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GUIDE / ALLERGEN-KENSA-KIT

アレルゲン検査キットとは?ELISA・イムノクロマト・ふき取り・PCRの違いと、検出感度・時間・価格の選び方

食品工場や検査室で特定原材料を調べるアレルゲン検査キットの4つの種類、検出感度と所要時間の違い、必要な機器、陽性が出たあとの確かめ方を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

アレルゲン検査キットは、食品や製造設備に特定原材料などが混ざっていないかを調べる試薬のセットです。含有量を数字で出すならELISA、食品を早くふるい分けるならイムノクロマト、洗浄後の設備を見るならふき取り専用、ELISAの陽性を確かめるならPCRを選びます。

アレルゲン検査キットとは

アレルゲン検査キットは、卵・牛乳・小麦などの特定原材料が食品や設備に残っていないかを調べる試薬のセットです。特定原材料を含む加工食品には表示が義務付けられているので、原材料の受け入れ、製造ラインの洗浄確認、最終製品の確認に使います。食物アレルギーの診断には使えません。

比較ページには、日本の会社が自社で作るキットを、品番の単位で載せています。他社製品を売る会社、検査を受けるだけのサービス、研究用に血清や培養液を測るキットは載せていません。

4つの種類

  • ELISA:抗体と発色で含有量を数字で出します。例はモリナガFASPEKエライザⅡとFASTKITエライザ Ver.IIIです
  • イムノクロマト(食品用):試験紙の線を目で見て判定します。例はFASTKITスリムⅡとアレルゲンアイ イムノクロマト加熱用です
  • ふき取り専用:洗浄後のふき取り液とすすぎ水を調べます。例はナノトラップEasyとアレルゲンアイ クイックです
  • リアルタイムPCR:DNAで調べます。例はファスマックの定性リアルタイムPCR用セットです

検出感度の違い

  • モリナガFASPEKエライザⅡは、0.31μg/gから定量します
  • FASTKITエライザ Ver.IIIは、食品中1〜20ppmを確かめます
  • FASTKITスリムⅡは、食品換算5ppm相当、ふき取り0.025ppm、リンス水0.05ppmで陽性になります
  • ナノトラップEasyは、0.5ppmです
  • アレルゲンアイ クイックは、0.2μg/mL(ppm)⁠で⁠⁠⁠⁠す

時間と機器で選ぶ

  • ふき取り専用は、10分で判定できます。ナノトラップEasyは特別な機器なしで使えます
  • FASTKITスリムⅡは15分で結果がわかり、加熱はしません
  • アレルゲンアイ イムノクロマト加熱用は、調製から判定まで約1時間で、抽出に沸騰水を使います
  • ELISAは抽出に一晩かかり、プレートリーダー、遠心分離機、振とう機をそろえます

値段

  • モリナガFASPEKエライザⅡ卵は、80,000円(税抜き)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ナノトラップEasy卵は、10テストで12,000円(税抜き)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • アレルゲンアイ イムノクロマト加熱用卵は、20回用で32,000円(税抜き)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • アレルゲンアイ クイック卵は、20回用で24,000円(税抜き)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ファスマックのF921-1Sは、50反応分で25,000円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 日本ハムのFASTKITは、販売元に問い合わせます

陽性が出たら

  • イムノクロマトは含有量が出ないので、ELISAで確かめます
  • ELISAの陽性は、PCRで確かめる方法もあります
  • 結果は原材料や製造記録の確認と合わせて判断します
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