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GUIDE / CHUZOKI

鋳造機(ダイカストマシン)⁠と⁠は⁠?アルミ・マグネシウム部品をつくる鋳造機の種類(ダイカスト・低圧・重力)と、型締力・方式・価格の選び方

アルミ・マグネシウムの部品をつくる鋳造機の3つの種類、ダイカストマシンの型締力の範囲、電動型締と油圧型締・2プラテンの違い、低圧鋳造機と重力鋳造機の使い分け、価格の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

鋳造機は、溶けた金属を金型に流し込み、部品の形に固める機械です。溶湯の入れ方で、射出で詰めるダイカストマシン・低い圧力で送り込む低圧鋳造機・金型を傾けて流し込む重力鋳造機に分かれます。選ぶときは「どの方式で流すか」「型締力はいくつか」「型締を何で動かすか」の3つを先に決めます。

鋳造機とは

鋳造機は、溶けたアルミやマグネシウムを金型に入れて、エンジンや車体、家電の部品の形に固める機械です。UBEマシナリーは、ダイカストマシンを、溶けた軽合金を金型内に充填して金属製品をつくる機械と説明しています。ダイカストマシンは「ダイキャストマシン」⁠と⁠も書きます。

比較ページには、日本に法人がある会社が自社またはグループで作る鋳造機を、各社の代表の型の単位で載せています。溶解炉、ダイカスト部品の受託生産、周辺機器だけ、中古品は載せていません。

3つの種類

  • ダイカストマシン:溶湯を射出で金型にすばやく詰めます。例は芝浦機械の DEC150MT と DC400R2-EM、UBEマシナリーの UH2500、TOYOイノベックスの BD-1300V7EX、ビューラーの Carat 560 ⁠⁠⁠です
  • 低圧鋳造機:金型の下に溶湯を保ち、低い圧力で送り込みます。例は新東工業の LPD-Ⅱ です
  • 重力鋳造機(傾動式):金型を傾けながら、溶湯を重さで流し込みます。例は新東工業の GDCX-Ⅱ です

型締力の範囲

  • 芝浦機械の DEC150MT は、1,500kN ⁠⁠⁠です
  • 芝浦機械の DC-R2シリーズは、250〜850t ⁠⁠です
  • TOYOイノベックスの BD-V7EXシリーズは、125〜1,300t ⁠⁠です
  • UBEマシナリーの UHシリーズは、1,250〜9,000t ⁠です
  • ビューラーの Caratシリーズは、10,500〜92,000kN ⁠⁠⁠です

型締の動かし方

  • 電動型締は、CO2排出量を減らせます。芝浦機械の DC400R2-EM は、DC350R-M と比べて9.3%少なくなります
  • 油圧式は、TOYOイノベックスの BD-1300V7EX です。押出力は1,650tクラスです
  • 2プラテンは、型締のプレートを2枚にした作りです。ビューラーの Carat は、全長を最大2m縮めています
  • UBEマシナリーの UH2500 は、型開閉を電動、型締を油圧に分けています

低圧鋳造と重力鋳造の使い分け

  • 低圧鋳造は、アルミホイールやシリンダブロックに使います。新東工業の LPD-Ⅱ の保持溶湯量は、1,000kg ⁠⁠⁠です
  • 重力鋳造は、中子を入れるシリンダヘッドや足回りの部品に使います。新東工業の GDCX-Ⅱ は、最大800×800×600mmの金型を載せます

値段

  • 値段を公式に出しているメーカーはありません。型締力と、取出しなどの周辺機器をどこまで含めるかを決めてから見積もりを取ります
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