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GUIDE / KIBAN-BUNKATSUKI

基板分割機とは?ルーター式・スライサーとダイサー式・Vカット式の違いと、基板サイズ・部品の高さ・価格の選び方

部品を載せたプリント基板を切り分ける基板分割機の3つの種類、基板サイズと基板厚、部品の高さの制限、集塵のしかた、値段の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

基板分割機は、部品を載せたプリント基板を1枚ずつに切り分ける機械です。切り方で、ルータービットで線をなぞるルーター式、砥石やチップソーで直線を切るスライサー・ダイサー式、上下の丸刃でV溝を切るVカット式に分かれます。選ぶときは「曲線を切るか」「部品の高さは何mmか」「基板の大きさはいくつか」の3つを先に決めます。

基板分割機とは

基板分割機は、多数個取りの基板を、部品を載せたあとで切り分ける機械です。手で割ると部品に力がかかり、セラミックコンデンサが割れることがあります。機械で切れば、この力を小さくできます。

比較ページには、日本の会社が自社で作る基板分割機を、型番の単位で載せています。商社が売る他社の機械と、生基板に穴をあける基板加工機は載せていません。

3つの種類

  • ルーター式:細いビットで線をなぞって切ります。曲線も切れます。切粉が出るので集塵を組み合わせます。
  • スライサー・ダイサー式:回る砥石やチップソーで直線を切ります。曲線は切れません。
  • Vカット式:V溝を入れた基板を上下の丸刃で挟んで切ります。V溝のある基板に使います。

基板の大きさと厚さ

  • ジャノメのJR4203ERTは、195×195mmまで切れて、板厚は最大1.6mmです。
  • サヤカのSAM-CT34XJは、300×400mmまで切れて、板厚は0.4〜3.0mmです。
  • 名菱テクニカのMR2535H2は、250×350mmまで切れて、板厚は0.4〜2.0mmです。

部品の高さと切る線の近さ

  • サヤカのSAM-CT34XJは、上面30mmまでの部品に使えます。
  • サヤカのSAM-CT34NSLは、上面47mm、下面10mmまでの部品に使えます。
  • テクニカルサポートのVcut 200HTは、V溝から1.0mmまで部品が載っていても切れます。

集塵のしかた

  • ジャノメのJR4203ERTは、上から吸う方式で、別置きの集塵機を置かずに済みます。
  • 名菱テクニカのMR2535H2は、小型の集塵機を中に持っています。
  • サヤカのSAM-CT34XJは、治具の下から全面で吸います。

値段の見方

今回載せた8製品で、公式に値段を出している製品はありません。基板の図面を見せて、機種と治具を合わせた見積もりを取ります。治具の代金が本体に入っているかも確かめます。

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