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GUIDE / CURRENT-TRANSDUCER

電流変換器とは?電流トランスデューサの種類(端子入力・クランプ・直流)と選び方

受配電盤や設備の電流を4〜20mAなどの信号に変える電流変換器(電流トランスデューサ)の3つの種類、CTとの違い、精度、応答時間、値段の見方を、公式の資料でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

電流変換器は、電流の大きさを4〜20mAや0〜5Vなどの直流信号に変えて、計器や制御機器へ送る機器です。電流トランスデューサ・CT変換器とも呼びます。盤にCTがあれば端子入力形、電線を外せない設備にはクランプ一体形、直流の電流には直流形を選びます。

電流変換器とは

電流変換器は、電線に流れる電流の大きさを、比例した直流信号に変える機器です。記録計やPLCは大きな電流をそのまま受けられないので、4〜20mAや1〜5Vに変えて送ります。

比較ページには、自社で作るか自社のブランドで売るメーカーの電流変換器を、型番の単位で載せています。

3つの種類

  • 端子入力形:CTの二次電流を端子で受けます。第一エレクトロニクスのAETT2-91A、富士電機テクニカのWS6A1、ハカルプラスのTRP-GA、エムジーのLTCE、エムティティのMS3720、鶴賀電機の792A、渡辺電機工業のTZ-1DA/5DAがこの形です
  • クランプ一体形:電線をはさむセンサと変換器が一体です。ユー・アール・ディーのCTT-CLS-CVとCTT-CLS-RMSがこの形です
  • 直流形:直流の電流を測ります。昭和電子工業のSDC-25とSDT型がこの形です

CTや電流センサとの違い

  • CTは、大きな交流電流を5Aや1Aの小さな交流に落とします。信号にはしません
  • 電流センサは、装置や基板に組み込む部品です
  • 電流変換器は、盤に付けて、計器や制御機器へ統一信号を送ります

精度と応答時間

  • 渡辺電機工業のTZ-1DA/5DAの許容差は、±0.2%fs(5〜100%fs)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • エムジーのLTCEとハカルプラスのTRP-GAの許容差は、±0.5%です
  • ユー・アール・ディーのCTT-CLS-RMSの応答は、100ms(typ)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 第一エレクトロニクスのAETT2-91Aの応答時間は、1秒以下です

平均値と実効値

  • 平均値整流は、きれいな正弦波を前提に測ります
  • 歪んだ波形を測るなら、実効値の型を選びます
  • 第一エレクトロニクスは、インバータの出力を入力にすると測定誤差が大きくなることがあると書いています

値段と電源

  • 値段を公式に出しているのは3製品です。エムジーのLTCEは基本価格25,000円、ユー・アール・ディーのCTT-CLS-CVはサンプル価格4,050〜8,000円、CTT-CLS-RMSは9,900〜19,100円です
  • CTT-CLS-CVは電源が要りません。CTT-CLS-RMSはDC20〜30Vで動きます
  • 表の端子入力形は補助電源を型式で選びます。AETT2-91AはAC80〜264V、DC80〜264V、DC20〜57Vです

付けるときの注意

  • CTの二次を開いたまま通電すると高電圧が出ます。第一エレクトロニクスは、不適切な結線はCTの二次側に高電圧が発生すると書いています
  • ハカルプラスのTRP-GAは、本体を抜いてもCTの回路が開かないプロテクタが付きます
  • 第一エレクトロニクスは、AETT2-91Aの更新を10年で勧めています
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