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GUIDE / BIMETAL-THERMOMETER

バイメタル式温度計とは?配管・タンクに付けるバイメタル温度計の種類(下出し・裏出し・首振り)と、目盛範囲・精度・価格の選び方

配管・タンク・空調・食品設備で現場の温度を針で読むバイメタル式温度計の仕組み、下出し(L形)⁠・裏出し(T形)⁠・首振り形の違い、目盛範囲の決め方、保護管を付ける条件、精度と防水、公開されている価格をまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

バイメタル式温度計は、2種類の金属を貼り合わせたバイメタルの動きで針を回し、温度を示す温度計です。感温部がケースの下から出る下出し(L形)、背面から出る裏出し(T形)、文字盤の向きを変えられる首振り形の3つがあります。配管の向きで種類を決め、使う温度に余裕をもたせて目盛範囲を選びます。

バイメタル式温度計とは

バイメタル式温度計は、配管やタンクに感温部を差し込み、その場で温度を針で読む温度計です。バイメタル温度計・ダイヤル温度計とも呼びます。

比較ページには、メーカーが自社で作るバイメタル式温度計を、各社の代表の型式の単位で載せています。デジタル温度計・放射温度計・ガラス製温度計、保護管や取付ねじだけの品は載せていません。

仕組み

  • 膨張のしかたが違う2種類の薄い金属板を貼り合わせたものが、バイメタルです
  • バイメタルをつるまき状に巻いて一端を固定すると、温度の変化で巻きが回り、その先の針が温度を指します
  • 液体やガスを封入していないので、旭計器工業はガラス製温度計に比べて堅牢で読み取りやすいと説明しています

3つの種類

  • 下出し(L形)は、感温部がケースの下から出ます。横に走る配管やタンクの上面に上から差します。例は旭計器工業のBLL型と、佐藤計量器製作所のBM-S-90Sです
  • 裏出し(T形)は、感温部がケースの背面から出ます。縦の配管や槽の側面に横から差します。例は佐藤計量器製作所のBM-T-100Pと、ビカ・ジャパンのモデル55です
  • 首振り形(可動形)は、付けたあとに文字盤の角度を変えられます。例は旭計器工業のBLA型、第一計器製作所のAJS、ビカ・ジャパンのTG54です

目盛範囲の決め方

  • 使う温度に余裕をもたせます。佐藤計量器製作所は、100℃で使うなら0〜150℃を指定するよう案内しています
  • 旭計器工業のBLL型とBLA型は、-50〜50℃から0〜500℃までそろえています
  • ビカ・ジャパンのモデル55は、-70〜600℃の範囲で選べます

保護管を付ける条件

  • 佐藤計量器製作所は、50℃以上の液体を測るとき、0.5MPa以上の圧力がかかるとき、腐食性のものを測るときは、保護管を必ず使うよう案内しています
  • 同社のBM-T-100PとBM-S-90Sは、ねじ部の耐圧が0.5MPaです

精度と防水

  • 佐藤計量器製作所のBM-T-100PとBM-S-90Sの精度は、±1目盛(1目盛2℃)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 旭計器工業のBLL型とBLA型の精度は、±2%F.S.です。防滴のほか、防水構造と油封入構造があります
  • ビカ・ジャパンのモデル55とTG54は、EN 13190のクラス1です。TG54のケースはIP65で、大きな振動を伴う用途に向く型として案内されています

値段

  • 値段を公式に出しているのは佐藤計量器製作所です。樹脂ケースの裏出し型BM-T-100P(0〜100℃・感温部長100mm)が11,000円(税抜)、ステンレスケースの下出し型BM-S-90Sが24,900円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 旭計器工業・第一計器製作所・ビカ・ジャパンは値段を公式に出していません
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