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GUIDE / SEIMITSU-SETSUDANKI

精密切断機(試料切断機)⁠と⁠は⁠?低速型・テーブル送り型・大型の違いと、回転数・ホイール径・送り方の選び方

金属組織の観察や品質検査で試料を傷めずに切る精密切断機(試料切断機・ラボカッター)の3つの種類、低速と高速の違い、ダイヤモンドとCBNの砥石の使い分け、電源と置き場所を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

精密切断機は、金属やセラミックスの試料を、組織を傷めずに切り出す機械です。試料切断機・ラボカッターとも呼びます。おもりで送る低速型、テーブルを手かモーターで送る型、径250mm以上の砥石で大きな試料を切る型に分かれます。選ぶときは「試料の大きさ」「材料の硬さと割れやすさ」「電源」の3つを先に決めます。

精密切断機とは

精密切断機は、金属・セラミックス・電子部品などの試料を、組織やひずみを増やさずに切り出す機械です。切ったあとは埋め込んで研磨し、顕微鏡で組織を見ます。

比較ページには、日本に法人のある会社が自社で作るか自社のブランドで売る精密切断機を、各社の代表の型で載せています。工場で材料を切る切断機、ダイシングソー、砥石だけの品は載せていません。

3つの種類

  • 低速精密切断機(おもりで送る)は、おもりの力で試料を当てて低い回転で切ります。例はムサシノ電子のMPC-130、マルトーのMC-250、ビューラーのアイソメット1000です
  • 精密切断機(テーブル送り)は、テーブルを手かモーターで送って切ります。例はマルトーのMC-120、ムサシノ電子のMPC-200e、リファインテックのRCB-961、ストルアスのセコトムです
  • 大型の試料切断機は、径250mm以上の砥石で大きな試料を切ります。例はリファインテックのRCA-207、ストルアスのラボトム、ビューラーのアブラシメットMです

回転数の違い

  • ムサシノ電子のMPC-130は、0〜640rpmで回します
  • ビューラーのアイソメット1000は、100〜975rpmを25rpmごとに決められます
  • マルトーのMC-250は、30〜2,000rpmの無段変速です
  • リファインテックのRCB-961は、180〜3,600rpmです
  • ムサシノ電子のMPC-200eは、100〜4,000rpmです

砥石の使い分け

  • マルトーのMC-120では、ダイヤモンド砥石でセラミックスや単結晶を、CBN砥石で一般金属やステンレスを切ります
  • リファインテックのRCB-961は、A・WA・GCの切断砥石とダイヤモンドホイールの両方を付けられます
  • 切れ味が落ちたら、ドレッサーで目立てして戻します

電源と置き場所

  • 小型は単相100Vで使えます。マルトーのMC-120は単相100V 200W、リファインテックのRCB-961は単相100V 400Wです
  • 大型は三相200Vを用意します。リファインテックのRCA-207は2.2kW、ビューラーのアブラシメットMは4kWです
  • ムサシノ電子のMPC-130は7kgで机に置けます。リファインテックのRCA-207は190kgの床置きです

値段

  • 載せた製品は、どれも値段を公式に出していません。見積もりで決まります
  • 砥石・バイス・冷却液は別になることが多いので、まとめて見積もりを取ります
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