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配管・タンク・鋼板の肉厚を点検し、製品の厚さを検査する設備保全・品質管理・購買の担当の方へ

超音波厚さ計のメーカー8社比較【2026年】

超音波厚さ計は、片面に探触子を当てるだけで、
配管や鋼板の厚さを測る測定器です。

ABOUT

超音波厚さ計とは

比較表を見る ↓

探触子から出した超音波が裏の面で返ってくるまでの時間から、厚さを測る厚さ測定器です。
ノギスと違い、片面が出ていれば配管やタンクも測れます。

製品の特長

  • 片面から当てるだけで、壊さずに厚さが分かる(中に液体が入った配管も)
  • 材料ごとに音速を合わせて測る(鋼・アルミ・樹脂・ガラス)
  • 塗装の上から母材だけを測れる機種がある(エコー・エコー)

使うメリット

  • 切ったり穴をあけたりせずに、配管の減肉を数字で追える(点検の記録に残せる)
  • 反対側に手が届かないタンクや管も測れる(ノギスでは測れない所)
  • 電磁超音波なら、さびを落とさずカプラントなしで測れる(下地処理の手間が減る)

選ぶときに注意すること

  1. 測る前に零点調整と音速の校正をする(鋼の音速は鋼種で2%ほど違う)
  2. 塗装ごと測ると、塗料は実際の3倍ほど厚く出る
  3. 浮いたさびは落とし、測る面は100μmRz以下に仕上げる
  4. 木材・発泡スチロール・コンクリートのような気泡の多い物は測れない

※原理・測り方・注意はダコタ・ジャパンの技術資料とよくある質問、仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページ・カタログの記載。

LIST

超音波厚さ計の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

超音波厚さ計11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

標準型(数値表示)

4製品
株式会社エー・アンド・⁠⁠⁠デイAD‑3255腐食の点検も製品の検査も1台で口コミを書く平均的125,000円税抜

7MHzの標準の探触子で0.8〜200.0mmを0.01mmの表示で測れます。別売の探触子に替えると300.0mmまで測れ、塗装の上から母材も測れます。値段は125,000円(税抜)と公開しています。

種類
標準型(数値表示)
測定方式
超音波パルス反射方式
測定範囲
0.8〜200.0mm(標準の探触子)、1.0〜300.0mm(別売の探触子)
分解能
0.01mm、0.1mm(切り替え)
精度
±0.1mm±0.5%(0.8〜50.0mm)
塗装の上から
できる(別売の探触子で4.0〜30.0mm)
電源
単3形アルカリ乾電池2個(連続30時間以上)
大きさ・⁠⁠⁠質量
73×143×32mm、約160g
特長
探触子を用途で4種類から選べる
記載なし
データ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社カスタムSTG‑02まず1台、値段を抑えて入れたい口コミを書く安め75,000円税別

値段は75,000円(税別)で⁠、公開価格のある製品の中で最も安い厚さ計です。1.0〜350mm(鋼)を測れ、画面に最大・平均・最小の値も出します。測った値を100件まで残せます。

種類
標準型(数値表示)
測定方式
超音波パルス反射式
測定範囲
1.0〜350mm(鋼)
分解能
0.01mm(⁠1〜99mm⁠)、0.1mm(100mm以上)
精度
±(1%rdg+0.1)⁠m⁠m
データ
最大100件
電源
単3形乾電池3本(⁠約12時間⁠)
大きさ・⁠⁠⁠質量
72×135×37mm、本体約220g
特長
最小のパイプは外径20mm・肉厚3mm(鋼)
記載なし
塗装の上から
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
東京計器株式会社UTM‑110現場で長く使い、記録も残す口コミを書く要見積

単3電池1本で50時間以上動き、測った値を1000件まで時刻付きで残せます。東京計器は1973年に世界初のポケットサイズの超音波厚さ計を作った会社です。動作確認用にUTM‑110を貸し出しています。

種類
標準型(数値表示)
測定方式
パルス反射法、R‑B1方式
測定範囲
0.7〜250mm(標準の探触子)
分解能
0.1mm
精度
繰り返し精度±0.1mm
データ
最大1000件(時刻付き)、USBでパソコンへ
電源
単3アルカリ電池1本(連続50時間以上)
大きさ・⁠⁠⁠質量
69×127×24mm、165g(本体)
特長
1973年に世界初のポケットサイズの超音波厚さ計を開発
記載なし
塗装の上から
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ワブテック⁠・インスペクション⁠・テクノロジーズ・ジャパン株式会社45MG要る機能だけ後から足して使う口コミを書く要見積

塗装の上からの測定や波形表示などの機能を、本体を工場へ送らずソフトで後から足せます。標準の表示は0.01mmで、オプションで0.001mmの高分解能にもできます。データロガーを足せば475,000⁠件の厚さを残せます。

種類
標準型(数値表示)
測定方式
パルス反射(最初のエコーまでの時間を測る)
測定範囲
0.080〜635mm(材料・探触子で変わる)
分解能
0.1mm、0.01mm、0.001mm(⁠オプション⁠)
塗装の上から
できる(オプション⁠のエコーtoエコー・THRU‑COAT)
データ
475,000件(オプションのデータロガー)
電源
単3電池3本(アルカリで20〜21時間)
大きさ・⁠⁠⁠質量
91×162×41mm、431g
特長
5種類のソフトのオプションを後から足せる
記載なし
精度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

塗装の上から測る型

4製品
エルコメーター(Elcometer)Elcometer MTG8塗装の点検記録をスマホで残す口コミを書く要見積

塗装の上から当てるだけで、厚さ2mmまでの塗膜を除いて母材を測れます。100,000⁠点を1,000バッチに分けて残し、USBやBluetoothでパソコンやスマートフォンに送れます。パルス・エコーでは0.63〜500mmを測れます。

種類
塗装の上から測る型
測定方式
パルス・エコー、エコー・エコー(ThruPaint)、音速測定
測定範囲
0.63〜500mm(パルス・エコー)
分解能
0.1mm、0.01mm(切り替え)
塗装の上から
できる(2.54〜25.40mm)
データ
100,000点・1,000バッチ、USB・Bluetoothで転送
電源
単3電池2本(アルカリで15時間)
大きさ・⁠⁠⁠質量
145×73×37mm、210g(電池込み・探触子なし)
特長
厚さ2mmまでの塗膜を除いて測れる
記載なし
精度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
JFEアドバンテック株式会社TI‑121T塗装した配管やタンクを点検する口コミを書く要見積

探触子を塗装の上から当てるだけで、母材の厚さを測れます。塗膜の上から3.00〜20.00mm、塗膜なしで1.50〜90.00mmを0.01mmの表示で測り、10,000⁠点を残してパソコンへ出せます。TIシリーズは45,000台以上の納入実績があります。

種類
塗装の上から測る型
測定方式
超音波パルス反射法
測定範囲
1.50〜90.00mm(塗膜なし)
分解能
0.01mm
精度
±0.05mm(0.80〜9.99mm)、±0.5%rdg(10.00〜250.00mm)
塗装の上から
できる(3.00〜20.00mm)
データ
10,000点、USBでパソコンへ
電源
単3アルカリ乾電池2本
大きさ・⁠⁠⁠質量
70×155×33mm、本体200g
特長
TIシリーズの納入は45,000台以上
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ダコタ・ジャパン株式会社ZX6‑DL薄物から厚物まで、塗装の上からも口コミを書く高め330,000円税別

パルス・エコーで0.63〜1,000mm(鋼換算)と⁠、載せた中で最も広い範囲を測れます。塗装をはがさずに母材を測るエコー・エコーは2.54〜50mmです。IP65の本体に5年保証が付き、10,000⁠件の測定値を残せます。

種類
塗装の上から測る型
測定方式
パルス・エコー、エコー・エコー
測定範囲
0.63〜1,000mm(パルス・エコー、鋼換算)
分解能
0.01mm(200mm以上は0.1mm)
精度
繰り返し精度±0.01mm
塗装の上から
できる(2.54〜50mm、鋼換算)
データ
10,000件、USBでパソコンへ
電源
単3アルカリ電池2本(⁠45時間⁠)、USB給電
大きさ・⁠⁠⁠質量
64×131×32mm、約312g(電池込み)
特長
IP65の防じん・防滴、本体に5年保証
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日本電磁測器株式会社UDM‑580タンクの底板や高圧容器の点検口コミを書く要見積

危険物保安技術協会(KHK)の型式認定を受けた厚さ計で、屋外の貯蔵タンクの底板や高圧容器の点検に使えます。エポキシやFRPなどのコーティングの上から、母材を2.0〜250.0mm(鋼)で測れます。6400点を残せ、タンクのような大きな物を順に測って回れます。

種類
塗装の上から測る型
測定方式
パルス反射方式
測定範囲
2.0〜250.0mm(鋼)
分解能
0.1mm
精度
±0.1mm(2.0〜100.0mm)、±0.5%(100.1〜250.0mm)
塗装の上から
できる(エポキシ・FRP・ガラスフレークなど)
データ
6400点
電源
単3アルカリ乾電池2本
大きさ・⁠⁠⁠質量
70×155×28mm、本体約370g
特長
危険物保安技術協会(KHK)の型式認定品
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

精密型(波形表示)

2製品
日本電磁測器株式会社UDM‑960薄い材料を0.001mm単位で測る口コミを書く要見積

ポケットサイズで0.001mm単位の精密測定ができます。B‑B方式なら0.200〜10.000mm(鋼)⁠を⁠±0.002mmで測り、薄肉のパイプやガラス・セラミックの検査に使えます。測定方式を3つ持ち、1台で3台分の使い方ができます。

種類
精密型(波形表示)
測定方式
パルス反射方式(一探触子法)
測定範囲
0.200〜10.000mm(B‑B)、0.80〜20.00mm(S‑B)、2.50〜150.00mm(T‑B)、鋼
分解能
0.001mm(B‑B)、0.01mm(S‑B・T‑B)
精度
±0.002mm(B‑B)、±0.01mm(S‑B・T‑B)
電源
単3アルカリ乾電池2本
大きさ・⁠⁠⁠質量
70×155×28mm、本体約350g
特長
B‑B・S‑B・T‑Bの3方式を1台で
記載なし
塗装の上から・データ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ワブテック⁠・インスペクション⁠・テクノロジーズ・ジャパン株式会社39DL PLUS波形を見て難しい材料を測る口コミを書く要見積

カラー画面に波形を出しながら測れ、載せた中で最も多い792,832⁠件の厚さを本体に残せます。オプションの高分解能で0.001mm単位まで測れ、塗装の上からの測定にも使えます。IP67準拠の防水・防じんです。

種類
精密型(波形表示)
測定方式
パルス反射(最初のエコーまでの時間を測る)
測定範囲
0.08〜635mm(材料・探触子で変わる)
分解能
0.1mm、0.01mm、0.001mm(⁠オプション⁠)
塗装の上から
できる(THRU‑COAT・エコーtoエコー)
データ
792,832件、波形付きなら20,000件
電源
リチウムイオン電池、単三アルカリ電池4本、ACアダプター
大きさ・⁠⁠⁠質量
125×211×46mm、0.83kg
特長
IP67準拠の防水・防じん
記載なし
精度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

電磁超音波(EMAT)

1製品
ダコタ・ジャパン株式会社UT‑3M‑EMAさびた鋼材をそのまま測る口コミを書く850,000円税別

カプラントを塗らず、さびやスケールも落とさずに金属の厚さを測れます。1.2〜200mmを0.01mmの分解能で測り、別売の耐熱プローブなら最高600℃の材料も測れます。精度はふつうの超音波厚さ計より少し劣り、局部の腐食や孔食を探すのには向きません。

種類
電磁超音波(EMAT)
測定方式
電磁超音波(EMAT)、金属専用
測定範囲
1.2〜200mm
分解能
0.01mm(100mm以上は0.1mm)
精度
±(測定値×1%+0.05mm)
塗装の上から
できる(重ね塗りや凹凸のある塗装も)
データ
USBでパソコンへ(管理ソフト付き)
電源
リチウムイオン電池(⁠約8時間⁠)
大きさ・⁠⁠⁠質量
本体約480g
特長
別売の耐熱プローブで最高600℃
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

標準型(数値表示)4製品

株式会社エー・アンド・⁠⁠⁠デイ

AD‑3255

腐食の点検も製品の検査も1台で

7MHzの標準の探触子で0.8〜200.0mmを0.01mmの表示で測れます。別売の探触子に替えると300.0mmまで測れ、塗装の上から母材も測れます。値段は125,000円(税抜)と公開しています。

コスト平均的125,000円税抜

種類
標準型(数値表示)
測定方式
超音波パルス反射方式
測定範囲
0.8〜200.0mm(標準の探触子)、1.0〜300.0mm(別売の探触子)
分解能
0.01mm、0.1mm(切り替え)
精度
±0.1mm±0.5%(0.8〜50.0mm)
塗装の上から
できる(別売の探触子で4.0〜30.0mm)
電源
単3形アルカリ乾電池2個(連続30時間以上)
大きさ・⁠⁠⁠質量
73×143×32mm、約160g
特長
探触子を用途で4種類から選べる
記載なし
データ
公式ページへ
株式会社カスタム

STG‑02

まず1台、値段を抑えて入れたい

値段は75,000円(税別)で⁠、公開価格のある製品の中で最も安い厚さ計です。1.0〜350mm(鋼)を測れ、画面に最大・平均・最小の値も出します。測った値を100件まで残せます。

コスト安め75,000円税別

種類
標準型(数値表示)
測定方式
超音波パルス反射式
測定範囲
1.0〜350mm(鋼)
分解能
0.01mm(⁠1〜99mm⁠)、0.1mm(100mm以上)
精度
±(1%rdg+0.1)⁠m⁠m
データ
最大100件
電源
単3形乾電池3本(⁠約12時間⁠)
大きさ・⁠⁠⁠質量
72×135×37mm、本体約220g
特長
最小のパイプは外径20mm・肉厚3mm(鋼)
記載なし
塗装の上から
公式ページへ
東京計器株式会社

UTM‑110

現場で長く使い、記録も残す

単3電池1本で50時間以上動き、測った値を1000件まで時刻付きで残せます。東京計器は1973年に世界初のポケットサイズの超音波厚さ計を作った会社です。動作確認用にUTM‑110を貸し出しています。

コスト要見積

種類
標準型(数値表示)
測定方式
パルス反射法、R‑B1方式
測定範囲
0.7〜250mm(標準の探触子)
分解能
0.1mm
精度
繰り返し精度±0.1mm
データ
最大1000件(時刻付き)、USBでパソコンへ
電源
単3アルカリ電池1本(連続50時間以上)
大きさ・⁠⁠⁠質量
69×127×24mm、165g(本体)
特長
1973年に世界初のポケットサイズの超音波厚さ計を開発
記載なし
塗装の上から
公式ページへ
ワブテック⁠・インスペクション⁠・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

45MG

要る機能だけ後から足して使う

塗装の上からの測定や波形表示などの機能を、本体を工場へ送らずソフトで後から足せます。標準の表示は0.01mmで、オプションで0.001mmの高分解能にもできます。データロガーを足せば475,000⁠件の厚さを残せます。

コスト要見積

種類
標準型(数値表示)
測定方式
パルス反射(最初のエコーまでの時間を測る)
測定範囲
0.080〜635mm(材料・探触子で変わる)
分解能
0.1mm、0.01mm、0.001mm(⁠オプション⁠)
塗装の上から
できる(オプション⁠のエコーtoエコー・THRU‑COAT)
データ
475,000件(オプションのデータロガー)
電源
単3電池3本(アルカリで20〜21時間)
大きさ・⁠⁠⁠質量
91×162×41mm、431g
特長
5種類のソフトのオプションを後から足せる
記載なし
精度
公式ページへ

塗装の上から測る型4製品

エルコメーター(Elcometer)

Elcometer MTG8

塗装の点検記録をスマホで残す

塗装の上から当てるだけで、厚さ2mmまでの塗膜を除いて母材を測れます。100,000⁠点を1,000バッチに分けて残し、USBやBluetoothでパソコンやスマートフォンに送れます。パルス・エコーでは0.63〜500mmを測れます。

コスト要見積

種類
塗装の上から測る型
測定方式
パルス・エコー、エコー・エコー(ThruPaint)、音速測定
測定範囲
0.63〜500mm(パルス・エコー)
分解能
0.1mm、0.01mm(切り替え)
塗装の上から
できる(2.54〜25.40mm)
データ
100,000点・1,000バッチ、USB・Bluetoothで転送
電源
単3電池2本(アルカリで15時間)
大きさ・⁠⁠⁠質量
145×73×37mm、210g(電池込み・探触子なし)
特長
厚さ2mmまでの塗膜を除いて測れる
記載なし
精度
公式ページへ
JFEアドバンテック株式会社

TI‑121T

塗装した配管やタンクを点検する

探触子を塗装の上から当てるだけで、母材の厚さを測れます。塗膜の上から3.00〜20.00mm、塗膜なしで1.50〜90.00mmを0.01mmの表示で測り、10,000⁠点を残してパソコンへ出せます。TIシリーズは45,000台以上の納入実績があります。

コスト要見積

種類
塗装の上から測る型
測定方式
超音波パルス反射法
測定範囲
1.50〜90.00mm(塗膜なし)
分解能
0.01mm
精度
±0.05mm(0.80〜9.99mm)、±0.5%rdg(10.00〜250.00mm)
塗装の上から
できる(3.00〜20.00mm)
データ
10,000点、USBでパソコンへ
電源
単3アルカリ乾電池2本
大きさ・⁠⁠⁠質量
70×155×33mm、本体200g
特長
TIシリーズの納入は45,000台以上
公式ページへ
ダコタ・ジャパン株式会社

ZX6‑DL

薄物から厚物まで、塗装の上からも

パルス・エコーで0.63〜1,000mm(鋼換算)と⁠、載せた中で最も広い範囲を測れます。塗装をはがさずに母材を測るエコー・エコーは2.54〜50mmです。IP65の本体に5年保証が付き、10,000⁠件の測定値を残せます。

コスト高め330,000円税別

種類
塗装の上から測る型
測定方式
パルス・エコー、エコー・エコー
測定範囲
0.63〜1,000mm(パルス・エコー、鋼換算)
分解能
0.01mm(200mm以上は0.1mm)
精度
繰り返し精度±0.01mm
塗装の上から
できる(2.54〜50mm、鋼換算)
データ
10,000件、USBでパソコンへ
電源
単3アルカリ電池2本(⁠45時間⁠)、USB給電
大きさ・⁠⁠⁠質量
64×131×32mm、約312g(電池込み)
特長
IP65の防じん・防滴、本体に5年保証
公式ページへ
日本電磁測器株式会社

UDM‑580

タンクの底板や高圧容器の点検

危険物保安技術協会(KHK)の型式認定を受けた厚さ計で、屋外の貯蔵タンクの底板や高圧容器の点検に使えます。エポキシやFRPなどのコーティングの上から、母材を2.0〜250.0mm(鋼)で測れます。6400点を残せ、タンクのような大きな物を順に測って回れます。

コスト要見積

種類
塗装の上から測る型
測定方式
パルス反射方式
測定範囲
2.0〜250.0mm(鋼)
分解能
0.1mm
精度
±0.1mm(2.0〜100.0mm)、±0.5%(100.1〜250.0mm)
塗装の上から
できる(エポキシ・FRP・ガラスフレークなど)
データ
6400点
電源
単3アルカリ乾電池2本
大きさ・⁠⁠⁠質量
70×155×28mm、本体約370g
特長
危険物保安技術協会(KHK)の型式認定品
公式ページへ

精密型(波形表示)2製品

日本電磁測器株式会社

UDM‑960

薄い材料を0.001mm単位で測る

ポケットサイズで0.001mm単位の精密測定ができます。B‑B方式なら0.200〜10.000mm(鋼)⁠を⁠±0.002mmで測り、薄肉のパイプやガラス・セラミックの検査に使えます。測定方式を3つ持ち、1台で3台分の使い方ができます。

コスト要見積

種類
精密型(波形表示)
測定方式
パルス反射方式(一探触子法)
測定範囲
0.200〜10.000mm(B‑B)、0.80〜20.00mm(S‑B)、2.50〜150.00mm(T‑B)、鋼
分解能
0.001mm(B‑B)、0.01mm(S‑B・T‑B)
精度
±0.002mm(B‑B)、±0.01mm(S‑B・T‑B)
電源
単3アルカリ乾電池2本
大きさ・⁠⁠⁠質量
70×155×28mm、本体約350g
特長
B‑B・S‑B・T‑Bの3方式を1台で
記載なし
塗装の上から・データ
公式ページへ
ワブテック⁠・インスペクション⁠・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

39DL PLUS

波形を見て難しい材料を測る

カラー画面に波形を出しながら測れ、載せた中で最も多い792,832⁠件の厚さを本体に残せます。オプションの高分解能で0.001mm単位まで測れ、塗装の上からの測定にも使えます。IP67準拠の防水・防じんです。

コスト要見積

種類
精密型(波形表示)
測定方式
パルス反射(最初のエコーまでの時間を測る)
測定範囲
0.08〜635mm(材料・探触子で変わる)
分解能
0.1mm、0.01mm、0.001mm(⁠オプション⁠)
塗装の上から
できる(THRU‑COAT・エコーtoエコー)
データ
792,832件、波形付きなら20,000件
電源
リチウムイオン電池、単三アルカリ電池4本、ACアダプター
大きさ・⁠⁠⁠質量
125×211×46mm、0.83kg
特長
IP67準拠の防水・防じん
記載なし
精度
公式ページへ

電磁超音波(EMAT)1製品

ダコタ・ジャパン株式会社

UT‑3M‑EMA

さびた鋼材をそのまま測る

カプラントを塗らず、さびやスケールも落とさずに金属の厚さを測れます。1.2〜200mmを0.01mmの分解能で測り、別売の耐熱プローブなら最高600℃の材料も測れます。精度はふつうの超音波厚さ計より少し劣り、局部の腐食や孔食を探すのには向きません。

コスト850,000円税別

種類
電磁超音波(EMAT)
測定方式
電磁超音波(EMAT)、金属専用
測定範囲
1.2〜200mm
分解能
0.01mm(100mm以上は0.1mm)
精度
±(測定値×1%+0.05mm)
塗装の上から
できる(重ね塗りや凹凸のある塗装も)
データ
USBでパソコンへ(管理ソフト付き)
電源
リチウムイオン電池(⁠約8時間⁠)
大きさ・⁠⁠⁠質量
本体約480g
特長
別売の耐熱プローブで最高600℃
公式ページへ
Q&A

超音波厚さ計選びで、よくある疑問

購買担当の疑問超音波厚さ計の価格は、いくら?

値段を出しているのは、カスタムのSTG‑02が75,000円(税別)、エー・アンド・デイのAD‑3255が125,000円(税抜)、ダコタ・ジャパンのZX6‑DLが330,000円(税別)⁠で⁠す⁠。電磁超音波のUT‑3M‑EMAは850,000円(税別)⁠で⁠す⁠。ほかの製品は、探触子の組み合わせを伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問超音波厚さ計の原理は?

探触子から出した超音波が測る物の裏の面で返ってくるまでの時間に、その材料の音速をかけて2で割ると厚さが出ます。日本電磁測器のカタログも、厚さ=1/2×音速×伝播時間の式で説明しています。材料で音速が違うので、測る物に合わせて音速を設定します。

設備担当の疑問超音波厚さ計の使い方は?零点調整と音速の校正は?

探触子にカプラントを付け、測る前に零点調整をし、厚さの分かった試験片で音速を合わせてから測ります。ダコタ・ジャパンは、零点調整を測定の前と途中に定期的に、機材や温度が変わるたびに行うよう案内しています。鋼種による音速の違いは2%ほどで、校正できないときは鋼の音速5,920m/秒で測ると誤差は2%ほどです。

施設管理の疑問塗装したタンクや配管は、塗装の上から測れる?

エコー・エコー(スルーペイント)の付いた機種なら、塗装をはがさずに母材だけを測れます。JFEアドバンテックのTI‑121Tは塗膜の上から3.00〜20.00mm、ダコタ・ジャパンのZX6‑DLは2.54〜50mmを測れ、Elcometer MTG8は厚さ2mmまでの塗膜を除いて測ります。この機能が無い機種で塗装ごと測ると、塗料は実際の3倍ほど厚く出ます。

工場長の疑問超音波厚さ計の精度は?誤差の原因は?

エー・アンド・デイのAD‑3255は、0.8〜50.0mmの範囲で±0.1mm±0.5%の精度です。JFEアドバンテックのTI‑121Tは、0.80〜9.99mmの範囲で±0.05mmです。誤差の大きな原因は音速の設定と測る面の粗さで、ダコタ・ジャパンは測る面を100μmRz以下に仕上げるよう案内しています。

設備担当の疑問接触媒質(カプラント)は何を使う?グリセリンでいい?

ダコタ・ジャパンの付属のカプラントは、水・プロピレングリコール・グリセリンが主な成分です。水や油でも代わりになりますが、粗い面では探触子との間にすき間ができて精度が落ちます。カプラントを塗りたくないなら、電磁超音波のUT‑3M‑EMAを選びます。

施設管理の疑問細い配管の厚さはどう測る?

配管の軸に対して探触子を垂直に当てて測り、外径25mm以下の配管は軸と平行に当て、角度を変えて最も薄い値を読みます(ダコタ・ジャパン)。カスタムのSTG‑02は外径20mm・肉厚3mm(鋼)の配管まで測れます。曲がった面に当てやすくする配管用の治具もあります。

工場長の疑問さびた鋼材や高温の配管も測れる?

軽いさびならそのまま測れますが、浮いたさびはワイヤーブラシなどで落とします。電磁超音波のUT‑3M‑EMAは、さびもスケールも落とさずカプラントなしで1.2〜200mmを測り、別売の耐熱プローブなら最高600℃の材料も測れます。ダコタ・ジャパンは、高温用の探触子で最大538℃まで測れると案内しています。

経営者の疑問薄い材料や樹脂を細かく測るには?

日本電磁測器のUDM‑960は、B‑B方式で0.200〜10.000mm(鋼)を0.001mm単位・±0.002mmで測れます。39DL PLUSと45MGも、オプションで0.001mmの分解能にできます。ダコタ・ジャパンによると、鋼なら精密検査用で約0.15mm以上、腐食検査用で約1mm以上が測れる厚さです。

総務の疑問超音波厚さ計を使うのに資格はいる?

ふだん使うだけなら資格はいりません。発注者からJIS Z 2355(超音波パルス反射法による厚さ測定方法⁠)に従った測定を求められたら、日本非破壊検査協会の「超音波厚さ測定(UM)」の資格が必要です(ダコタ・ジャパン)。自社の点検や品質管理なら、資格なしで使えます。

購買担当の疑問レンタルやデモ機で試せる?

東京計器は、動作確認用にUTM‑110を貸し出しています。ダコタ・ジャパンは、サンプルを送ればその場に合う機種で無償で測ってレポートを作り、評価用のデモ機も貸し出します。買う前に、自分の配管や材料で測れるかを確かめます。

工場長の疑問オリンパスの超音波厚さ計は?

45MGの公式ページは、オリンパスの二振動子型と一振動子型の探触子に対応すると案内しています。45MGと39DL PLUSは、今はワブテック・インスペクション・テクノロジーズ・ジャパンが案内しています。39DL PLUSは、792,832⁠件の厚さを本体に残せます。

TYPES

超音波厚さ計の種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

標準型(数値表示)

探触子を当てると、厚さを数字で出す基本の型です。配管やタンクの減肉・腐食の点検、加工品の厚さの検査に使います。塗装があると塗装ごとの厚さが出るので、塗装をはがすか、別売の機能や探触子を足します。

向いている使い方

  • 配管・タンクの減肉を点検する
  • 鋼板や加工品の厚さを検査する
  • 値段を抑えて1台入れる

根拠:超音波は測定物内を往復するため、往復時間に測定物の音速をかけ、その値を2で割ることで厚さを算出します(ダコタ・ジャパン)(出典1)

この種類の4製品を表で見る

塗装の上から測る型

2つの底面エコーの間隔を測るエコー・エコー(スルーペイント)で⁠、塗装をはがさずに母材だけの厚さを出す型です。塗装したタンク・配管・船体・橋の点検に使います。塗りむらやさびがあると測れないことがあります。

向いている使い方

  • 塗装したタンクや配管を点検する
  • 防食塗装の鋼構造物を測る
  • 塗装をはがせない設備を測る

根拠:エコー・エコーモードが搭載された厚さ計を使用すれば、塗装の上から金属(母材)の厚さのみの測定が可能(ダコタ・ジャパン)(出典2)

この種類の4製品を表で見る

精密型(波形表示)

一振動子の探触子や波形の表示で、0.001mm単位まで細かく測る型です。薄肉のパイプ、ガラス・セラミック・樹脂、製品の品質管理に使います。腐食した面を測るなら標準型か塗装の上から測る型を選びます。

向いている使い方

  • 薄い板やパイプを細かく測る
  • 樹脂やガラスの製品を検査する
  • 波形を見て難しい材料を測る

根拠:鋼の場合、精密検査用では約0.15mm以上、腐食検査用では約1mm以上から測れます(ダコタ・ジャパン)(出典2)

この種類の2製品を表で見る

電磁超音波(EMAT)

電磁石とコイルで金属の中に超音波を起こし、カプラントを塗らずに測る金属専用の厚さ計です。さびやスケールを落とさずに測れ、重ね塗りした塗装の上からも母材を測れます。精度はふつうの超音波厚さ計より少し劣ります。

向いている使い方

  • さびた鋼材をそのまま測る
  • 重ね塗りした塗装の上から測る
  • 高温の材料を測る(別売の耐熱プローブ)

根拠:UT‑3M‑EMAは、電磁超音波トランスデューサー(EMAT)を使用する金属用の厚さ計です(ダコタ・ジャパン)(出典3)

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この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:工場・プラント・建設の現場で、配管・タンク・鋼板・部品の肉厚を片面から測る、持ち運べる超音波厚さ計(標準型、塗装の上から測る型、精密型、電磁超音波⁠)に限ります。メーカーが自社で作るか自社の型番で売り、公式サイトで今案内している製品で、日本法人のある会社だけを載せています。海外メーカーの製品は、日本法人(日本販売法人を含む)が売っているものだけです。1社1〜2製品で、代表の型式を選びました。塗装やめっきの膜を測る膜厚計(膜厚計の比較ページにあります)、ノギス・マイクロメータ、ラインに組み込む据え付けの厚さ測定システム、探傷が主の超音波探傷器、探触子・カプラントだけ、厚さ測定のサービスだけ、中古品、レンタルだけ、輸入代理店・商社が売る他社製品(カールドイチェ、ACS、クラウトクレーマーなど⁠)⁠は除いています。エー・アンド・デイのAD‑3253・AD‑3253Bは生産終了なので載せていません。サンコウ電子研究所の超音波厚さ計とベーカーヒューズ(クラウトクレーマー)は⁠、公式ページの文字を今回の調べ方で取れなかったので載せていません。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

超音波厚さ計を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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