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GUIDE / AIR-RATCHET-WRENCH

エアラチェットレンチとは?ミニ型・標準型・メガネ型の違いと、差込角・トルク・価格の選び方

狭い場所のボルト・ナットを圧縮空気で回すエアラチェットレンチの3つの種類、インパクトレンチとの違い、差込角とトルクの見方、コンプレッサーとホース、公開されている価格をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

エアラチェットレンチは、圧縮空気で回るモーターでラチェットを回し、狭い場所のボルト・ナットを締める空気工具です。全長170mm前後のミニ型、角ドライブの標準型、ボルトをヘッドの歯車に通すメガネ型の3つがあります。ソケットの大きさ・能力ボルト径・ヘッドの入るすき間を先に決めると、型が絞れます。

エアラチェットレンチとは

エアラチェットレンチは、圧縮空気でモーターを回し、ラチェットの力でボルト・ナットを締める空気工具です。エアーラチェットレンチとも呼びます。自動車整備や工場の組立で、手が入りにくい所の作業に使います。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社ブランドで売るエアラチェットレンチを、各社の代表の型の単位で載せています。手で回すラチェットレンチ、電池で動くもの、打撃で強く締めるエアインパクトレンチは別です。

3つの種類

  • ミニ型は全長170mm前後で質量0.5kg前後です。東空販売の MR-2209 は全長165mm、ベッセルの GT-R10M は全長170mmです
  • 標準型は角ドライブで、差込角は9.5mm角か12.7mm角です。空研の KR-183 は全長263mm、信濃機販の SI-1435 は全長368mmです
  • メガネ型はヘッドの歯車の穴をボルトの頭にはめて回します。埼玉精機の U-220 はボルト貫通式で、貫通の差込角は17mmです

選ぶときの3つの点

選ぶときは「ソケットの大きさ」「能力ボルト径」「ヘッドの入るすき間」の3つを先に決めます。

  • ソケットは、手持ちに合わせて9.5mm角か12.7mm角を選びます。メガネ型はラチェット車やソケット歯車の対辺で選びます
  • 能力ボルト径は表の製品で8〜16mmです。瓜生製作の URW-12NB は参考値で16mm、信濃機販の SI-1435 は14mmです
  • すき間が狭い所は、ヘッドの寸法を見ます。ヨコタ工業の YRW-8NS はヘッド高さ13.0mm、埼玉精機の U-220 はハウジング高さ22mmです

トルクの見方

  • メーカーで出し方が違います。空研と東空販売は最大トルク、ヨコタ工業は0.6MPa時の参考値です
  • 瓜生製作の数字は空気圧0.4MPaのデータで、最大トルクはソフトジョイント締付け時の目安値です
  • 表示の最大トルクが最も大きいのは、東空販売の MR-2410B の170N・mです
  • KTC の JAR341 はツインハンマを積むインパクトタイプで、最大68N・m、実用56N・mです

締めすぎと増し締め

  • ヨコタ工業のラチェットレンチは、一定のトルクに達すると回転が止まり、ねじを締めすぎません
  • ヨコタ工業の RW-120 は、手で増し締めすれば高いトルクが出ます
  • ヨコタ工業の YRW シリーズは、締付け後に増し締めをしません。故障のもとになります

コンプレッサーとホース

  • 空研の KR-133A は1.5kWのコンプレッサーで使い、ホース内径は6.5mmです
  • 東空販売の MR-2410B は、ホース内径が6.35mmです
  • 瓜生製作の URW-8 は、推奨ホース内径が9.5mmです

値段

  • 値段を公式に出しているのは、埼玉精機・KTC・信濃機販の3社です
  • 埼玉精機の U-131 は35,000円(税抜)、U-220 は46,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • KTC の JAR341 は小売参考価格36,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 信濃機販の SI-1288 は定価52,000円(税込57,200円)、SI-1435 は定価64,000円(税込70,400円)⁠で⁠⁠⁠⁠す
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