページへ詳細・仕様

NaI(Tl)シンチレーション式(試料)2製品

アロカ株式会社

γ線測定装置 JDC-1912

試料皿のγ線試料を遮蔽台で測る

試料皿に載せた試料のγ線を、NaI(Tl)検出器と遮蔽の厚さ30mmの測定台で数える装置です。測定条件を20通りしまっておけて、試料測定・BG測定・エネルギー校正を1台でこなします。スペクトルも画面に出せます。

コスト要見積

方式
NaI(Tl)シンチレーション式(試料)
測るもの
試料皿に載せた試料
測定線種
γ線、X線
検出器
NaI(Tl)シンチレータ
検出下限・効率
計数効率0.1s-1/Bq以下
試料・窓
試料皿、有効窓径50mm
遮蔽
遮蔽の厚さ30mm
測定時間
プリセットタイム、プリセットカウント
記載なし
電源・外形寸法・質量
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EMFジャパン株式会社

γ線スペクトロメータ EMF211(50-1L)

食品や水のセシウムを容器ごと測る

直径3インチのNaI(Tl)検出器を鉛50mmの遮蔽に入れた、食品・水・土壌の放射能濃度を測る据え置きの装置です。1Lマリネリ容器に水1Lを入れて1時間測ると、Cs-137の測定下限は約1.2Bq/kgです。測る容器と充填量は最大10種類から選べます。

コスト要見積

方式
NaI(Tl)シンチレーション式(試料)
測るもの
食品、水、土壌、素材
測定線種
γ線、0.03〜2MeV
検出器
NaI(Tl)シンチレータ、直径3インチ×高さ3インチ
検出下限・効率
Cs-137で約1.2Bq/kg、1Lの水を1時間
試料・窓
マリネリ容器など最大10種類
遮蔽
鉛50mm、内側にステンレス3〜10mm
測定時間
1分〜24時間で設定
外形寸法
幅47×奥行47×高さ62cm
質量
約230kg
記載なし
電源
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表面汚染サーベイメータ(GM管)2製品

アロカ株式会社

GMサーベイメータ TGS-1146

β線の表面汚染を手で持って測る

直径50mmの端窓型GM管で、物や床に付いたβ線の汚染を測る手持ちのサーベイメータです。計数率と表面汚染面密度を切り替えて表示し、測った値はUSBでパソコンに移せます。質量は電池と検出器ケーブル込みで約1.2kgです。

コスト要見積

方式
表面汚染サーベイメータ(GM管)
測るもの
物や床の表面汚染
測定線種
β線、γ線
検出器
端窓型有機GM管
検出下限・効率
機器効率47.5%/2π
試料・窓
入射窓19.6cm²、有効直径50mm
測定時間
1〜9,999秒で設定
電源
単3形乾電池8本、USB給電
外形寸法
幅10×奥行21×高さ15cm
質量
約1.2kg
記載なし
遮蔽
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富士電機株式会社

表面汚染サーベイメータ NHJ120

表面汚染をBq/cm²で読み取る

GM計数管で表面のβ線汚染を測り、汚染密度をBq/cm²で直接表示するサーベイメータです。Cl-36に対する検出限界は0.4Bq/cm²で、単三乾電池6本で連続100時間以上使えます。USBで測った値をパソコンに送れます。

コスト要見積

方式
表面汚染サーベイメータ(GM管)
測るもの
人や物の表面汚染
測定線種
β線、γ線
検出器
GM計数管
検出下限・効率
検出限界0.4Bq/cm²、Cl-36
試料・窓
有効面積19.6cm²
電源
単三アルカリ乾電池6本、連続100時間以上
外形寸法
幅100×高さ160×奥行230mm
質量
約1.4kg
記載なし
遮蔽・測定時間
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低バックグラウンドβ線測定1製品

富士電機株式会社

低バックグラウンドβ線スペクトロメータ NPB

微量のβ線試料を核種まで調べる

プラスチックシンチレータとガスフローGM計数管の同時計数で、1dpm以下の微弱なβ線をスペクトルとして測る装置です。エネルギーを対数で表示するので、核種を見分けて混じった汚染に気づけます。試料は固体のまま測れて、液体シンチレーションより手間がかかりません。

コスト要見積

方式
低バックグラウンドβ線測定
測るもの
微量のβ線試料
測定線種
β線
検出器
GM式ガスフローカウンタ、プラスチックシンチレータ
検出下限・効率
1dpm以下のβ線放射能
電源
AC100V、15VA以下
外形寸法
検出部 直径300×高さ515mm
質量
検出部 約230kg
記載なし
試料・窓・遮蔽・測定時間
公式ページへ
Q&A

放射能測定器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問放射能測定器の価格は、いくら?

表に載せた5製品は、どれも公式に値段を出していません。見積もりで決まるので、遮蔽・容器・ソフトまで含めた形で各社に聞きます。据え置きのEMF211(50-1L)は遮蔽込みで約230kgあり、運び込みと設置の費用も見ておきます。

設備担当の疑問放射能測定器の種類と違いは?

測るものと検出器で3つに分かれます。試料をNaI(Tl)検出器で測る据え置きの型、物や床の表面汚染をGM管で測る手持ちの型、微量のβ線を厚い遮蔽の中で測る低バックグラウンドの型です。食品のBq/kgを知りたいなら1つ目、表面のBq/cm²なら2つ目です。

設備担当の疑問ベクレルモニタとサーベイメータの違いは?

ベクレルモニタは試料を容器に入れて、1kgあたりのBq/kgで測ります。表面汚染サーベイメータは表面に近づけて、Bq/cm²で測ります。空間の線量率(μSv/h)⁠を⁠測⁠るサーベイメータは別の機器です。

工場長の疑問食品のスクリーニング検査に使える測定下限は?

食品中の放射性セシウムスクリーニング法は、測定下限を25Bq/kg以下と定め、スクリーニングレベルを50Bq/kg以上としています。EMFジャパンのEMF211(50-1L)は、1Lマリネリ容器に水1Lを入れて1時間測ると、Cs-137の測定下限が約1.2Bq/kgです。

設備担当の疑問測定時間を延ばすと、測定下限はどれくらい下がる?

EMFジャパンの資料では、1時間測ると15分の約1/2、4時間測ると約1/4に下がります。EMF211(50-1L)は測定時間を1分〜24時間で決めて、終わると値を自動で記録します。

総務の疑問軽い食品や葉物は、測りにくい?

水より密度の低い試料は、測定下限が密度に反比例して大きくなります。容器にしっかり詰めるか、測定時間を延ばして下限を下げます。K-40を多く含む試料でも、下限は大きくなります。

施設管理の疑問鉛の遮蔽は、どれくらいの厚さ?重さは?

EMF211(50-1L)は鉛50mmの内側にステンレス3〜10mmを入れ、質量は約230kgです。アロカのJDC-1912は測定台の遮蔽の厚さが30mmです。富士電機のNPBは検出部だけで約230kgあります。

施設管理の疑問表面汚染サーベイメータの検出限界は?

富士電機のNHJ120は、Cl-36に対する検出限界が0.4Bq/cm²です。アロカのTGS-1146は機器効率47.5%/2πで、入射窓は19.6cm²です。どちらもGM管でβ線を測ります。

総務の疑問表面汚染サーベイメータの電池は、どれくらいもつ?

富士電機のNHJ120は単三アルカリ乾電池6本で、連続100時間以上使えます。アロカのTGS-1146は単3形乾電池8本のほか、USBからも電気をとれます。質量はNHJ120が約1.4kg、TGS-1146が約1.2kgです。

設備担当の疑問放射能測定器の校正は、どれくらいの間隔?

EMFジャパンのEMF211(50-1L)は、1年ごとの校正のときに検出器の温度の特性も取り直します。エネルギーの校正には、付属の塩化カリウムのK-40を使います。校正済みの核種はCs-137とCs-134で、I-131とK-40の値は参考値です。

TYPES

放射能測定器の方式の違い

NaI(Tl)シンチレーション式(試料)

鉛の遮蔽の中にNaI(Tl)検出器を置き、容器や試料皿に入れた試料のγ線を数える据え置きの型です。食品・水・土壌のセシウムをBq/kgで測ります。測る時間を延ばすほど、測定下限は下がります。

向いている使い方

  • 食品・水・土壌のセシウム検査
  • 持ち込まれた試料を順に測る
  • スクリーニング検査

根拠:直径3インチ×高さ3インチの大型NaI(Tl)シンチレーション検出器を採用。(出典1)

この方式の2製品を表で見る

表面汚染サーベイメータ(GM管)

GM管の検出器を物や床の表面に近づけ、付いた放射性物質のβ線を数える手持ちの型です。計数率のほか、表面汚染の密度をBq/cm²で表示できます。電池で動き、現場を持ち歩いて測ります。

向いている使い方

  • 管理区域から出す物の汚染検査
  • 作業後の床・机の汚染確認
  • 災害時の人や物の汚染検査

根拠:人や物の表面に付着した放射線(cpm・Bq/cm2)を測定します。(出典7)

この方式の2製品を表で見る

低バックグラウンドβ線測定

重い遮蔽と同時計数で周りの放射線を減らし、試料の微量なβ線を数える据え置きの型です。環境試料の分析や研究で使います。検出部は数百kgあり、置き場所の床の強さを先に確かめます。

向いている使い方

  • 環境試料のβ線分析
  • 微量の放射能の研究
  • 核種を見分けたい

根拠:1dpm以下の微弱なβ線放射能スペクトルを測定可能(出典6)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

放射能測定器の主なメーカー3社

アロカ株式会社

試料皿に載せた試料のγ線を、NaI(Tl)検出器と遮蔽の厚さ30mmの測定台で数える装置です。

東京都

EMFジャパン株式会社

直径3インチのNaI(Tl)検出器を鉛50mmの遮蔽に入れた、食品・水・土壌の放射能濃度を測る据え置きの装置です。

兵庫県

富士電機株式会社

GM計数管で表面のβ線汚染を測り、汚染密度をBq/cm²で直接表示するサーベイメータです。

東京都

出典
  1. EMFジャパン EMF211(50-1L)型ガンマ線スペクトロメータ
  2. アロカ γ線測定装置 JDC-1912
  3. アロカ GMサーベイメータ TGS-1146
  4. アロカ サーベイメータ
  5. 富士電機 表面汚染測定用サーベイメータ NHJ
  6. 富士電機 低バックグラウンドβ線スペクトロメータ ピコベータ
  7. 富士電機 原子力災害対策
掲載基準

食品・水・土壌などの試料の放射能濃度や、人・物の表面に付いた放射性物質を測る業務用の放射能測定器で、日本の会社が自社のブランドで作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式で確かめられた製品です。各社の代表の型を1社2製品まで載せています。身に付けて被ばく線量を測る個人線量計と、空間の線量率(μSv/h)だけを測るサーベイメータ・ガイガーカウンターは、別の機器なので載せていません。千代田テクノルが案内する表面汚染サーベイメータはアロカの製品なので、アロカの欄に載せています。応用光研工業の食品検査モニタFNF-401は、仕様が画像のカタログで文字として確かめられなかったため載せていません。クリアパルスのMr. Gammaは空間線量率の測定器、テクノエーピーの製品は検出器と信号処理の部品なので載せていません。ゲルマニウム半導体検出器は、日本の会社が自社で作る製品を公式の日本語ページで確かめられず、海外製品の輸入販売元が扱うものは載せていません。

放射能測定器(食品・環境)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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