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GUIDE / WINDER

巻取機(ワインダー)⁠と⁠は⁠?フィルム・紙・電池セパレータを巻く巻取機の種類(ライン用の自動巻替え型・リワインダー・検品巻替機)と、巻取幅・速度・張力の選び方

長い原反を芯に巻いてロールにする巻取機(ワインダー)の3つの種類、ワインダーとスリッターの違い、巻取幅・速度・巻取張力の幅、巻芯の大きさと値段の決まり方を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

巻取機は、紙やプラスチックフィルムなどの長い素材を、芯に巻いてロールにする機械です。ワインダーとも呼びます。製膜や塗工のラインの最後で原反を巻き続けるライン用の自動巻替え型、巻いたロールを別の芯に巻き直すリワインダー(巻替機)、検査機を載せて欠点を取り除く検品巻替機の3つに分かれます。どの会社も値段は公式に出しておらず、仕様を決めて見積もりをとります。

巻取機とは

巻取機は、流れてくるフィルムや紙を巻芯に巻いて、製品のロールにする機械です。不二鉄工所は、張力付加装置・巻替装置・巻取軸・ターレット装置の組み合わせで説明しています。張力付加装置は、フィルムを巻取軸まで送るときに引っぱる力を与えます。

比較ページには、日本の会社が自社で設計・製作する巻取機とリワインダーを、各社の代表の型式の単位で載せています。巻きながら幅を切るスリッター、電線・ケーブル・糸の巻取機、耳巻取機、モーターだけ・中古機・改造は載せていません。

3つの種類

  • ライン用の自動巻替え型は、満巻になると新しい巻芯に自動で巻き替えます。不二鉄工所の C884 は、2軸ターレット型です
  • リワインダー(巻替機)は、巻いたロールを別の芯に巻き直します。小船鉄工所の KWR-1400 は、薄葉紙やPETを巻き替えます
  • 検品巻替機は、検査機を載せて欠点を見つけます。東伸の KWR は、欠点の箇所を目で見る位置に止めます

ワインダーとスリッターの違い

  • ワインダーは原反を幅のまま巻き、スリッターは決まった幅に切りながら巻き直します
  • 片岡機械製作所は、製膜ラインのインラインワインダーは製膜機の一部とされ、要る技術はスリッターと同じフィルム搬送と巻取りだとしています

幅と速度

  • ライン用では、小林製作所の製膜ライン用ワインダが最大8400mm・最高500m/minです
  • 不二鉄工所の C884 は、電池用セパレータフィルムを最大5200mm・120m/minで巻きます
  • リワインダーは幅300〜1500mmで、東伸の eR! と片岡機械製作所の巻替機は400m/minです

張力と巻芯

  • 巻取張力は、不二鉄工所の C884 が全幅で20〜150N、ロボット工業の TWBH型が10〜100N、東伸の eR! が20〜250Nです
  • 巻芯は3インチの紙管が多く、萩原工業の RSS-108VI と東伸の eR! は3インチです
  • 小船鉄工所の KWR-1400 は、直径76.2mmのコアを使います

巻き始めと検査

  • ロボット工業の TWBH型は、オプションの折込無し巻付けで巻き始めのシワをなくします
  • 小林製作所のワインダは、ラッパー装置と帯電装置で厚いフィルムも新しい巻芯に巻き付けます
  • 片岡機械製作所の巻替機は、欠点を見つけると逆に回して検視板の位置まで戻します

値段の決まり方

  • このページの10製品は、どれも公式に値段を出していません。仕様を決めて見積もりをとります
  • 萩原工業は、仕様は条件で変わるので相談するよう書いています
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