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GUIDE / SOKKOU

U字溝・側溝とは?U字溝・自由勾配側溝・スリット側溝・L形側溝の違いと、規格・サイズ・ふたの選び方

コンクリートのU字溝・側溝の種類(落ちふた式U形側溝、自由勾配側溝、管渠型・スリット・円形側溝、L形側溝⁠)⁠、JIS A 5372・5371と1種・3種の違い、内幅と深さ、ふたと荷重の選び方、価格の調べ方を、メーカーの公式資料と日本規格協会の案内をもとにまとめました。

2026年10月22日更新

この記事の答え

側溝は、道路や敷地のわきに埋めて雨水を流すコンクリートの溝です。断面がU字のものをU字溝と呼びます。工場で作る側溝は、U字溝(U形側溝)・自由勾配側溝・管渠型(スリット・円形)側溝・L形側溝の4つに分かれます。選ぶときは「車が上や横を通るか(1種・3種、T-25など)」「内幅と深さ」「勾配を現場でつけるか」の3つを先に決めます。

U字溝・側溝とは

U型側溝・U形側溝・道路側溝とも呼びます。工場で作ったプレキャストの側溝を、基礎の上に1本ずつ並べてつなぎます。道路の路肩や歩道、駐車場、工場や施設の敷地のまわりの雨水を集めて、集水桝や排水路へ流します。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るコンクリートの側溝を載せています。グレーチング(溝のふた)、ボックスカルバート、L型擁壁は別の比較にあります。樹脂・鋼製の側溝、農業用の水路だけの製品、現場打ちの側溝工事、家庭用の小型品、中古、商社が売る他社製品は載せていません。

4つの種類

  • U字溝(U形側溝):断面がU字の一般の側溝。上にコンクリートのふたやグレーチングを落として載せる。JIS A 5372の落ちふた式U形側溝は内幅250〜500mm
  • 自由勾配側溝(VS側溝・可変側溝):据え付けたあと底にコンクリートを打って、排水の勾配を現場で決める。側壁の高さを10cm刻みでそろえた製品が多い
  • 管渠型・スリット側溝:ふたと本体が一体の箱形・円形の側溝。上面のスリットやエプロンから水を取り込み、ふたのガタつく音が出ない
  • L形側溝:歩道と車道の境に置く断面L字の側溝。車道側のエプロンに水を集めて集水桝へ流す

規格と1種・⁠⁠⁠3種

  • JIS A 5372:鉄筋コンクリート製のプレキャストコンクリート製品の日本産業規格(日本規格協会。最新は2016年版⁠)⁠。落ちふた式U形側溝・上ぶた式U形側溝・L形側溝が入る
  • JIS A 5371:無筋コンクリート製のプレキャストコンクリート製品の規格。無筋のL形側溝はこちら
  • 1種:主に歩道に置く
  • 3種:後輪一輪50kN以下の車がまれに寄る、車道わきに平行して置く(ミルコンのカタログ)
  • 自由勾配側溝や管渠型側溝は、各社や協会の規格で作るものが多い。設計の荷重はT-25が多い

サイズの見方

  • 落ちふた式U形側溝は、呼び名(250・300・400・500)がそのまま内幅(mm)。300には深さ300・400・500mmの300A・300B・300Cがある(丸吉コンクリート工業の寸法表)
  • 長さは2,000mmが基本で、1,000mmを作るメーカーもある(ミルコン)
  • 深い溝は、PU側溝(深さ最大1,200mm)や自由勾配側溝(日本コンクリート⁠のVS側溝は深さ最大1,500mm)を使う
  • L形側溝は、松阪興産の製品で呼び250〜350・長さ600mm

ふたと荷重で選ぶ

  • 落ちふた式U形側溝には、側溝と同じ1種・3種のコンクリートふたを使う
  • 車が通る所や水を多く集めたい所は、T-25のグレーチング蓋を載せる
  • ふたのガタつく音が気になる住宅地では、ふたのない管渠型・スリット側溝を選ぶ
  • 狭い道路では、幅を詰めた側溝(和光産業⁠のDCT側溝は一般の側溝より100mm広く道路を取れる)や⁠、蓋面の幅が100mmのユニット側溝(ミルコン)⁠を⁠使⁠⁠⁠⁠う

値段の調べ方

載せた製品は、どれもメーカーの公式サイトに値段を出していません。同じ規格でも、運ぶ距離や本数で値段が変わります。内幅・深さ・長さ・ふたの種類・本数・届け先をそろえて、メーカーに見積もりを取ります。寸法表と販売地域は、メーカーや工場ごとに違います。

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