口コミを書く

工場で樹脂部品を熱で溶かしてつなぐ熱溶着機を選ぶ、生産技術・設備・購買の担当の方へ

熱溶着機(熱板溶着機・インパルス溶着機)のメーカー8社比較【2026年】

熱溶着機は、樹脂を熱で溶かし、
押しつけてつなぐ機械です。

ABOUT

熱溶着機とは

比較表を見る ↓

熱溶着機とは、樹脂を熱で溶かし、
押しつけてつなぐ機械です。
熱板溶着機、ホットプレートウェルダー、インパルスウェルダーとも呼びます。
部品の大きさと樹脂の種類で方式を選びます。

製品の特長

  • 接着剤もねじも使わない(樹脂そのものを溶かしてつなぐ)
  • 大きな部品は熱板、小さな点はインパルス(面でつなぐか点で留めるか)
  • 振動を与えない(超音波や振動の溶着と違う)

使うメリット

  • 樹脂粉と騒音が出ない(熱板で溶かしてから合わせる)
  • 面全体を溶かすので気密を取れる(タンク・ランプ)
  • 温度と時間を数字で管理できる(PID制御・タイマー)

選ぶときに注意すること

  1. 熱可塑性の樹脂でないと溶着できない
  2. 熱板やチップはワークごとに形を合わせて作る
  3. 接触式は糸引きや炭化が出ないか、試作で確かめる
  4. ガラス入りの樹脂は比率に上限がある機種もあるので、メーカーに確かめる
  5. 値段は公開されていないので、ワークを渡して見積もりを取る

※仕組みと使い方は、コスモシステム・クリエイトダイス・精電舎電子工業・ムネカタインダストリアルマシナリーの公式ページによる。仕様は各メーカーの公式の製品ページによる(値段を公式に出している製品は無い)。

LIST

熱溶着機の比較表

熱溶着機(熱板溶着機・インパルス溶着機)13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

接触式の熱板溶着機

3製品
コスモシステム株式会社中型サーボ加圧式熱板溶着機2個同時に溶着する中型部品口コミを書く要見積

サーボで押す力を管理し、最大3000Nまでかけられる中型の接触式です。160×80mmのワークを2個同時に溶着でき、溶け込みの寸法は±0.01mmでそろえます。客先の仕様に合わせて設計・製作します。

方式
接触式の熱板溶着機
加圧の駆動
サーボ駆動
温度
Max.300℃
加圧力
最大3000N
温度の制御
デジタルPID、±1℃
つなげる物
160×80mmを2個同時
記載なし
ヒーター・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
小林工業株式会社熱板溶着機(専用機)テールランプなど密閉容器の溶着口コミを書く要見積

自動車のテールランプなど、プラスチックの密閉容器を作る機械です。溶着に使う治具も自社で作っています。ブロア製品に樹脂ブラケットを溶着する専用機も、客先の要望に合わせて設計・製造します。

方式
接触式の熱板溶着機
つなげる物
自動車用ランプの本体とレンズなど
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・温度の制御・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
日本アレックス株式会社サーボモーター駆動 熱板溶着機温度を部位で分けたい部品口コミを書く要見積

上下の治具プレートを別々に動かせるので、治具の高さが違っても同じタイミングで接合できます。温度ゾーンは最大9種類に分けて設定します。移動距離・加圧力・速度を管理し、品質の安定とサイクルタイムの短縮につなげます。

方式
接触式の熱板溶着機
加圧の駆動
サーボモーター
温度の制御
最大9ゾーン
記載なし
ヒーター・温度・加圧力・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

非接触式の熱板溶着機

1製品
コスモシステム株式会社小型フルサーボ制御式非接触熱板溶着機糸引きや炭化が出る樹脂の小物口コミを書く要見積

ヒーターを樹脂に当てずに溶かす小型の非接触式で、上下の治具もヒーターもサーボで動かします。設定は150〜700℃までです。ガラスフィラー入りの樹脂や肉厚の薄い形状のように、当てると糸引きや炭化が出るワークに使います。

方式
非接触式の熱板溶着機
加圧の駆動
フルサーボ
ヒーター
幅100×奥行100mm
温度
150〜700℃
温度の制御
デジタルPID、±1℃
記載なし
加圧力・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

インパルス式(点溶着)

5製品
株式会社クリエイトダイスインパルスウェルダー(オーダーメイド)製品ごとに先端チップを作る溶着口コミを書く要見積

先端チップと電源ユニットを、製品の形と溶着位置に合わせて1台ずつ決めます。熱解析ソフトでチップの形を検討してから作ります。カシメユニットを乗せ換えれば、1台で別の品種にも使えます。

方式
インパルス式(点溶着)
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・温度の制御・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
精電舎電子工業株式会社インパルスウェルダー TPH-CS10A自動機に組み込む分離型口コミを書く要見積

トランスを別に置ける分離型で、本体は1.6kgです。自動機に組み込むときに置き場所の自由度が増します。振動を与えないので、振動に弱い電子部品の溶着に使います。

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
電力・時間
つなげる物
熱可塑性プラスチック
電源
AC100〜240V
寸法・質量
85×185×178mm(トランス含まず)、1.6kg
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力
公式ページへ詳細・仕様
精電舎電子工業株式会社インパルスウェルダー TPH500AC100Vで使う手元や自動機の点溶着口コミを書く要見積

トランス一体型で、AC100Vで使える機種です。各工程の時間は0.01秒単位で決められ、加熱と溶着を段階に分けられます。冷却用のエアを送る電磁弁を標準で付けています。

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
0.01秒単位の時間制御
つなげる物
熱可塑性プラスチック
電源
AC100V
寸法・質量
220×230×178mm、6.3kg
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力
公式ページへ詳細・仕様
ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社インパルスウェルダー(点溶着機)基板固定など多点の熱カシメ口コミを書く要見積

チップに通電した瞬間だけ発熱させて樹脂を溶かす、点溶着の機械です。100点の同時溶着でも、タクトタイムは1点とほぼ同じです。タイマー制御と温度制御の機種があり、多点機はオーダーメイドで作ります。

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
タイマー、温度とタイマー
つなげる物
ABS、PP、PC、PBT、PA ⁠⁠⁠ほか
電源
100V、200V(オプション)
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社樹脂溶着機器 DC-インパルス多点機に組み込むコンパクトな電源口コミを書く要見積

直流で動かす溶着ユニットで、溶着チップごとに出力を変えられます。従来品と比べてサイズを約60%、重量を約85%減らしました。入力は85〜265Vで、電源の違う地域でも電圧の影響を受けません。

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
チップごとに出力調整
電源
85〜265V入力
寸法・質量
従来比でサイズ約60%減、重量約85%減
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・つなげる物
公式ページへ詳細・仕様

チューブ・継手の専用機

1製品
株式会社キッツエスシーティーPFA製チューブ・TBNシリーズ継手用溶着機 PFMシリーズPFAチューブとTBN継手の溶着口コミを書く要見積

PFA製チューブと自社のTBNシリーズ継手をつなぐ専用機です。窒化アルミヒータで速く昇温し、タッチパネルの案内に沿って操作します。溶着できるサイズは1/4インチから1.1/2インチです。

方式
チューブ・継手の専用機
ヒーター
窒化アルミヒータ
つなげる物
PFA製チューブ、TBNシリーズ継手
電源
AC200〜240V、50/60Hz、660VA
寸法・質量
430×450×480mm、約28kg
記載なし
加圧の駆動・温度・加圧力・温度の制御
公式ページへ詳細・仕様

複数の加熱を使い分ける機種

3製品
株式会社クリエイトダイス熱板溶着装置中空タンクと立体的な形の部品口コミを書く要見積

熱板を溶着面の形に合わせて加工するので、立体的な形の部品もつなげます。材質に応じて接触式と非接触式を使い分けます。熱板と製品治具はカセットで交換でき、別の製品にも使えます。

方式
複数の加熱を使い分ける機種
加圧の駆動
サーボモータ
つなげる物
熱可塑性樹脂
記載なし
ヒーター・温度・加圧力・温度の制御・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
デュケインジャパン株式会社ハイブリッド溶着機 TH3-1432熱板・赤外線を1台で試す中型品口コミを書く要見積

熱板・赤外線・ホットガスの3つの工法を1台で使える機械で、熱板は最大813×356mmまで載ります。クランプ圧は最大15kNです。熱板と赤外線は、それぞれ最大12ゾーンまでヒーターを分けて温度を変えられます。

方式
複数の加熱を使い分ける機種
加圧の駆動
3軸サーボ
ヒーター
最大幅813×奥行356mm
加圧力
最大15kN
温度の制御
最大12ゾーン
記載なし
温度・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
デュケインジャパン株式会社ハイブリッド溶着機 TH3-2040熱板・赤外線を1台で試す大型品口コミを書く要見積

熱板・赤外線・ホットガスの3つの工法を1台で使える機械で、熱板は最大1105×533mmまで載ります。クランプ圧は最大18kNです。熱板と赤外線は、それぞれ最大12ゾーンまでヒーターを分けて温度を変えられます。

方式
複数の加熱を使い分ける機種
加圧の駆動
3軸サーボ
ヒーター
最大幅1105×奥行533mm
加圧力
最大18kN
温度の制御
最大12ゾーン
記載なし
温度・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

接触式の熱板溶着機3製品

コスモシステム株式会社

中型サーボ加圧式熱板溶着機

2個同時に溶着する中型部品

サーボで押す力を管理し、最大3000Nまでかけられる中型の接触式です。160×80mmのワークを2個同時に溶着でき、溶け込みの寸法は±0.01mmでそろえます。客先の仕様に合わせて設計・製作します。

コスト要見積

方式
接触式の熱板溶着機
加圧の駆動
サーボ駆動
温度
Max.300℃
加圧力
最大3000N
温度の制御
デジタルPID、±1℃
つなげる物
160×80mmを2個同時
記載なし
ヒーター・電源・寸法・質量
公式ページへ
小林工業株式会社

熱板溶着機(専用機)

テールランプなど密閉容器の溶着

自動車のテールランプなど、プラスチックの密閉容器を作る機械です。溶着に使う治具も自社で作っています。ブロア製品に樹脂ブラケットを溶着する専用機も、客先の要望に合わせて設計・製造します。

コスト要見積

方式
接触式の熱板溶着機
つなげる物
自動車用ランプの本体とレンズなど
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・温度の制御・電源・寸法・質量
公式ページへ
日本アレックス株式会社

サーボモーター駆動 熱板溶着機

温度を部位で分けたい部品

上下の治具プレートを別々に動かせるので、治具の高さが違っても同じタイミングで接合できます。温度ゾーンは最大9種類に分けて設定します。移動距離・加圧力・速度を管理し、品質の安定とサイクルタイムの短縮につなげます。

コスト要見積

方式
接触式の熱板溶着機
加圧の駆動
サーボモーター
温度の制御
最大9ゾーン
記載なし
ヒーター・温度・加圧力・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ

非接触式の熱板溶着機1製品

コスモシステム株式会社

小型フルサーボ制御式非接触熱板溶着機

糸引きや炭化が出る樹脂の小物

ヒーターを樹脂に当てずに溶かす小型の非接触式で、上下の治具もヒーターもサーボで動かします。設定は150〜700℃までです。ガラスフィラー入りの樹脂や肉厚の薄い形状のように、当てると糸引きや炭化が出るワークに使います。

コスト要見積

方式
非接触式の熱板溶着機
加圧の駆動
フルサーボ
ヒーター
幅100×奥行100mm
温度
150〜700℃
温度の制御
デジタルPID、±1℃
記載なし
加圧力・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ

インパルス式(点溶着)5製品

株式会社クリエイトダイス

インパルスウェルダー(オーダーメイド)

製品ごとに先端チップを作る溶着

先端チップと電源ユニットを、製品の形と溶着位置に合わせて1台ずつ決めます。熱解析ソフトでチップの形を検討してから作ります。カシメユニットを乗せ換えれば、1台で別の品種にも使えます。

コスト要見積

方式
インパルス式(点溶着)
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・温度の制御・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ
精電舎電子工業株式会社

インパルスウェルダー TPH-CS10A

自動機に組み込む分離型

トランスを別に置ける分離型で、本体は1.6kgです。自動機に組み込むときに置き場所の自由度が増します。振動を与えないので、振動に弱い電子部品の溶着に使います。

コスト要見積

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
電力・時間
つなげる物
熱可塑性プラスチック
電源
AC100〜240V
寸法・質量
85×185×178mm(トランス含まず)、1.6kg
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力
公式ページへ
精電舎電子工業株式会社

インパルスウェルダー TPH500

AC100Vで使う手元や自動機の点溶着

トランス一体型で、AC100Vで使える機種です。各工程の時間は0.01秒単位で決められ、加熱と溶着を段階に分けられます。冷却用のエアを送る電磁弁を標準で付けています。

コスト要見積

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
0.01秒単位の時間制御
つなげる物
熱可塑性プラスチック
電源
AC100V
寸法・質量
220×230×178mm、6.3kg
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力
公式ページへ
ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社

インパルスウェルダー(点溶着機)

基板固定など多点の熱カシメ

チップに通電した瞬間だけ発熱させて樹脂を溶かす、点溶着の機械です。100点の同時溶着でも、タクトタイムは1点とほぼ同じです。タイマー制御と温度制御の機種があり、多点機はオーダーメイドで作ります。

コスト要見積

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
タイマー、温度とタイマー
つなげる物
ABS、PP、PC、PBT、PA ⁠⁠⁠ほか
電源
100V、200V(オプション)
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・寸法・質量
公式ページへ
ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社

樹脂溶着機器 DC-インパルス

多点機に組み込むコンパクトな電源

直流で動かす溶着ユニットで、溶着チップごとに出力を変えられます。従来品と比べてサイズを約60%、重量を約85%減らしました。入力は85〜265Vで、電源の違う地域でも電圧の影響を受けません。

コスト要見積

方式
インパルス式(点溶着)
温度の制御
チップごとに出力調整
電源
85〜265V入力
寸法・質量
従来比でサイズ約60%減、重量約85%減
記載なし
加圧の駆動・ヒーター・温度・加圧力・つなげる物
公式ページへ

チューブ・継手の専用機1製品

株式会社キッツエスシーティー

PFA製チューブ・TBNシリーズ継手用溶着機 PFMシリーズ

PFAチューブとTBN継手の溶着

PFA製チューブと自社のTBNシリーズ継手をつなぐ専用機です。窒化アルミヒータで速く昇温し、タッチパネルの案内に沿って操作します。溶着できるサイズは1/4インチから1.1/2インチです。

コスト要見積

方式
チューブ・継手の専用機
ヒーター
窒化アルミヒータ
つなげる物
PFA製チューブ、TBNシリーズ継手
電源
AC200〜240V、50/60Hz、660VA
寸法・質量
430×450×480mm、約28kg
記載なし
加圧の駆動・温度・加圧力・温度の制御
公式ページへ

複数の加熱を使い分ける機種3製品

株式会社クリエイトダイス

熱板溶着装置

中空タンクと立体的な形の部品

熱板を溶着面の形に合わせて加工するので、立体的な形の部品もつなげます。材質に応じて接触式と非接触式を使い分けます。熱板と製品治具はカセットで交換でき、別の製品にも使えます。

コスト要見積

方式
複数の加熱を使い分ける機種
加圧の駆動
サーボモータ
つなげる物
熱可塑性樹脂
記載なし
ヒーター・温度・加圧力・温度の制御・電源・寸法・質量
公式ページへ
デュケインジャパン株式会社

ハイブリッド溶着機 TH3-1432

熱板・赤外線を1台で試す中型品

熱板・赤外線・ホットガスの3つの工法を1台で使える機械で、熱板は最大813×356mmまで載ります。クランプ圧は最大15kNです。熱板と赤外線は、それぞれ最大12ゾーンまでヒーターを分けて温度を変えられます。

コスト要見積

方式
複数の加熱を使い分ける機種
加圧の駆動
3軸サーボ
ヒーター
最大幅813×奥行356mm
加圧力
最大15kN
温度の制御
最大12ゾーン
記載なし
温度・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ
デュケインジャパン株式会社

ハイブリッド溶着機 TH3-2040

熱板・赤外線を1台で試す大型品

熱板・赤外線・ホットガスの3つの工法を1台で使える機械で、熱板は最大1105×533mmまで載ります。クランプ圧は最大18kNです。熱板と赤外線は、それぞれ最大12ゾーンまでヒーターを分けて温度を変えられます。

コスト要見積

方式
複数の加熱を使い分ける機種
加圧の駆動
3軸サーボ
ヒーター
最大幅1105×奥行533mm
加圧力
最大18kN
温度の制御
最大12ゾーン
記載なし
温度・つなげる物・電源・寸法・質量
公式ページへ
Q&A

熱溶着機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問熱溶着機の価格はいくらですか

公式に値段を出している製品はありません。ワークごとに治具や熱板を作るので、コスモシステムやクリエイトダイスの機械は仕様に合わせて設計します。ワークの図面を渡して見積もりを取ります。

設備担当の疑問熱溶着機の種類と違いは何ですか

接触式・非接触式の熱板溶着機、インパルス式、チューブの専用機の4つに分かれます。大きな部品の面をつなぐなら熱板、基板を留めるような点ならインパルスです。

設備担当の疑問接触式と非接触式の違いは何ですか

熱板を樹脂に当てるのが接触式、当てずに近くで溶かすのが非接触式です。コスモシステムの接触式の大型機は150〜400℃、非接触式の小型機は150〜700℃です。糸引きや炭化が出るなら非接触式を試します。

設備担当の疑問超音波溶着機との違いは何ですか

超音波は振動の摩擦で溶かし、熱溶着は熱で溶かします。精電舎電子工業のTPH500のようなインパルス式は振動を与えないので、振動に弱い電子部品の近くで使えます。

工場長の疑問どのくらい大きな部品をつなげますか

コスモシステムの大型サーボ機はヒーターが幅1300×奥行600mmです。デュケインのTH3-2040は熱板が最大1105×533mmまで載ります。大きさは機械ごとに違うので、ワークの寸法を先に決めます。

設備担当の疑問ガラス入りの樹脂も溶着できますか

できます。コスモシステムは非接触式をガラスフィラー入りの樹脂に使うとしています。ムネカタのインパルスウェルダーは、ガラス入りを30%までとしています。比率が高いときは試作で確かめます。

設備担当の疑問どんな樹脂をつなげますか

熱可塑性樹脂が相手です。ムネカタのインパルスウェルダーは、ABS・PP・PC・PBT・PAなどを案内しています。クリエイトダイスの熱板溶着装置は、熱可塑性樹脂ならほぼ制限が無いとしています。

工場長の疑問多点をまとめて溶着できますか

インパルス式の多点機で一度に溶着できます。ムネカタのインパルスウェルダーは、100点の同時溶着でもタクトタイムが1点とほぼ同じです。多点機はオーダーメイドです。

設備担当の疑問電源と空気は何を用意しますか

精電舎電子工業のTPH500はAC100V、TPH-CS10AはAC100〜240Vです。キッツエスシーティーのPFMシリーズはAC200〜240Vです。エアの要否は機種ごとに公式資料で確かめます。

施設管理の疑問手入れは何をしますか

接触式は熱板に樹脂が付くので、付着を落とす手間がかかります。コスモシステムは熱板に特殊なテフロンコーティングを使っています。非接触式はヒーターに樹脂が触れないので、この手間が減ります。

TYPES

熱溶着機の方式の違い

接触式の熱板溶着機

熱板に樹脂の面を当てて溶かし、熱板を抜いてから押しつけてつなぎます。大きな部品や複雑な形でも、面全体を溶かして気密を取れます。熱板に樹脂が付くので、付着を抑える工夫と手入れが欠かせません。

向いている使い方

  • テールランプや燃料タンクをつなぐ
  • 大きな部品を気密に溶着する
  • 複雑な形の面をまとめて溶かす

根拠:熱板溶着機は自動車テールランプ・燃料タンク・樹脂パレット・オイルタンクの他、各種タンク類の大型から小型ワークまで溶着でき(コスモシステム)(出典1)

この方式の3製品を表で見る

非接触式の熱板溶着機

熱板を樹脂に当てず、すぐ近くまで寄せた高温の熱で溶かします。当てると糸引きや炭化が出る樹脂に使います。熱板とワークの距離が仕上がりを左右するので、位置を決められるサーボの機種があります。

向いている使い方

  • ガラスフィラー入りの樹脂をつなぐ
  • 肉厚の薄い部品をつなぐ
  • 糸引きや炭化を避ける

根拠:熱板を接触させる通常の熱板溶着機で、糸引きや炭化により良好な溶着状態が得られない樹脂材や肉厚の薄いワーク形状など(コスモシステム)(出典3)

この方式の1製品を表で見る

インパルス式(点溶着)

細いチップに大きな電流を短く流して発熱させ、樹脂の先を溶かしてつぶします。熱カシメとも呼び、基板やカバーを樹脂のボスで留める場面で使います。振動を与えないので、電子部品の近くでも使えます。

向いている使い方

  • 基板を樹脂のボスで留める
  • 多点を一度にカシメる
  • 振動に弱い部品を組む

根拠:ヒータチップに低電圧・大電流を流しヒータチップを発熱させて、熱可塑性プラスチックを熱溶着する(精電舎電子工業)(出典7)

この方式の5製品を表で見る

チューブ・継手の専用機

配管のチューブと継手を、それぞれに合わせたヒーターで溶かしてつなぐ専用機です。つなげるチューブと継手のシリーズが決まっています。キッツエスシーティーの機種は、製作品の品質管理のためクリーンルームでの使用を勧めています。

向いている使い方

  • PFAチューブと継手をつなぐ
  • 配管を現場の手順どおりに施工する
  • クリーンルームで溶着する

根拠:PFA製チューブ、TBNシリーズ継手 サイズ:1/4〜1.1/2(キッツエスシーティー)(出典11)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

熱溶着機の主なメーカー8社

株式会社キッツエスシーティー

PFA製チューブと自社のTBNシリーズ継手をつなぐ専用機です。

東京都

株式会社クリエイトダイス

先端チップと電源ユニットを、製品の形と溶着位置に合わせて1台ずつ決めます。

富山県

コスモシステム株式会社

サーボで押す力を管理し、最大3000Nまでかけられる中型の接触式です。

東京都

小林工業株式会社

自動車のテールランプなど、プラスチックの密閉容器を作る機械です。

静岡県

精電舎電子工業株式会社

トランスを別に置ける分離型で、本体は1.6kgです。

東京都

デュケインジャパン株式会社

熱板・赤外線・ホットガスの3つの工法を1台で使える機械で、熱板は最大813×356mmまで載ります。

千葉県

日本アレックス株式会社

上下の治具プレートを別々に動かせるので、治具の高さが違っても同じタイミングで接合できます。

千葉県

ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社

チップに通電した瞬間だけ発熱させて樹脂を溶かす、点溶着の機械です。

福島県

出典
  1. コスモシステム 熱板溶着機
  2. コスモシステム 接触式熱板溶着機
  3. コスモシステム 非接触式熱板溶着機
  4. 日本アレックス 熱板溶着機
  5. デュケインジャパン 熱板溶着機
  6. クリエイトダイス 熱板溶着装置
  7. 精電舎電子工業 インパルスウェルダー TPHシリーズ
  8. クリエイトダイス インパルスウェルダー
  9. ムネカタインダストリアルマシナリー インパルスウェルダー
  10. ムネカタインダストリアルマシナリー DC-インパルス
  11. キッツエスシーティー PFA製チューブ・TBNシリーズ継手用溶着機
  12. 小林工業 産業用機械
掲載基準

工場で樹脂の部品やチューブを熱で溶かしてつなぐ業務用の熱溶着機に限ります。接触式と非接触式の熱板溶着機、チップに通電するインパルス溶着機、PFAチューブ用の溶着機を載せています。メーカーが自社で作り、自社の名前で売り、公式サイトで今案内している品です。超音波溶着機、袋を閉じるヒートシーラー、シートをつなぐ熱風式の溶着機、インサートナットを埋める加熱器、PPバンド用の機械は載せていません。ライスター・テクノロジーズとスズキマシンリエンジニアリングはシート用、東海金属工業はインサートナット用で除きました。オオサカ精機とコアテックは公式サイトで熱溶着機を確かめられず、田中化工機工業は受託の設備製作、大和合成は樹脂成形の会社で機械の製品案内が無く、ウォーマーは型式も仕様も無い1件の専用機だけの案内なので除きました。

熱溶着機(熱板溶着機・インパルス溶着機)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉