口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / RAILWAY-SLEEPER

枕木(まくらぎ)⁠と⁠は⁠?鉄道用のPCまくらぎ・合成まくらぎ・木まくらぎの種類と、寸法・強さ・耐用年数の選び方

線路でレールを支える枕木(まくらぎ)の役割と、PCまくらぎ・防振やラダーのPCまくらぎ・合成まくらぎ・木まくらぎの4つの種類、寿命と耐用年数、寸法、軌間とレールの重さ、木まくらぎの防腐処理を、鉄道総合技術研究所の資料とメーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

まくらぎ(枕木)は⁠、レールを下から支え、2本のレールの間隔(軌間)を保ち、列車の重さをバラスト(砕石)へ散らす線路の部材です。材料で、コンクリート(PC)・木・合成・鉄に分かれ、いまの線路はPCまくらぎが主です。選ぶときは「どこに敷くか(一般・分岐器・橋・直結)」「締結装置とレールの重さ」「どれくらい持たせたいか」の3つを先に決めます。

枕木(まくらぎ)⁠と⁠⁠⁠⁠は

まくらぎは、レールを支え、軌間を保ち、列車の重さをバラストなどへ散らす軌道の部材です。日本の狭軌は軌間1067mm、標準軌は1435mmです。

比較ページには、日本の会社が自社で作る鉄道用のまくらぎを、製品の単位で載せています。庭やエクステリアに敷く景観用の枕木材、中古品、締結装置などの部品だけの製品は載せていません。

4つの種類

  • PCまくらぎは、PC鋼材で前もってコンクリートに圧縮力をかけたまくらぎです。例は安部日鋼工業・愛橋・鉄道軌材工業・日本高圧コンクリート・富士ピー・エスの製品です
  • 防振・ラダーのPCまくらぎは、底に弾性材を付けたり、はしご形にしたりして、振動・騒音や沈下を抑えます。例は鉄道軌材工業のTK式有道床弾性まくらぎと、安部日鋼工業のラダーマクラギです
  • 合成まくらぎは、ガラス長繊維と硬質発泡ウレタンを固めた、木の代わりのまくらぎです。例は積水化学工業のFFU合成まくらぎ、綾羽工業のAWS、スミハツの合成まくらぎです
  • 木まくらぎは、防腐剤を加圧でしみ込ませた木のまくらぎです。例は小林三之助商店の木マクラギと、ザイエンスのサンプレザーOGT処理の枕木です

PCまくらぎの作り方

  • PC鋼材の張り方で、プレテンション式とポストテンション式に分かれます
  • 安部日鋼工業は、須賀川・滋賀・大牟田の3工場とも、両方の作り方で作れます
  • PCまくらぎは、日本では1951年に試験敷設され、国鉄とJRだけで累計3,500万本を超えています

寿命と耐用年数

  • 鉄道総研の資料では、木まくらぎの寿命は15年程度で、交換の原因の約70%は腐朽です
  • 合成まくらぎの推定耐用年数は、50年以上です
  • 積水化学工業は、FFU合成まくらぎの耐久性を30年以上(敷設箇所による)と案内しています

寸法と使う場所

  • 小林三之助商店の在来線用の並マクラギ3号は、2400×200×140mmです
  • 富士ピー・エスの分岐器用PCマクラギは、狭軌線のポイント部が長さ2000〜2400mm、クロッシング部が2600〜4000mmです
  • 分岐器や橋のまくらぎは、1本ずつ寸法が違います。図面を渡して見積もりを取ります

軌間とレールの重さ

  • 鉄道軌材工業のTK式PCまくらぎは、軌間1067mm・1372mm・1435mmの3つがあります
  • 板ばねクリップを替えれば、60kgから37kgまでのレールに使えます

合成まくらぎの重さと強さ

  • 積水化学工業のFFU合成まくらぎと綾羽工業のAWSは、どちらも比重0.74です
  • 綾羽工業は、AWSの曲げ強さを171N/mm²、犬くぎの引き抜き強さを25kNと公開しています
  • 現場で穴あけ・切断・釘打ちができ、木と同じように扱えます

木まくらぎの防腐処理

  • JIS A 9104は、木まくらぎに加圧で木材保存剤をしみ込ませる処理の仕様を決めた規格です
  • ザイエンスは、クレオソート油の代わりにナフテン酸銅のサンプレザーOGTで処理した枕木を、北海道・新潟・九州で作っています
  • 小林三之助商店は、普通注入から高温高圧注入・樹脂注入まで受けます

値段

  • このページの製品に、値段を公開しているものはありません。線区・形・本数を伝えて見積もりを取ります
  • 鉄道総研の資料では、合成まくらぎは1985年頃に、木まくらぎの3〜4倍までコストが下がりました
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉