口コミを書く
GUIDE / BEARING-CHECKER

ベアリングチェッカーとは?軸受診断器の種類(スマホ連携・ハンディ・自動診断)と、判定方法・通信の選び方

回転機械の軸受の傷や劣化を振動から調べるベアリングチェッカー(軸受診断器)の3つの種類、判定のしかた、スマホとのつなぎ方、他社軸受の扱いを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

ベアリングチェッカーは、回転機械の軸受の傷や劣化を、振動から調べる携帯型の診断器です。軸受診断器とも呼びます。スマホにつなぐ型・本体で良否を見る型・本体で傷の場所まで絞る型に分かれます。選ぶときは「良否だけか傷の場所までか」「使える端末は何か」「他社の軸受も見るか」の3つを先に決めます。

ベアリングチェッカーとは

ベアリングチェッカーは、運転中のモーターやポンプなどの軸受に当てて、振動から傷や劣化を調べる診断器です。機械を止めずに調べられるので、巡回点検に使います。

比較ページには、日本の会社が自社のブランドで案内している製品を、型番の単位で載せています。輸入販売だけの会社の製品、常設の監視システム、軸受の出荷検査装置は載せていません。

3つの種類

  • スマホ連携型:小さなセンサーをスマホやタブレットにつなぎ、アプリで診断します。例はNSKのD-VibA10とNTNのDAT-HV0002です
  • ハンディ判定型:本体だけで測り、その場で良否を見ます。例はIMVのカードバイブロAir2とJFEアドバンテックのMK-21です
  • 自動診断型:本体でFFT解析と自動診断まで行います。例はJFEアドバンテックのMK-220です

判定のしかた

  • NSKのD-VibA10は、軸受の呼び番号と回転数を入れると、傷やフレーキングの状態を自動で診断します
  • NTNのDAT-HV0002は、FFT分析で軸受の損傷部位を判別します
  • IMVのカードバイブロAir2は、ベアリング用の診断指数を表示します
  • JFEアドバンテックのMK-21は、本体の裏のグラフで転がり軸受の良否を判定します
  • JFEアドバンテックのMK-220は、内輪キズ・外輪キズ・転動体キズ・保持器欠陥を見ます

つなぎ方と端末

  • NSKのD-VibA10は、BluetoothでAndroidスマートフォンにつなぎます
  • NTNのDAT-HV0002は、Wi-FiでiPhone・iPadにつなぎます
  • 社内で持ち込める端末を先に確かめてから選びます

他社の軸受を診断するとき

  • NSKのD-VibA10は、自社の標準軸受、約5000品目のデータを持ちます。他社の軸受はパルス発生周波数を入れます
  • NTNのDAT-HV0002は、NTN軸受約5,500品番と他社軸受を測れます

値段

今回載せた5製品は、どれも公式に価格を書いていません。メーカーか販売店に見積を取ります。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉