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GUIDE / TURRET-PUNCH-PRESS

タレットパンチプレスとは?パンチ専用機・パンチとレーザの複合機・リニアマガジン式の違いと、プレス能力・板厚・ステーション数・価格の選び方

板金工場で薄板に穴を抜き、成形するタレットパンチプレス(NCT)の3つの種類、サーボ式と油圧式の違い、プレス能力・最大板厚・加工範囲・ステーション数の見方、自動化と価格の調べ方をまとめます。

2026年11月5日更新

この記事の答え

タレットパンチプレスは、回る台(タレット)に並べた金型で、金属の薄板に穴を抜き、成形する機械です。NCTとも呼びます。パンチ専用機、ファイバーレーザを足した複合機、タレットの代わりにリニアマガジンへツールを並べるパンチングマシンの3つがあります。選ぶときは「抜く板の厚さ」「よく使う板の大きさ」「外形をレーザで切るか」の3つを先に決めます。値段はどのメーカーも公式に出しておらず、見積もりで決まります。

タレットパンチプレスとは

タレットパンチプレスは、タレットに数十本の金型を並べ、台を回して金型を選びながら、板を前後左右に送って穴を抜く機械です。穴抜き・切り欠きのほか、バーリングやルーバーなどの成形、タップ立てまで1台で回します。曲げる前の板(ブランク)をつくる工程で使います。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社グループで売る機械を、代表の型式の単位で載せています。タレット用の金型、板を曲げるプレスブレーキ、中古品は入れていません。

3つの種類

  • パンチ専用機は、タレットの金型だけで抜きます。例はアマダの EM-2510MIIe と、村田機械の M2048TS ⁠⁠⁠です
  • パンチ・レーザ複合機は、パンチの金型とファイバーレーザを1台に積み、穴はパンチ、外形はレーザで切ります。例はアマダの LC-2512C1AJe、村田機械の MF2048HL、サルバニーニの S1.30 ⁠⁠です
  • リニアマガジン式は、タレットを持たず、直線に並べたマガジンにツールを置きます。例はトルンプの TruPunch 2000 ⁠⁠⁠です
  • サルバニーニの S1.30 は、タレットの代わりにマルチプレスヘッドへ最大59個の金型を入れます

サーボ式と油圧式

  • サーボ式はモーターでラムを動かし、油圧の作動油を使いません。アマダと村田機械の機種はサーボ式です
  • トルンプの TruPunch 2000 は、電動油圧の制御で動きます
  • 油の交換や油漏れをなくしたいなら、サーボ式を見ます

プレス能力と板厚

  • プレス能力は、トルンプの TruPunch 2000 の165kNから、アマダと村田機械の機種の200kNまでです。アマダの EM-MIIe シリーズには300kNの機種もあります
  • 最大板厚は、アマダの EM-2510MIIe が軟鋼3.2mm、LC-2512C1AJe が6mmです
  • 村田機械の M2048TS と MF2048HL は6.35mm、トルンプの TruPunch 2000 は6.4mmです
  • 抜く板が厚いほど、大きな穴ほど、必要な力が大きくなります

加工範囲と金型の数

  • 加工範囲は2500×1270mm前後の機種が中心です。サルバニーニの S1.30 は3048×1524mmの素材まで扱えます
  • アマダの EM-2510MIIe のステーション数は、49か58です
  • 村田機械の M2048TS は、44・54・56のステーション数から選びます
  • トルンプの TruPunch 2000 はツール17個を置き、MultiTool の金型交換は2.4秒です

置き場所と自動化

  • 本体の重さは、アマダの EM-2510MIIe が17,000kg、LC-2512C1AJe が18,000kgです。床の強さを先に確かめます
  • 村田機械の M2048TS と MF2048HL は、セルローダやソーティングローダと組み合わせて長時間の自動運転ができます
  • トルンプの TruPunch 2000 は、SheetMaster Compact を足して自動化します

価格の調べ方

  • この比較の6製品は、どれも公式に値段を出していません
  • プレス能力・加工範囲・ステーション数と、タップや自動化装置のオプションを伝えて見積もりを取ります
  • 金型は本体と別に見積もります。今の金型がそのまま使えるかも聞きます
  • アマダの EM-MIIe と LC-C1AJe の製品ページには、ESGリース促進事業の対象商品と書いてあります
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