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GUIDE / OIL-PURIFIER

浄油機とは?作動油・潤滑油の浄油機の種類(静電式・ろ過式・除水式・遠心式)と、水分・油量・粘度の選び方

作動油・潤滑油・絶縁油のゴミや水を取る浄油機の4つの種類、静電浄油機とフィルターの違い、水分と油量と粘度の見方を、メーカー公式の値でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

浄油機は、使っている油のゴミや水を取り、交換せずに使い続けるための装置です。油清浄機やオフラインフィルタとも呼びます。方式は静電式、ろ過式、除水式、遠心式の4つです。選ぶときは「取りたい汚れ」「油の種類」「油量と水分」の3つを先に決めます。

浄油機とは

浄油機は、作動油・潤滑油・絶縁油からゴミ、スラッジ、水を取り、油を使い続けるための装置です。タンクの横に置いて油を回すオフラインの型が多く、機械の回路に負担をかけません。

水を放っておくと、油の傷みが早まります。クリーンテックは、水分があると油の酸化が数十倍、数百倍の速さで進むと説明しています。

種類と違い

  • 静電式は、電気の力でゴミとスラッジを引き寄せて取ります。クリーンテックのEDC-R50N、トライボシステムのOCM-2000がこの方式です。
  • ろ過式は、ろ材やカートリッジでこし、ろ材によっては酸や水も吸着します。アメロイドのROT-8、トライボシステムのPEC-1212、三美テックスのLRS-210DH、大生工業のFP-1500S-1010がこの方式です。
  • 除水式は、コアレッサーや分離エレメントで水を取ります。クリーンテックのDH(DHS)-2KS、アメロイドのPTUフィルタ27/54、三美テックスのSCF-10がこの方式です。
  • 遠心式は、分離板を組み込んだ回転体の遠心力で水と固形分を分けます。三菱化工機の三菱セルフジェクターSJ-Hがこの方式です。

選び方

  • まず、取りたい汚れを決めます。スラッジなら静電式、酸も取るならPEC-1212のような吸着カートリッジの型、水なら除水式です。
  • 次に、油の種類を確かめます。EDC-R50NとOCM-2000はエンジンオイルを除く鉱油系、PEC-1212はリン酸エステル油と脂肪酸エステル油も対象です。
  • 水分を測ります。静電式の条件は、EDC-R50Nが200ppm以下、OCM-2000が250ppm以下です。水が多い油は、先に水を抜きます。
  • 油量を合わせます。トライボシステムの対象油量は、PEC-1212が2,000L、OCM-2000が24,000L、OCM-8000が96,000Lです。
  • 粘度の上限を見ます。EDC-R50Nは100mm²/s以下(40℃)、FP-1500S-1010は20〜200mm²/sです。DH(DHS)-2KSは68mm²/sを超える油の処理が難しくなります。

価格と手入れ

今回載せた製品に、公式の公開価格はありません。油量と汚れ方で機種が変わるので、油の種類と量を伝えて見積を取ります。

ろ材やカートリッジは消耗品です。三美テックスのLRS-210DHは、1回のエレメント交換で1年以上運転を続けられます。本体の値段と一緒に、交換の費用も比べます。

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