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GUIDE / NC-ROUTER

NCルータとは?木工・樹脂・看板の工場で使うNCルータ(CNCルーター)の種類(3軸・5軸)と、加工範囲・主軸・工具交換の選び方

木材・樹脂・アルミの板材や型を削るNCルータ(CNCルーター)の3軸制御と5軸制御の違い、マシニングセンタとの違い、4×8の板が載るテーブル、主軸の出力、工具交換の本数、置き場所の大きさを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

NCルータは、木材や樹脂などの板を、数値制御で回転工具を動かして削る機械です。CNCルーターとも呼びます。主軸を動かす軸の数で、板を平らに削る3軸制御と、主軸を傾けて立体を削る5軸制御に分かれます。選ぶときは「載せる板の大きさ」「3軸か5軸か」「工具を何本替えるか」の3つを先に決めます。

NCルータとは

NCルータは、エンドミルのような回転工具を数値制御で動かし、合板・MDF・樹脂板・アルミ複合板などを切り抜いたり、溝や穴を加工したりする機械です。家具・建具・建材の工場、樹脂の加工、看板やパネルの加工で使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社の型番で売る機種と、海外メーカーの日本法人が売る機種を、各社の代表の型式の単位で載せています。販売店が売る他社製品、プレカット専用機、中古は載せていません。

2つの種類

  • 3軸制御は、主軸を左右・前後・上下に動かして板を削ります。例はシンクスの ZXGN Plus-1326、SHODAの NCN8210、平安コーポレーションの ER-131PMC-2513、ハイテッククリエイツの MBH1325ATC、サワイリエンジニアリングの SWG2613 ⁠⁠⁠です
  • 5軸制御は、主軸を傾ける軸と回す軸を足し、立体や斜めの面を削ります。例はシンクスの ZXH-1631F、SHODAの NCN1301U、平安コーポレーションの NC-151PMC-2113 ⁠⁠です
  • HOMAGの CENTATEQ P-100 は、3軸・4軸・5軸の構成から選べます

マシニングセンタとの違い

  • NCルータは、木材・樹脂・アルミのような鉄より軽い素材を、大きなテーブルで削る機械です
  • SHODAは1968年に日本で初めてNCルータを開発し、今はプラスチック・カーボン・セラミック・アルミの加工にも使われています
  • 鋼の部品を削るなら、マシニングセンタを選びます

テーブルと加工範囲

  • 4×8の板(1200mm×2400mm)を載せるなら、テーブルは1,300mm×2,600mmほどの機種を選びます。サワイリエンジニアリングの SWG2613 とシンクスの ZXGN Plus-1326 がこの大きさです
  • ハイテッククリエイツの MBH1325ATC は、作業範囲が1,300mm×2,500mm×150mmです
  • SHODAの NCN1301U はテーブルが3,000mm×1,500mmで、Zのストロークは400mmです
  • 大判の板は、テーブルに吸着して固定する機種が多くあります

主軸と工具交換

  • 主軸の出力は、ハイテッククリエイツの MGH1325ATC Plus が9kW、シンクスの ZXGN Plus-1326 が6.6kWです
  • サワイリエンジニアリングの SWR700-6T は0.75kW相当で、60,000min-1まで回して薄い樹脂板を切り抜きます
  • 工具交換の本数は、SHODAの NCN1301U が16本、ハイテッククリエイツの MGH1325ATC Plus が8本、MBH1325ATC が4本です

置き場所と粉じん

  • シンクスの ZXGN Plus-1326 は、幅1970mm・奥行3730mm・高さ2300mmです
  • 5軸の機械は背が高くなります。SHODAの NCN1301U は全高を2,875mmに抑えています
  • 削りくずと粉じんが出るので、集塵機を一緒に考えます。サワイリエンジニアリングの SWG2613 は集塵装置が標準で付きます

値段

  • このページの6社は、どの機種も値段を公式に出していません。テーブルの大きさ、主軸、工具交換の本数を決めてから見積もりを取ります
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