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受配電盤・分電盤・電力監視で電流を取り出すカレントトランス(変流器・CT)を選ぶ、設計・電気・設備・購買の担当の方へ

カレントトランス(変流器・CT)のメーカー6社比較【2026年】

カレントトランスは、大きな交流電流を、
計器や継電器につなげる小さな電流に変える変流器です。

ABOUT

カレントトランスとは

比較表を見る ↓

カレントトランスとは、大きな交流電流を、
電流計・電力計・継電器につなげる小さな電流に変える機器です。
変流器・CT・計器用変流器とも呼び、
計器用変圧器(VT)と合わせて計器用変成器といいます。

製品の特長

  • 大きな電流を計器向けの電流に変える(二次5Aが標準、遠くで測るなら1A)
  • 主回路と計器を切り離せる(計器側を低い電圧のまま扱える)
  • 電線の通し方で変流比が変わる(100AT/5Aに2ターン通すと一次50A)

使うメリット

  • 高圧や大電流の回路を安全に測れる(計器・継電器は小さな電流で動く)
  • 一つの型で幅広い電流に使える(貫通形は窓に通す回数で合わせる)
  • 分割形なら停電せずに付けられる(既設の分電盤へ後付け)

選ぶときに注意すること

  1. 一次に電流が流れているときに二次側を開かない。高電圧が出て焼損のおそれがある
  2. 計器と二次側の電線の負担の合計が、定格負担を超えないようにする
  3. kとlを逆につなぐと、電力計・力率計が正しく指さない
  4. 定格一次電流は、負荷電流の約1.5倍で選ぶ
  5. 取引用の電力量計と組むなら、検定に使える型を選ぶ

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。仕組みと使い方の注意は富士電機テクニカ・大崎電気工業の公式の説明による。

LIST

カレントトランスの比較表

カレントトランス(変流器・CT)10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

貫通形(丸窓・角窓)

4製品
大崎電気工業株式会社貫通形CT CPR-5電流計・電力量計の一般計器用口コミを書く要見積

鉄心と二次コイルを樹脂のケースに入れた、小形・軽量の貫通形CTです。定格は100〜750ATで、定格負担5VA、確度1.0級、質量は0.6〜0.8kgです。貫通穴にゆとりがあり、電線を通す作業が楽です。

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
100〜750AT、二次5A
定格負担
5VA
確度
1.0級
回路電圧
1,150V
通せる電線
貫通穴にゆとりあり
質量
0.6〜0.8kg
特長
樹脂ケース入りで小形・軽量
記載なし
規格
公式ページへ詳細・仕様
株式会社第一エレクトロニクス丸窓貫通形CT CR2-5低圧盤の電流計・電力計口コミを書く要見積

一次5〜750Aを同じ丸窓の型で受け持つ、低圧盤の計器用の貫通形CTです。定格負担は5VA、確度は1.0級で、質量は0.8kgです。JIS C 1731-1とJEC-1201に準じた製品です。

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
一次5〜750A、二次5A
定格負担
5VA
確度
1.0級
回路電圧
1,150V以下
質量
0.8kg
規格
JIS C 1731-1、JEC-1201
特長
エポキシ樹脂モールド、ABS外装
記載なし
通せる電線
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社東光高岳高圧貫通形CT CC-81高圧受電盤の保護継電器・⁠⁠⁠計器口コミを書く要見積

最高電圧6.9kVの高圧回路に使う、モールド形の貫通形CTです。400/5〜1200/5Aの大きな電流向けで、確度は1PS級、定格負担は40VAです。JIS C1731-1とJEC-1201に準じて作ります。

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
400/5〜1200/5A
定格負担
40VA
確度
1PS、過電流定数n>10
回路電圧
最高6.9kV
規格
JIS C1731-1、JEC-1201
特長
耐電圧22/60kV、過電流強度25kA1s
記載なし
通せる電線・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ユー・アール・ディー貫通形CT CTL-12L-8機器に組み込む電流の検出口コミを書くサンプル価格1,700円

直径12mmの貫通穴を持つ、機器に組み込む小形のCTです。二次巻数は800ターンで、0.1〜120Aを測れます。質量は約20gで、出力はリード線で取り出します。

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
二次巻数800ターン
定格負担
負荷抵抗10Ω以下
通せる電線
貫通穴の直径12mm
質量
約20g
特長
適用電流0.1〜120A、最大許容180A連続
記載なし
確度・回路電圧・規格
公式ページへ詳細・仕様

巻線形(一次巻線・ブスバー付)

3製品
大崎電気工業株式会社ブスバー付CT CDR-5W電力量計と組む取引用の盤口コミを書く要見積

一次導体(ブスバー)が最初から組み込まれた、高さ60mmの薄い変流器です。主幹ブレーカの225AFを選ばずに盤へ入り、盤を薄く小さくできます。普通電力量計と組み合わせて検定を受けられます。

構造
巻線形(一次巻線・ブスバー付)
変流比・定格
一次150・200・250A、二次5A
定格負担
2×5VA
確度
1.0級
回路電圧
1,150V
質量
約2.0kg
規格
検定に使える
特長
高さ60mm、一次導体を組込み
記載なし
通せる電線
公式ページへ詳細・仕様
株式会社第一エレクトロニクス一次巻込形CT CM1-15小さな負荷電流の計測口コミを書く要見積

一次巻線を中に巻き込んだ型で、一次5〜30Aの小さな電流を計器向けの5Aに変えます。定格負担は15VA、確度は1.0級で、質量は1.8kgです。電線を何回も窓に通さず、端子につなぐだけで済みます。

構造
巻線形(一次巻線・ブスバー付)
変流比・定格
一次5〜30A、二次5A
定格負担
15VA
確度
1.0級
質量
1.8kg
規格
JIS C 1731-1、JEC-1201
特長
エポキシ樹脂モールド、ABS外装
記載なし
回路電圧・通せる電線
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社東光高岳高圧巻線形CT CC-7高圧の小〜中電流の計測・⁠⁠⁠保護口コミを書く要見積

一次巻線を持つ高圧用のモールド形CTで、10/5Aの小さな電流から800/5Aまでそろいます。最高電圧は6.9kV、確度は1PS級で、過電流強度は40倍です。保護継電器や取引用メータにつないで使います。

構造
巻線形(一次巻線・ブスバー付)
変流比・定格
10/5〜800/5A
定格負担
40VA
確度
1PS、過電流定数n>10
回路電圧
最高6.9kV
規格
JIS C1731-1、JEC-1201
特長
耐電圧22/60kV、過電流強度40倍
記載なし
通せる電線・質量
公式ページへ詳細・仕様

分割形(クランプ式)

3製品
マルチ計測器株式会社分割形CT CTF-24分電盤主回路の電流計測口コミを書く3,500円税別

電線を外さずに、直径24mmまでの電線へ付けられる分割形CTです。0.1〜200Aを測れ、確度は±1.0%、使える回路はAC600V以下です。標準価格は3,500円(税別)と公開しています。

構造
分割形(クランプ式)
変流比・定格
公称変流比3000:1
確度
±1.0%
回路電圧
AC600V以下
通せる電線
電線の直径24mmまで
質量
約170g
特長
適用電流0.1〜200A、最大許容300A連続
記載なし
定格負担・規格
公式ページへ詳細・仕様
三菱電機株式会社分割形CT CW-5S既設の低圧回路の計測口コミを書く要見積

電線を外さずに付けられる、低圧用の分割形変流器です。回路電圧は440V以下で、負担は5VAです。一般計器用で、電流計や電力計につないで使います。

構造
分割形(クランプ式)
定格負担
5VA
回路電圧
440V以下
特長
一般計器用
記載なし
変流比・定格・確度・通せる電線・質量・規格
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ユー・アール・ディークランプ式CT CTL-24-CLS分電盤への後付け計測口コミを書くサンプル価格4,000円

はさむだけで、直径24mmまでの電線に後から付けられるクランプ式CTです。0.1〜300Aを測れ、公称変流比は2000:1、直線性は±1%FSです。二次側を守る過電圧クランプ素子を内蔵しています。

構造
分割形(クランプ式)
変流比・定格
公称変流比2000:1
定格負担
負荷抵抗10Ω以下
確度
直線性±1%FS
通せる電線
電線の直径24mmまで
質量
約180g
特長
適用電流0.1〜300A、最大許容360A連続
記載なし
回路電圧・規格
公式ページへ詳細・仕様

貫通形(丸窓・角窓)4製品

大崎電気工業株式会社

貫通形CT CPR-5

電流計・電力量計の一般計器用

鉄心と二次コイルを樹脂のケースに入れた、小形・軽量の貫通形CTです。定格は100〜750ATで、定格負担5VA、確度1.0級、質量は0.6〜0.8kgです。貫通穴にゆとりがあり、電線を通す作業が楽です。

コスト要見積

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
100〜750AT、二次5A
定格負担
5VA
確度
1.0級
回路電圧
1,150V
通せる電線
貫通穴にゆとりあり
質量
0.6〜0.8kg
特長
樹脂ケース入りで小形・軽量
記載なし
規格
公式ページへ
株式会社第一エレクトロニクス

丸窓貫通形CT CR2-5

低圧盤の電流計・電力計

一次5〜750Aを同じ丸窓の型で受け持つ、低圧盤の計器用の貫通形CTです。定格負担は5VA、確度は1.0級で、質量は0.8kgです。JIS C 1731-1とJEC-1201に準じた製品です。

コスト要見積

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
一次5〜750A、二次5A
定格負担
5VA
確度
1.0級
回路電圧
1,150V以下
質量
0.8kg
規格
JIS C 1731-1、JEC-1201
特長
エポキシ樹脂モールド、ABS外装
記載なし
通せる電線
公式ページへ
株式会社東光高岳

高圧貫通形CT CC-81

高圧受電盤の保護継電器・⁠⁠⁠計器

最高電圧6.9kVの高圧回路に使う、モールド形の貫通形CTです。400/5〜1200/5Aの大きな電流向けで、確度は1PS級、定格負担は40VAです。JIS C1731-1とJEC-1201に準じて作ります。

コスト要見積

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
400/5〜1200/5A
定格負担
40VA
確度
1PS、過電流定数n>10
回路電圧
最高6.9kV
規格
JIS C1731-1、JEC-1201
特長
耐電圧22/60kV、過電流強度25kA1s
記載なし
通せる電線・質量
公式ページへ
株式会社ユー・アール・ディー

貫通形CT CTL-12L-8

機器に組み込む電流の検出

直径12mmの貫通穴を持つ、機器に組み込む小形のCTです。二次巻数は800ターンで、0.1〜120Aを測れます。質量は約20gで、出力はリード線で取り出します。

コストサンプル価格1,700円

構造
貫通形(丸窓・角窓)
変流比・定格
二次巻数800ターン
定格負担
負荷抵抗10Ω以下
通せる電線
貫通穴の直径12mm
質量
約20g
特長
適用電流0.1〜120A、最大許容180A連続
記載なし
確度・回路電圧・規格
公式ページへ

巻線形(一次巻線・ブスバー付)3製品

大崎電気工業株式会社

ブスバー付CT CDR-5W

電力量計と組む取引用の盤

一次導体(ブスバー)が最初から組み込まれた、高さ60mmの薄い変流器です。主幹ブレーカの225AFを選ばずに盤へ入り、盤を薄く小さくできます。普通電力量計と組み合わせて検定を受けられます。

コスト要見積

構造
巻線形(一次巻線・ブスバー付)
変流比・定格
一次150・200・250A、二次5A
定格負担
2×5VA
確度
1.0級
回路電圧
1,150V
質量
約2.0kg
規格
検定に使える
特長
高さ60mm、一次導体を組込み
記載なし
通せる電線
公式ページへ
株式会社第一エレクトロニクス

一次巻込形CT CM1-15

小さな負荷電流の計測

一次巻線を中に巻き込んだ型で、一次5〜30Aの小さな電流を計器向けの5Aに変えます。定格負担は15VA、確度は1.0級で、質量は1.8kgです。電線を何回も窓に通さず、端子につなぐだけで済みます。

コスト要見積

構造
巻線形(一次巻線・ブスバー付)
変流比・定格
一次5〜30A、二次5A
定格負担
15VA
確度
1.0級
質量
1.8kg
規格
JIS C 1731-1、JEC-1201
特長
エポキシ樹脂モールド、ABS外装
記載なし
回路電圧・通せる電線
公式ページへ
株式会社東光高岳

高圧巻線形CT CC-7

高圧の小〜中電流の計測・⁠⁠⁠保護

一次巻線を持つ高圧用のモールド形CTで、10/5Aの小さな電流から800/5Aまでそろいます。最高電圧は6.9kV、確度は1PS級で、過電流強度は40倍です。保護継電器や取引用メータにつないで使います。

コスト要見積

構造
巻線形(一次巻線・ブスバー付)
変流比・定格
10/5〜800/5A
定格負担
40VA
確度
1PS、過電流定数n>10
回路電圧
最高6.9kV
規格
JIS C1731-1、JEC-1201
特長
耐電圧22/60kV、過電流強度40倍
記載なし
通せる電線・質量
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分割形(クランプ式)3製品

マルチ計測器株式会社

分割形CT CTF-24

分電盤主回路の電流計測

電線を外さずに、直径24mmまでの電線へ付けられる分割形CTです。0.1〜200Aを測れ、確度は±1.0%、使える回路はAC600V以下です。標準価格は3,500円(税別)と公開しています。

コスト3,500円税別

構造
分割形(クランプ式)
変流比・定格
公称変流比3000:1
確度
±1.0%
回路電圧
AC600V以下
通せる電線
電線の直径24mmまで
質量
約170g
特長
適用電流0.1〜200A、最大許容300A連続
記載なし
定格負担・規格
公式ページへ
三菱電機株式会社

分割形CT CW-5S

既設の低圧回路の計測

電線を外さずに付けられる、低圧用の分割形変流器です。回路電圧は440V以下で、負担は5VAです。一般計器用で、電流計や電力計につないで使います。

コスト要見積

構造
分割形(クランプ式)
定格負担
5VA
回路電圧
440V以下
特長
一般計器用
記載なし
変流比・定格・確度・通せる電線・質量・規格
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株式会社ユー・アール・ディー

クランプ式CT CTL-24-CLS

分電盤への後付け計測

はさむだけで、直径24mmまでの電線に後から付けられるクランプ式CTです。0.1〜300Aを測れ、公称変流比は2000:1、直線性は±1%FSです。二次側を守る過電圧クランプ素子を内蔵しています。

コストサンプル価格4,000円

構造
分割形(クランプ式)
変流比・定格
公称変流比2000:1
定格負担
負荷抵抗10Ω以下
確度
直線性±1%FS
通せる電線
電線の直径24mmまで
質量
約180g
特長
適用電流0.1〜300A、最大許容360A連続
記載なし
回路電圧・規格
公式ページへ
Q&A

カレントトランス選びで、よくある疑問

購買担当の疑問カレントトランス(CT)の価格は?

値段を公式に出しているのは、表の10製品のうち3製品です。マルチ計測器のCTF-24は標準価格3,500円(税別)、ユー・アール・ディーはサンプル価格でCTL-12L-8を1,700円、CTL-24-CLSを4,000円と出しています。計器用変流器や高圧の型は公開価格が無いので、変流比と定格負担をそろえて見積もりを取ります。

設備担当の疑問貫通形・巻線形・分割形の違いは?

貫通形は窓に電線を通し、巻線形は一次巻線や一次導体を中に持ち、分割形は電線を外さずにはさみます。第一エレクトロニクスは計器用変流器を一次巻込形・丸窓貫通形・角窓貫通形の3種類に分けています。停電させずに後から付けるなら、分割形を選びます。

設備担当の疑問変流比の選び方は?定格一次電流はどう決める?

大崎電気工業は、定格一次電流を負荷電流の約1.5倍で選ぶよう書いています。二次電流は5Aが標準で、遠くで測るときは1A品を使います。表では、第一エレクトロニクスのCR2-5が一次5〜750A、東光高岳のCC-81が400/5〜1200/5Aです。

設備担当の疑問貫通形CTに電線を2回通すとどうなる?

窓に通す回数で、一次側の電流が割られます。富士電機テクニカの説明では、100AT/5Aの貫通形に2ターン通すと、一次50Aで二次に5Aが流れます。大崎電気工業のCPR-5は、100〜750ATの範囲で定格をATで表しています。

工場長の疑問定格負担(VA)⁠と⁠は⁠?どう選ぶ?

CTの二次側につなげる計器と電線の重さを表す値で、計器の負担に二次の電線の負担を足して決めます。表では、第一エレクトロニクスのCR2-5と三菱電機のCW-5Sが5VA、第一エレクトロニクスのCM1-15が15VA、東光高岳の高圧の型が40VAです。二次側の電線を長くするほど負担が増えます。

設備担当の疑問確度階級(0.5級・1.0級・1PS級)の違いは?

0.5級は精密計測用、1.0級は普通計測用です。電力需給用では、契約最大電力500kW未満は1.0級、500kW以上10,000kW未満は0.5級の変成器を使います。表では、低圧の計器用変流器は1.0級、東光高岳の高圧の型は1PS級です。

施設管理の疑問CTの二次側を開放してはいけないのはなぜ?

一次に電流が流れているまま二次側を開くと、二次側に高電圧が出て、二次巻線が絶縁破壊し焼損するおそれがあります。計器を外すときは、先に二次側を短絡します。ユー・アール・ディーのCTL-24-CLSは過電圧を抑える素子を内蔵していますが、開放のまま配線してよいわけではないと書いています。

工場長の疑問分割形CTは既設の盤に後から付けられる?

付けられます。マルチ計測器のCTF-24は直径24mmまでの電線にAC600V以下の回路で付けられ、ユー・アール・ディーのCTL-24-CLSは直径24mmまでの電線をはさみます。三菱電機のCW-5Sは440V以下の低圧の計器用の分割形です。

施設管理の疑問kとlを逆につなぐとどうなる?

電流計は逆でも指しますが、電力計・無効電力計・力率計は正しく指しません。電力量計につなぐなら誤計量になるので、端子記号を確かめてから配線します。

経営者の疑問取引用の電力量計に使える(検定対応の)CTはある?

あります。大崎電気工業のCDR-5Wは、普通電力量計と組み合わせて検定を受けられます。同じ大崎電気工業でも、CPR-5は検定に使えない一般計器用です。取引に使う盤では、検定に使える型かを先に確かめます。

工場長の疑問高圧の受電盤に使えるCTは?

東光高岳のモールド形変流器が使えます。CC-7は巻線形で10/5〜800/5A、CC-81は貫通形で400/5〜1200/5A、どちらも最高電圧6.9kV、定格負担40VAです。JIS C1731-1とJEC-1201に準じて作ります。

TYPES

カレントトランスの構造の違い

貫通形(丸窓・角窓)

本体の窓に一次側の電線やブスバーを通して使う型です。窓に電線を何回通すかで変流比が変わり、低圧盤の計器用から高圧の受電盤まで一番広く使われます。機器に組み込む小形の型もあります。

向いている使い方

  • 低圧盤の電流計・電力計につなぐ
  • 高圧受電盤の保護継電器に入れる
  • 機器の中で電流を取り出す

根拠:一次導体の貫通穴径はゆとりがあるので、導体貫通作業が容易です(出典11)

この構造の4製品を表で見る

巻線形(一次巻線・ブスバー付)

一次巻線や一次導体(ブスバー)を中に持ち、端子にそのまま主回路をつなぐ型です。小さな電流でも計器向けの5Aにできるので、数十Aの回路の計測に向きます。電力量計と組んで検定を受けられる型もあります。

向いている使い方

  • 数十Aの小さな回路を測る
  • 電力量計と組む取引用の盤
  • 高圧の小さな電流を保護継電器へ

根拠:はじめから一次導体が組み込まれていますので、盤への取り付けが容易です。(出典10)

この構造の3製品を表で見る

分割形(クランプ式)

鉄心が開いて、電線を外さずにはさんで付ける型です。停電させずに既設の分電盤へ後から付けられるので、電力の見える化や省エネの計測で使います。計器用の低圧の型と、電流センサとして使う型があります。

向いている使い方

  • 既設の分電盤に後から付ける
  • 停電できない回路の電流を測る
  • 電力監視・省エネの見える化

根拠:分電盤など既存設備への取付が容易なナイロンスプリング・ワンタッチクランプ型。(出典12)

この構造の3製品を表で見る
MAKERS

カレントトランスの主なメーカー6社

大崎電気工業株式会社

鉄心と二次コイルを樹脂のケースに入れた、小形・軽量の貫通形CTです。

東京都

株式会社第一エレクトロニクス

一次5〜750Aを同じ丸窓の型で受け持つ、低圧盤の計器用の貫通形CTです。

東京都

株式会社東光高岳

最高電圧6.9kVの高圧回路に使う、モールド形の貫通形CTです。

東京都

マルチ計測器株式会社

電線を外さずに、直径24mmまでの電線へ付けられる分割形CTです。

東京都

三菱電機株式会社

電線を外さずに付けられる、低圧用の分割形変流器です。

東京都

株式会社ユー・アール・ディー

直径12mmの貫通穴を持つ、機器に組み込む小形のCTです。

神奈川県

出典
  1. 富士電機テクニカ CT・VT(計器用変成器)についてよく知ろう
  2. 富士電機テクニカ CTの二次側をオープンにすると何故いけないのか
  3. 富士電機テクニカ 貫通形変流器の一次側を2ターンしたとき
  4. 富士電機テクニカ 変成器の定格負担とは
  5. 大崎電気工業 変成器の選定の手順と選定表
  6. 第一エレクトロニクス 変流器・変圧器カタログ
  7. 三菱電機 変流器(CT)
  8. 東光高岳 モールド形変流器(巻線型)
  9. 東光高岳 モールド形変流器(貫通形)
  10. 大崎電気工業 CDR-5W
  11. 大崎電気工業 CPR-5・CPR-15・CPR-40
  12. ユー・アール・ディー CTL-24-CLS
  13. ユー・アール・ディー CTL-12L-8
  14. マルチ計測器 CTF-24
  15. 富士電機テクニカ CTの二次電流の5A品と1A品
  16. 富士電機テクニカ CTのkとlを逆に配線した場合
掲載基準

受配電盤・分電盤・電力監視・機器の中で、交流の電流を取り出すカレントトランス(計器用変流器・計測用CT)に限ります。低圧と高圧の計器用変流器(貫通形・一次巻込形・ブスバー付)と、電線を外さずに付ける分割形・クランプ式のCT、機器に組み込む小形の貫通形CTを、1社1〜2製品に絞って載せています。メーカーが自社で作るか自社の型番で売り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式の資料で確かめられた、日本法人のある会社だけです。漏電を見る零相変流器(ZCT)、手で持って測るクランプメータ、直流も測るホール素子などの電流センサ(電流センサの比較にあります)、計器用変圧器(VT)、代理店や商社が売る他社製品、販売終了品は除いています。富士電機(富士電機テクニカ)は公式サイトに型式の名前しかなく、仕様のカタログがこちらから開けなかったので、仕組みの説明だけを使っています。渡辺電機工業は仕様が資料のダウンロードの中だけで、分割CTには他社の型番も並んでいたので載せていません。光商工は零相変流器だけでした。値段は公開している製品が少ないので、コストの判定はしていません。

カレントトランス(変流器・CT)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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引用

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