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GUIDE / CELL-COUNTER

セルカウンターとは?培養細胞の数と生存率を数える自動セルカウンターの種類(スライド式・全自動式)と、細胞径・濃度範囲・価格の選び方

培養した細胞の数と生存率を画像で数える自動セルカウンターの2つの種類、明視野(トリパンブルー)と蛍光(AO/PI)の違い、細胞径と濃度の範囲、試料量と測定時間、消耗品と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

セルカウンターは、培養した細胞の数と生存率を、画像で自動で数える装置です。自動細胞計数装置とも呼びます。試料の載せ方で、スライドに載せて差し込む卓上のスライド式と、試料カップを並べれば染色から洗浄まで進める全自動式に分かれます。選ぶときは「1日に何検体測るか」「蛍光で数えるか」「記録の規制に沿わせるか」の3つを先に決めます。

セルカウンターとは

セルカウンターは、継代や播種、凍結の前に、培養した細胞がどれだけあり、どれだけ生きているかを数える装置です。血球計算盤を目で数える作業を、画像で同じ基準で数える作業に置き換えます。

比較ページには、自社ブランドで作る会社の日本法人が売るセルカウンターを、各社の代表の型の単位で載せています。代理店が売る海外製品、臨床の血球計数装置、コロニーカウンターは載せていません。

2つの種類

  • スライド式(卓上)は、染めた試料をスライドや血球計算盤に載せて差し込み、画像で数えます。例はサーモフィッシャーサイエンティフィックのCountess 3とCountess 3 FL、コーニングのセルカウンター 6749です
  • 全自動式は、試料カップを並べると、染色から数える工程、機器の洗浄まで装置が進めます。例はベックマン・コールターのVi-CELL BLUです

明視野と蛍光の違い

  • 明視野ではトリパンブルーで染め、生細胞は半透明のまま、死細胞は暗く染まるのを見分けます
  • 蛍光ではAO/PIで有核細胞を緑、死細胞を赤に染めます。赤血球や血小板の混じるPBMCでも分けて数えられます
  • Countess 3 FLは、明視野と蛍光2チャンネルの両方で数えます。ライトキューブは14種類から選び、本体には付いていません

細胞径と濃度の範囲

  • Countess 3とCountess 3 FLは、細胞の直径が約4〜60µm、濃度が1×10⁴〜1×10⁷cells/mLです
  • Vi-CELL BLUは、細胞の大きさが2〜60µm、濃度が5×10⁴〜1.5×10⁷cells/mLです
  • 範囲より濃い試料は、薄めてから測ります。細胞の塊はほぐしてから載せます

試料量と測定時間

  • Countess 3は、試料と0.4%トリパンブルーを等量混ぜ、10µLを載せて30秒未満で数えます
  • Vi-CELL BLUは、高速モードなら170µLで90秒、通常モードなら200µLで130秒です
  • Vi-CELL BLUは24ポジションのカローセルか96ウェルプレートを載せ、続けて測れます

記録と規制

  • Vi-CELL BLUは監査証跡・電子署名・ユーザー権限を備え、21 CFR Part 11に沿ったシステムです
  • Countess 3とCountess 3 FLは、21 CFR Part 11準拠を助ける別売のソフトがあります

消耗品と値段

  • 値段を公式に出しているのはコーニングで、セルカウンター 6749は487,000円(公式通販)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • セルカウンター 6749は再利用できるガラス血球計算盤で動き、専用のカウンティングチャンバー0.1mmは23,200円です
  • Countess 3とCountess 3 FLは、使い捨てスライドのほか再利用可能スライドも使えます
  • サーモフィッシャーとベックマン・コールターは公式に価格を出していないので、見積もりで確かめます
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