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GUIDE / HAND-PRESS

ハンドプレスとは?組立・試作で使うハンドプレス(アーバープレス)の種類(ラック式・トグル式)と⁠、加圧力・ストローク・オープンハイトの選び方

部品の圧入・カシメ・曲げ・薄板の打ち抜きに使う手動のハンドプレス(アーバープレス・卓上プレス)の2つの方式、加圧力の幅、オープンハイトとフトコロの見方、重さと値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

ハンドプレスは、ハンドルを手で回して、部品を押し込んだり打ち抜いたりする小さなプレスです。アーバープレス・卓上プレスとも呼びます。力の伝え方で、ストロークのどこでも同じくらいの力で押せるラック&ピニオン式と、下の端で大きな力を出すトグル式に分かれます。選ぶときは「何kNで押すか」「部品の高さと奥行きが入るか」「机に載る重さか」の3つを先に決めます。

ハンドプレスとは

ハンドプレスは、電気もエアーも使わず、ハンドルを回す力だけで主軸を押し下げるプレスです。組立や試作の工程で、ベアリングやブッシュの圧入、ノックピンの抜き取り、棒材の歪み取り、薄板の打ち抜き、カシメに使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドとして売る手動の卓上ハンドプレスを、代表の型の単位で載せています。油圧プレス、据え置きのカシメ機、刻印機、エアーやサーボモーターで動くプレスは載せていません。

2つの方式

  • ラック&ピニオン式は、主軸のラックにハンドル側の歯車がかみ合い、ストロークのどこでも同じくらいの力で押せます。例は仲精機のNH202、富士コントロールズのFCH-12KN、松下電動工具のハンドパワープレスA型です
  • トグル式は、3つの節のリンクが伸びきる下の端で大きな力を出します。仲精機の説明では、入れた力の25〜100倍になります。例は仲精機のRT501です
  • 方式を公式に書いていないメーカーも多くあります。比較表では「方式の記載なし」にまとめています

加圧力の幅

  • 北総システムズのK-02-40Mは、耐久力が1,960Nです
  • 仲精機のNH202は2.0kN、RT501は5.0kNです
  • 富士コントロールズのFCH-12KNは12kNで、このページで最も大きい力です
  • 単位はメーカーでkN・kgf・Nと違います。比べるときはそろえて見ます

オープンハイトとフトコロ

  • オープンハイトはテーブルから主軸の先までの高さで、載せられる部品の高さを決めます。富士コントロールズのFCH-200は、70〜245mmで変えられます
  • フトコロは主軸の中心から柱までの奥行きで、大きな部品をどこまで奥に入れられるかを決めます。FCH-12KNは166mm、FCH-200は90mmです
  • 高さが足りないときは、補高台のオプションがある型を選びます

重さと置き場所

  • 机の上で使うなら軽い型が扱いやすいです。テクニカルサポートのMHP30は3.0kg、新東京エンジニアリングのFX-003は約5kgです
  • 大きな力の型は重く、FCH-12KNは約123kgあります。架台か頑丈な台に据えます

力を測る・ハンドルの戻り

  • 押した力を記録したいなら、荷重計やロードセルのオプションがある型を選びます。仲精機と富士コントロールズが用意しています
  • 八剣技研のハンドプレスは、ハンドルを下げると自動で戻ります。シーメックスのCMX-HP1はダンパー付きで、ゆっくり静かに戻ります

値段

  • 値段を公式に出しているのは八剣技研で、HPR-100は定価54,000円(税込59,400円)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかのメーカーは見積もりです。使う治具や型、オプションを伝えて見積もりを取ります
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