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印刷会社や工場で、オフセット・フレキソ・スクリーン・グラビアの版を自社で作る製版機を選ぶ、製版・設備・購買の担当の方へ

製版機のメーカー8社比較【2026年】

製版機は、印刷に使う版を、
データや原稿から作る機械です。

ABOUT

製版機とは

比較表を見る ↓

製版機とは、印刷に使う版を、
データや原稿から作る機械です。
製版装置とも呼びます。
作る版によって、CTP、感熱スクリーン製版機、CTS、
グラビア製版システムに分かれます。

製品の特長

  • データから直接版を作る(フィルムを出さない機種が多い)
  • 作る版で機種が決まる(オフセット・フレキソ・スクリーン・グラビア)
  • 版の大きさの幅が広い(317×470mmから2,650×3,050mmまで)

使うメリット

  • 製版を内製できる(外注の待ち時間を減らせる)
  • フィルムの工程を省ける(CTPとCTS)
  • 乳剤の洗いと排水がなくなる(感熱スクリーン製版機)

選ぶときに注意すること

  1. 作る版が変わると、別の機種が必要になる
  2. 使える版材を、買う前に型番ごとに確かめる
  3. 感熱スクリーン製版機は、専用のマスターを使う
  4. CTPとグラビア製版は、大きさと重さを見て置き場を決める
  5. 値段を公開していない機種は、見積もりで確かめる

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。価格は税別で、理想科学工業の理想価格。

LIST

製版機の比較表

製版機10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

CTP(オフセット・フレキソ版)

5製品
岩通ケミカルクロス株式会社デジタル製版機 エレファクス LP-630Xe菊四裁・A3W判の小さな印刷機の版を内製口コミを書く要見積

菊四裁とA3W判の印刷機に使う版を作る、デスクトップ型のデジタル製版機です。MPR-1なら連続で約5版/分出ます。用途に合わせて3種類の版材を使い分けられます。

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
湿式エレクトロファクス方式、半導体レーザ
対応する版
マスタ MPR-1、MFR-3、MFR-4
版の最大サイズ
最大描画317×470mm
解像度
1,200dpi
処理速度
連続で約5版/分(MPR-1)
外形寸法
幅1,225×奥行725×高さ525mm
質量
約160kg
電源
AC100V、1.3kVA
使用環境
20〜30℃、湿度50〜70%
公式ページへ詳細・仕様
コダック合同会社プレートセッター TRENDSETTER Q800版を自動で回す、省電力のCTP口コミを書く要見積

露光中の消費電力を770Wに抑えたプレートセッターです。処理工程を省くSONORA XTRAプロセスフリープレートと組み合わせられます。全自動のカセットユニットにも広げられます。

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
830nm赤外線レーザー、外面ドラム方式
対応する版
KODAKサーマルプレート、KODAK DITRフィルムなど
版の最大サイズ
最大838×1,143mm(SAモデル)
解像度
2,400・1,200dpi(標準)
処理速度
最大64版/時(Wスピード、800×1,030mm)
外形寸法
高さ160×幅200×奥行120cm(SAモデル)
質量
650kg(SAモデル)
電源
露光中770W
記載なし
使用環境
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社SCREENグラフィックソリューションズフレキソCTP PlateRite FX870N-Sラベルのフレキソ版・樹脂凸版を内製口コミを書く要見積

フレキソ版と樹脂凸版のマスクを、フィルムなしで直接描くCTPです。オプションのUV LEDを付けると、描きながらメイン露光まで進みます。最大の版は870×762mmです。

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
樹脂版のブラックマスク層をレーザーで直接描く
対応する版
レタープレスデジタル版、フレキソデジタル版、ドライフィルム
版の最大サイズ
最大870×762mm
解像度
2,400・2,540・4,800dpi
処理速度
4〜6m2/h
外形寸法
幅1,870×高さ1,240×奥行905mm
質量
680kg
電源
200〜240V、4kW
使用環境
21〜25℃(推奨)、湿度40〜70%
公式ページへ詳細・仕様
株式会社SCREENグラフィックソリューションズプレートセッター PlateRite 8600NII-⁠Zオフセット版を多く出す印刷会社口コミを書く要見積

オフセット版を、1時間に最大32版出せるサーマルCTPです。オートローダーを付けると、版の供給を自動にして長く回せます。プレートは最大1,160×940mmまで使えます。

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
外面円筒走査方式、レーザーダイオード96ch
対応する版
サーマルアルミニウムプレート
版の最大サイズ
最大1,160×940mm
解像度
1,200・2,400・2,438・2,540dpi
処理速度
32版/時(2,400dpi、1,030×800mm)
外形寸法
幅2,530×奥行1,495×高さ1,280mm
質量
1,150kg
電源
200〜240V、4.0kW
使用環境
21〜25℃(推奨)、湿度40〜70%
公式ページへ詳細・仕様
ハイデルベルグ・ジャパン株式会社プレートセッター スープラセッターA106ダイオード故障でも止めたくない現場口コミを書く要見積

ダイオードが1つ故障しても、生産を止めずに続けられるレーザーを積んだプレートセッターです。内部パンチをオプションで付けると、印刷機での準備時間が短くなります。仕様の数字は日本語の公式ページにありません。

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
ハイデルベルグ製レーザー(IDS)
対応する版
ケミカルフリー、プロセスレスのサーマルプレート
記載なし
版の最大サイズ・解像度・処理速度・外形寸法・質量・電源・使用環境
公式ページへ詳細・仕様

感熱スクリーン製版機

2製品
理想科学工業株式会社デジタルスクリーン製版機 GOCCOPRO QS200A2ワイドの版で多版刷りも内製口コミを書く1,880,000円税別

A2ワイド相当の版まで作れる感熱のデジタルスクリーン製版機です。最大の製版領域は420×620mmで、多版刷りにも使えます。乳剤も暗室もいりません。

方式
感熱スクリーン製版機
方式・光源
高速デジタル製版(感熱)
対応する版
スクリーンマスター
版の最大サイズ
最大420×620mm
解像度
600×600dpi
処理速度
4分以内(A2)
外形寸法
幅980×奥行720×高さ480mm
質量
約67kg
電源
100〜240V、最大約300W
使用環境
15〜30℃
公式ページへ詳細・仕様
理想科学工業株式会社デジタルスクリーン製版機 GOCCOPRO QS2536自動印刷機向けのA2の版を内製口コミを書く2,550,000円税別・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠本体

乳剤を使わず、熱でマスターに穴をあけて版を作ります。暗室と洗い場がいらず、排水も出ません。自動印刷機にも使えるプロ向けのモデルです。

方式
感熱スクリーン製版機
方式・光源
高速デジタル製版(感熱)
対応する版
スクリーンマスター
版の最大サイズ
最大457×759mm(枠の厚さ20mm)
解像度
600×1,200dpi
処理速度
約200秒(製版長さ594mm)
外形寸法
幅1,215×奥行800×高さ410mm
質量
約71kg
電源
AC100〜240V、最大300W
使用環境
15〜30℃
公式ページへ詳細・仕様

CTS(スクリーン直接描画)

2製品
東伸工業株式会社フラットスクリーン製版機 TE-230大きな捺染用スクリーン版をフィルムなしで口コミを書く要見積

製版データをインクジェットでスクリーンへ直接出す、捺染用の大きな製版機です。ラージタイプは2,650×3,050mmまで作れます。フィルムがいらないので、製版の工程を減らせます。

方式
CTS(スクリーン直接描画)
方式・光源
インクジェット方式
対応する版
スクリーン(フィルムレス)
版の最大サイズ
標準1,830×1,880mm、ロング1,830×2,750mm、ラージ2,650×3,050mm
解像度
600×600dpi〜1,200×1,200dpi
処理速度
約2分/m2(2ヘッド、600×600dpi)
使用環境
15〜25℃、40〜70%RH
記載なし
外形寸法・質量・電源
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ミノグループレーザー描画製版機 LDI-CTS乳剤版のままフィルムをなくしたい現場口コミを書く要見積

乳剤を塗ったスクリーン版にレーザーで直接描く製版機です。製版フィルムと露光機がいらなくなります。仕様の数字は公式ページに載っていないので、カタログか問い合わせで確かめます。

方式
CTS(スクリーン直接描画)
方式・光源
レーザーで直接描画・露光
対応する版
感光乳剤を塗ったスクリーン版
記載なし
版の最大サイズ・解像度・処理速度・外形寸法・質量・電源・使用環境
公式ページへ詳細・仕様

グラビア製版システム

1製品
株式会社シンク・ラボラトリーレーザーグラビア製版システム NewFX3グラビア版を自社で全工程作る口コミを書く要見積

銅めっきからレーザー、クロムめっきまでを1台の流れで通すグラビア製版システムです。オペレータ1名で1日80本作れます。コンバーターが製版を内製するための機種です。

方式
グラビア製版システム
方式・光源
レーザー(銅めっき〜レーザー〜クロムめっきの全工程)
対応する版
グラビア版
解像度
3,200×12,800dpi
処理速度
80本/日(標準工程)
外形寸法
設置面積 幅10m×奥行16m
記載なし
版の最大サイズ・質量・電源・使用環境
公式ページへ詳細・仕様

CTP(オフセット・フレキソ版)5製品

岩通ケミカルクロス株式会社

デジタル製版機 エレファクス LP-630Xe

菊四裁・A3W判の小さな印刷機の版を内製

菊四裁とA3W判の印刷機に使う版を作る、デスクトップ型のデジタル製版機です。MPR-1なら連続で約5版/分出ます。用途に合わせて3種類の版材を使い分けられます。

コスト要見積

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
湿式エレクトロファクス方式、半導体レーザ
対応する版
マスタ MPR-1、MFR-3、MFR-4
版の最大サイズ
最大描画317×470mm
解像度
1,200dpi
処理速度
連続で約5版/分(MPR-1)
外形寸法
幅1,225×奥行725×高さ525mm
質量
約160kg
電源
AC100V、1.3kVA
使用環境
20〜30℃、湿度50〜70%
公式ページへ
コダック合同会社

プレートセッター TRENDSETTER Q800

版を自動で回す、省電力のCTP

露光中の消費電力を770Wに抑えたプレートセッターです。処理工程を省くSONORA XTRAプロセスフリープレートと組み合わせられます。全自動のカセットユニットにも広げられます。

コスト要見積

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
830nm赤外線レーザー、外面ドラム方式
対応する版
KODAKサーマルプレート、KODAK DITRフィルムなど
版の最大サイズ
最大838×1,143mm(SAモデル)
解像度
2,400・1,200dpi(標準)
処理速度
最大64版/時(Wスピード、800×1,030mm)
外形寸法
高さ160×幅200×奥行120cm(SAモデル)
質量
650kg(SAモデル)
電源
露光中770W
記載なし
使用環境
公式ページへ
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ

フレキソCTP PlateRite FX870N-S

ラベルのフレキソ版・樹脂凸版を内製

フレキソ版と樹脂凸版のマスクを、フィルムなしで直接描くCTPです。オプションのUV LEDを付けると、描きながらメイン露光まで進みます。最大の版は870×762mmです。

コスト要見積

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
樹脂版のブラックマスク層をレーザーで直接描く
対応する版
レタープレスデジタル版、フレキソデジタル版、ドライフィルム
版の最大サイズ
最大870×762mm
解像度
2,400・2,540・4,800dpi
処理速度
4〜6m2/h
外形寸法
幅1,870×高さ1,240×奥行905mm
質量
680kg
電源
200〜240V、4kW
使用環境
21〜25℃(推奨)、湿度40〜70%
公式ページへ
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ

プレートセッター PlateRite 8600NII-⁠Z

オフセット版を多く出す印刷会社

オフセット版を、1時間に最大32版出せるサーマルCTPです。オートローダーを付けると、版の供給を自動にして長く回せます。プレートは最大1,160×940mmまで使えます。

コスト要見積

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
外面円筒走査方式、レーザーダイオード96ch
対応する版
サーマルアルミニウムプレート
版の最大サイズ
最大1,160×940mm
解像度
1,200・2,400・2,438・2,540dpi
処理速度
32版/時(2,400dpi、1,030×800mm)
外形寸法
幅2,530×奥行1,495×高さ1,280mm
質量
1,150kg
電源
200〜240V、4.0kW
使用環境
21〜25℃(推奨)、湿度40〜70%
公式ページへ
ハイデルベルグ・ジャパン株式会社

プレートセッター スープラセッターA106

ダイオード故障でも止めたくない現場

ダイオードが1つ故障しても、生産を止めずに続けられるレーザーを積んだプレートセッターです。内部パンチをオプションで付けると、印刷機での準備時間が短くなります。仕様の数字は日本語の公式ページにありません。

コスト要見積

方式
CTP(オフセット・フレキソ版)
方式・光源
ハイデルベルグ製レーザー(IDS)
対応する版
ケミカルフリー、プロセスレスのサーマルプレート
記載なし
版の最大サイズ・解像度・処理速度・外形寸法・質量・電源・使用環境
公式ページへ

感熱スクリーン製版機2製品

理想科学工業株式会社

デジタルスクリーン製版機 GOCCOPRO QS200

A2ワイドの版で多版刷りも内製

A2ワイド相当の版まで作れる感熱のデジタルスクリーン製版機です。最大の製版領域は420×620mmで、多版刷りにも使えます。乳剤も暗室もいりません。

コスト1,880,000円税別

方式
感熱スクリーン製版機
方式・光源
高速デジタル製版(感熱)
対応する版
スクリーンマスター
版の最大サイズ
最大420×620mm
解像度
600×600dpi
処理速度
4分以内(A2)
外形寸法
幅980×奥行720×高さ480mm
質量
約67kg
電源
100〜240V、最大約300W
使用環境
15〜30℃
公式ページへ
理想科学工業株式会社

デジタルスクリーン製版機 GOCCOPRO QS2536

自動印刷機向けのA2の版を内製

乳剤を使わず、熱でマスターに穴をあけて版を作ります。暗室と洗い場がいらず、排水も出ません。自動印刷機にも使えるプロ向けのモデルです。

コスト2,550,000円税別・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠本体

方式
感熱スクリーン製版機
方式・光源
高速デジタル製版(感熱)
対応する版
スクリーンマスター
版の最大サイズ
最大457×759mm(枠の厚さ20mm)
解像度
600×1,200dpi
処理速度
約200秒(製版長さ594mm)
外形寸法
幅1,215×奥行800×高さ410mm
質量
約71kg
電源
AC100〜240V、最大300W
使用環境
15〜30℃
公式ページへ

CTS(スクリーン直接描画)2製品

東伸工業株式会社

フラットスクリーン製版機 TE-230

大きな捺染用スクリーン版をフィルムなしで

製版データをインクジェットでスクリーンへ直接出す、捺染用の大きな製版機です。ラージタイプは2,650×3,050mmまで作れます。フィルムがいらないので、製版の工程を減らせます。

コスト要見積

方式
CTS(スクリーン直接描画)
方式・光源
インクジェット方式
対応する版
スクリーン(フィルムレス)
版の最大サイズ
標準1,830×1,880mm、ロング1,830×2,750mm、ラージ2,650×3,050mm
解像度
600×600dpi〜1,200×1,200dpi
処理速度
約2分/m2(2ヘッド、600×600dpi)
使用環境
15〜25℃、40〜70%RH
記載なし
外形寸法・質量・電源
公式ページへ
株式会社ミノグループ

レーザー描画製版機 LDI-CTS

乳剤版のままフィルムをなくしたい現場

乳剤を塗ったスクリーン版にレーザーで直接描く製版機です。製版フィルムと露光機がいらなくなります。仕様の数字は公式ページに載っていないので、カタログか問い合わせで確かめます。

コスト要見積

方式
CTS(スクリーン直接描画)
方式・光源
レーザーで直接描画・露光
対応する版
感光乳剤を塗ったスクリーン版
記載なし
版の最大サイズ・解像度・処理速度・外形寸法・質量・電源・使用環境
公式ページへ

グラビア製版システム1製品

株式会社シンク・ラボラトリー

レーザーグラビア製版システム NewFX3

グラビア版を自社で全工程作る

銅めっきからレーザー、クロムめっきまでを1台の流れで通すグラビア製版システムです。オペレータ1名で1日80本作れます。コンバーターが製版を内製するための機種です。

コスト要見積

方式
グラビア製版システム
方式・光源
レーザー(銅めっき〜レーザー〜クロムめっきの全工程)
対応する版
グラビア版
解像度
3,200×12,800dpi
処理速度
80本/日(標準工程)
外形寸法
設置面積 幅10m×奥行16m
記載なし
版の最大サイズ・質量・電源・使用環境
公式ページへ
Q&A

製版機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問製版機の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのは理想科学工業の2機種です。GOCCOPRO QS2536が本体2,550,000円、GOCCOPRO QS200が1,880,000円です(どちらも税別で、送料と納入設置指導料は別)。CTP・CTS・グラビア製版システムは公開価格がないので、見積もりで確かめます。

設備担当の疑問製版機の種類と違いは?

作る版と作り方で4つに分かれます。オフセット・フレキソ版を出すCTP、熱でマスターに穴をあける感熱スクリーン製版機、スクリーン版へ直接描くCTS、グラビア版を作るグラビア製版システムです。使っている印刷機の版で機種が決まります。

設備担当の疑問CTPとは?プレートセッターとの違いは?

CTPはコンピューター・トゥ・プレートの略で、データから版を直接作る方法です。その機械をプレートセッターと呼びます。SCREENのPlateRite 8600NII-Z、コダックのTRENDSETTER Q800、ハイデルベルグのスープラセッターA106がこの型です。

設備担当の疑問CTSとは?スクリーン製版の新しい方法?

データからスクリーン版を直接作る方法です。ミノグループのLDI-CTSは乳剤を塗った版にレーザーで描きます。東伸工業のTE-230はインクジェットで出力します。理想科学工業のGOCCOPROは、熱でマスターに穴をあけます。

工場長の疑問版の最大サイズは、どのくらい?

小さいほうは岩通ケミカルクロスのLP-630Xeで、最大描画317×470mmです。SCREENのPlateRite 8600NII-Zは最大1,160×940mm、東伸工業のTE-230はラージタイプで2,650×3,050mmです。使う印刷機の版サイズに合わせて選びます。

設備担当の疑問製版機の解像度は、どのくらい?

LP-630Xeは1,200dpi、GOCCOPRO QS2536は600×1,200dpi、TRENDSETTER Q800は標準で2,400dpiです。PlateRite FX870N-Sは4,800dpiまで使えます。NewFX3のレーザーは3,200×12,800dpiです。

工場長の疑問製版にかかる時間は?1時間に何版できる?

PlateRite 8600NII-Zは32版/時、TRENDSETTER Q800はWスピードで最大64版/時です。LP-630Xeは連続で約5版/分(MPR-1)⁠で⁠す⁠。GOCCOPRO QS2536は製版長さ594mmで約200秒、NewFX3は標準工程で80本/日です。どれも版の大きさや条件で変わります。

総務の疑問暗室や洗い場がなくても使える?

GOCCOPROシリーズは乳剤もポジフィルムも使わず、暗室や洗い場がいりません。排水も出ません。LDI-CTSは製版フィルムと露光機がいらなくなりますが、感光乳剤を塗った版を使います。

施設管理の疑問置き場所と重さは?

GOCCOPRO QS200は約67kg、QS2536は約71kg、LP-630Xeは約160kgです。PlateRite FX870N-Sは680kg、PlateRite 8600NII-Zは1,150kgあります。NewFX3は幅10m×奥行16mの設置面積をとります。

施設管理の疑問製版機の電源は?

GOCCOPRO QS2536はAC100〜240Vで最大300W、LP-630XeはAC100Vで1.3kVAです。PlateRite 8600NII-Zは200〜240Vで4.0kWです。TRENDSETTER Q800は露光中の消費電力が770Wです。

経営者の疑問グラビア版を自社で作れる?

シンク・ラボラトリーのNewFX3は、コンバーターが内製するための機種です。銅めっき・レーザー・クロムめっきの工程を、オペレータ1名で通します。同じシリーズに、製版メーカー向けのNewFX4〜NewFX8もあります。

TYPES

製版機の方式の違い

CTP(オフセット・フレキソ版)

データからレーザーで版へ直接描く型です。フィルムを出す工程がなくなります。オフセット用は刷版、フレキソ用は樹脂版を作ります。

向いている使い方

  • オフセットの刷版を社内で出す
  • フレキソ版や樹脂凸版を内製する
  • 菊四裁やA3W判の小さな印刷機に使う

根拠:樹脂版上のブラックマスク層を直接描画することにより、フィルム出力などの中間工程を排除(出典2)

この方式の5製品を表で見る

感熱スクリーン製版機

熱でスクリーンマスターに穴をあけて版を作る型です。乳剤を使わないので洗う工程がなく、排水も出ません。Tシャツやグッズの小ロットに向きます。

向いている使い方

  • 暗室や洗い場を持たない
  • 試作や小ロットのスクリーン印刷
  • 製版の外注をやめたい

根拠:フィルムと紗をラミネート加工したスクリーンマスターをサーマルヘッドの熱で穿孔させる(出典8)

この方式の2製品を表で見る

CTS(スクリーン直接描画)

スクリーン版へレーザーやインクジェットで直接描く型です。製版フィルムがいらなくなります。LDI-CTSは感光乳剤を塗った版に描き、TE-230はインクジェットで出力します。

向いている使い方

  • 製版フィルムをなくしたい
  • 捺染用の大きなスクリーン版を作る
  • 今の乳剤版の工程を続ける

根拠:感光乳剤が塗布されたスクリーン版にレーザーで直接描画・露光を行います。(出典10)

この方式の2製品を表で見る

グラビア製版システム

銅めっき・レーザー・クロムめっきの工程でグラビア版を作る設備です。1台の機械というより工程全体の設備で、広い設置面積をとります。

向いている使い方

  • グラビア版を内製したい
  • 製版を本業にする
  • 自動検査まで通したい

根拠:レーザー製版フル工程のNewFX3から、工程別のレーザー/クロムめっきモデルのNewFX5(出典12)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

製版機の主なメーカー8社

岩通ケミカルクロス株式会社

菊四裁とA3W判の印刷機に使う版を作る、デスクトップ型のデジタル製版機です。

東京都

コダック合同会社

露光中の消費電力を770Wに抑えたプレートセッターです。

東京都

株式会社シンク・ラボラトリー

銅めっきからレーザー、クロムめっきまでを1台の流れで通すグラビア製版システムです。

千葉県

株式会社SCREENグラフィックソリューションズ

フレキソ版と樹脂凸版のマスクを、フィルムなしで直接描くCTPです。

京都府

東伸工業株式会社

製版データをインクジェットでスクリーンへ直接出す、捺染用の大きな製版機です。

兵庫県

ハイデルベルグ・ジャパン株式会社

ダイオードが1つ故障しても、生産を止めずに続けられるレーザーを積んだプレートセッターです。

東京都

株式会社ミノグループ

乳剤を塗ったスクリーン版にレーザーで直接描く製版機です。

岐阜県

理想科学工業株式会社

A2ワイド相当の版まで作れる感熱のデジタルスクリーン製版機です。

東京都

出典
  1. SCREEN PlateRite 8600NII-Z/S/E
  2. SCREEN PlateRite FX870N-S/FX870N-E
  3. コダック TRENDSETTER Q400/Q800
  4. コダック TRENDSETTER Q400/Q800 カタログ
  5. ハイデルベルグ CtP 製品概要
  6. 岩通ケミカルクロス エレファクス LP-630Xe
  7. 理想科学工業 GOCCOPRO QS2536 仕様・⁠⁠⁠⁠⁠⁠価格
  8. 理想科学工業 GOCCOPRO QS2536 ⁠⁠⁠⁠⁠特長
  9. 理想科学工業 GOCCOPRO QS200 仕様・⁠⁠⁠⁠⁠⁠価格
  10. ミノグループ LDI-CTS
  11. 東伸工業 TE-230
  12. シンク・ラボラトリー New FX series
掲載基準

印刷会社や工場で使う、印刷の版を作る製版機のうち、自社で製造または自社ブランドで売り、公式の製品ページで今案内されている型番を載せました。海外メーカーは日本法人を日本語の公式ページで確かめた社だけです。製版の受託加工、版を使う印刷機本体、パッド印刷機(別の比較ページ)、消耗品、中古は載せていません。海外の会社が開発した装置を国内で扱う会社は除きました。公式ページが見つからない、または製造元や方式を公式で確かめられなかった製品も除きました。

製版機を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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