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GUIDE / WELL-PUMP

井戸ポンプとは?業務用の井戸ポンプの種類(深井戸水中ポンプ・浅井戸と深井戸のジェットポンプ)と⁠、井戸径・揚程・電源・価格の選び方

工場・ビル・農場で地下水をくみ上げる井戸ポンプの2つの方式、浅井戸と深井戸の分かれ目、深井戸水中ポンプを井戸径で選ぶ理由、砂と電源の確かめ方、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

井戸ポンプは、井戸から地下水をくみ上げて送るポンプです。井戸の外に置いてジェットで吸い上げる陸上ポンプと、井戸の中に吊るして押し上げる深井戸水中ポンプに分かれます。選ぶときは「水面までの深さ」「井戸の内径」「要る水量と揚程」の3つを先に決めます。

井戸ポンプとは

井戸ポンプは、井戸から地下水をくみ上げて、工場の用水、ビルの給水、農業のかんがい、融雪に使うポンプです。

比較ページには、日本の会社が自社で作る業務用の井戸ポンプを、各社の代表の型の単位で載せています。家庭向けとして案内している井戸ポンプ、工事の排水に使う水中ポンプは載せていません。

2つの方式

  • 深井戸水中ポンプは、ポンプとモータを一体にして井戸の中に吊るし、水の中から押し上げます。例は、川本製作所のUS2形、荏原製作所のBHS型、テラルのMSUS型とMSU型、日立産機システムのPMUS形とPMUP形です
  • 陸上ポンプ+ジェットは、ポンプを井戸の外に置き、井戸の中のジェットで吸い上げます。例は、川本製作所のJF2形です
  • テラルは井戸用の給水ポンプを、浅井戸用(陸上)、深井戸用(陸上)、深井戸用(水中)⁠の⁠よ⁠う⁠に分けています

浅井戸と深井戸の分かれ目

  • 地上のポンプで吸い上げられる深さで分けます。川本製作所のJF2形は、浅井戸で吸込全揚程−7mまでです
  • 深井戸用のジェットを付けると、JF2形は吸込全揚程−12〜−35mまでくめます
  • 荏原製作所の解説では、渦巻ポンプと深井戸ジェットを組み合わせると、7m以上の深井戸から給水できます
  • それより深い井戸や大きな水量には、深井戸水中ポンプを使います。日立産機システムのPMUS形は、50Hzで全揚程20〜200mまでそろいます

深井戸水中ポンプは井戸径で選ぶ

  • まず井戸の内径を測ります。川本製作所のUSN2-405-1.5Cは、最小井戸径100mm用です
  • テラルのMSUS型は井戸径100mmから200mm以上、MSU型は井戸径75mmから400mm以上までそろいます
  • 荏原製作所のBHS型は、3Bから16Bまでの井戸に合わせて型をそろえています
  • 仕様表より太い井戸に入れると、モータのまわりの流れが遅くなり、冷えずに焼けるおそれがあります。川本製作所は、モータのまわりの流速を3.7kW以下で0.075m/s以上にするよう案内しています

砂と水の条件

  • くめるのは砂の少ない清水です。川本製作所のUS2形と荏原製作所の清水の条件は、砂の含有量50mg/L以下です
  • 川本製作所のUS2形はSiC軸受、テラルのMSUS型は電動機に砂が入りにくい二重構造で、砂に強く作ってあります

電源と沈める深さ

  • 深井戸水中ポンプは三相200Vが中心です。荏原製作所のBHS型は、45kW以下が三相200V、55kW以上が400Vです
  • 川本製作所のJF2形は、単相100Vと三相200Vから選べます
  • 川本製作所のUS2形は、1.5kW以下で最大70m、1.9kW以上で150mまで沈められます

値段

  • 値段を公式に出しているのは川本製作所のJF2形で、JF2-250Sの本体が143,000円(税込)⁠で⁠す⁠。井戸に入れるジェットは別に買います
  • 深井戸水中ポンプは、どの会社も井戸の深さと水量を伝えて見積もりを取ります
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