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GUIDE / PASTEURIZER

パストライザーとは?びん・缶・ペットを詰めたあとに殺菌するパストライザーの種類(トンネル式・バッチ式)と、対応容器・処理能力・殺菌温度の選び方

充填して栓をしたびん・缶・ペット・袋を温水シャワーで温めて殺菌し冷やすパストライザーの2つの方式、レトルト殺菌との違い、殺菌温度と時間の管理の例、ウォーマー・クーラーとの違い、日本のメーカーの対応容器と処理能力を、公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

パストライザーは、詰めて栓をした容器を温水で温めて殺菌し、冷やす装置です。パスト・クーラー、殺菌冷却機とも呼びます。容器を流しながらシャワーをかけるトンネル式と、まとめて入れるバッチ式に分かれます。選ぶときは「どの容器に使うか」「毎分何本流すか」「何℃で何分殺菌するか」の3つを先に決めます。

パストライザーとは

パストライザーは、充填して栓をしたびん・缶・ペット・袋を、槽の中で熱水のシャワーなどで温めて殺菌する機械です。全国清涼飲料連合会の手引書では、詰めたあとの殺菌を、パストライザーの低温殺菌と、圧をかけて加熱するレトルトの高温殺菌に分けています。

比較ページには、日本の会社が自社で設計・製作するパストライザーを1社1製品で載せています。中身を詰める前に液を加熱する殺菌機、レトルト殺菌機、代理店が売る海外の機械は載せていません。

2つの方式

  • トンネル式は、コンベヤで容器を流しながら温水シャワーで温め、殺菌し、冷やします。イシダテック、加藤製缶鉄工所、横浜機器販売、日進化工機の機械がこの方式です
  • バッチ式は、容器をまとめて入れて加熱・殺菌・冷却します。ラインにつながないので、コンベヤの工事が要りません。富山鉄工所の PHCB型がこの方式です

殺菌温度と時間

  • 温度と時間は中身ごとに決めて、シャワー温水の温度を記録します
  • 全国清涼飲料連合会の手引書には、管理基準の例として65℃、10分間と、85℃、30分間が載っています

対応容器と処理能力

  • イシダテックはビン・缶・ペット・袋に使え、ビン800本/min、ペット700本/minの納入例があります
  • 加藤製缶鉄工所は、ペット・缶・ボトル缶・びんの飲料と酒類に使えます
  • 日進化工機は、缶と瓶のほか、パウチを止めずに送る振分け装置も作ります
  • 富山鉄工所の PHCB型は、2m×3mの場所に置けるびん用の小型です

ウォーマー・クーラーとの違い

  • ウォーマーは、冷たく詰めた中身を常温に戻して、箱詰めのあとの結露を防ぎます。イシダテックのウォーマーは、缶ラインで最大2000本/minです
  • クーラーは、熱く詰めた容器を冷やします。富山鉄工所の PHCB型は、冷却工程だけでも使えます
  • 加藤製缶鉄工所のウオーマーは、25℃〜40℃に温めます

値段

  • 値段を公式に出している会社はありません。どの会社も、容器・能力・殺菌条件に合わせて作る受注生産です
  • 見積もりの前に、容器の種類と大きさ、毎分の本数、殺菌の温度と時間を決めておきます
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